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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十二章
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第四百四話 紅葉の不調の記憶

一件落着かな?

いやぁ…イヤな事が有れば嬉しい事も有るもんなんだなぁ…



帰り道、道雪から一言言われた。


「殿、一つお願いが御座いますが、よろしいですか?」

「ん?オレに頼み事か?珍しいな…オレに出来る事なら良いんだけど…」

「殿にしか出来ませぬ。」

「よし!!言ってくれ。断るかもだけど…」

「はい、殿にはこれまで通りで居て頂きたいのです。」

「はい?」

「ですから、言葉遣いです。殿は今やこの大陸一の権力者となっております。そんな殿が謙った態度はよろしく無いのです。」

「あ〜…なんだ、その…オレってそんな立場なの?」

「はい。ラナーのみならず、コトにおいても、殿は…殿個人は公方様や帝より上位に位置すると見ている者も少なく有りません。」

「はぁ?そりゃ無いだろ?コトはずっと、帝と将軍の二本柱で来てただろ?」

「はい、しかし、その上に主上陛下がいらっしゃいます、その夫が主上陛下と同格に見られるのは当然だとは思いませぬか?」

「まぁ…そんな風に見えなくも無いかな?」

「ならば、そんな殿が誰かに謙った態度を取るのはどぉかと思います。連合としても、主上陛下の直下の総代なのですから…」

「えと…うん、まぁ…言いたい事は解るけどさ?オレに威張った態度を取れと?そぉ云う事か?」

「そこまでは申しませんし、あまりにも威張った態度ですと、バカに見えますから…傅くのは主上陛下だけにして頂きたいと申しております。」

「礼を尽くすのは?」

「ソレはお立場としてしなければならない時もございましょぉ…されど、必要以上に頭を下げてはいけません。」

「結局、どぉすりゃ良いんだ?」

「私に対する態度のまま、他者と接して頂きたいのです。」

「ソレならずっとそぉぢやね?」

「まぁ、そぉですが…波津には…」

「ゔっ!!ソレは仕方無いだろ?なんか逆らっちゃダメって感じがして足がすくむんだから!!」

「そぉなのですか?貞淑な女性にしか見えませんが…」

「あ…うん、道雪はソレで良いと思うよ…あの人は確かに美人だけど、オレには怖い美人で、お前には貞淑な美人…ソレで良いと思うよ。」


と、なんか良く解らんけど、ほぼこの態度なんだけどなぁ…何が言いたかったんだ?

その後、お屋敷に帰り着いた頃には日も暮れて、夕食の時間になっていた。


「ただいまぁ!!」

「ただいま戻りました。」


それぞれ挨拶をして、履物を脱ぎ、玄関横から上がる。


「おかえりやよ。」

「おかえりなさい。」

「おかえりぃ!!」

「おかえりなさいませ。」


美少女と、美女に出迎えられる。うん、この幸せだけは手放しちゃダメだな。


「ほら、旦那様も道雪も、ご飯が冷めるやよ!!」


と、紅葉に手を引かれ、椿と楓に背中を押される。


「ほら、アナタも急いで下さいまし、鑑雪あきゆきも父上が居ないと寂しがっておりますわよ。」


と、おい、さっきオレに一言とか言ってた時の怖い表情かおはどぉした!?何デレデレしてんだよ!?アレが親バカなのか!?

仕方無い…鑑雪には体術仕込んでやる!!剣術は父親が仕込むんだろぉからな!!

文句言っても聞かないからな!?


「うぐっ…ちょっと…」


と、紅葉が気分悪そぉな…どぉしたんだ?


「大丈夫か?」


オレは紅葉を支える様に抱き上げる。


「…吐きそぉやよ…」


と、厠に駆け込む。食当たりか?


「楓、紅葉はいつからあんな感じなんだ?」

「お昼過ぎくらいかなぁ?急におえって…長様大丈夫かなぁ?」

「解らん…けど、なんか心配だな…」


オレ達が心配してるのを他所に、腹黒女官さんは何やらクスクス笑っている。

コッチの気も知らないで…いちゃいちゃしやがって…

その日の夕食は紅葉が気になって味が解らなかった…紅葉はやたらとカボスをかけていた。あんなにかけては無かったよなぁ…大分県の人か?←偏見?


「なぁ…いったいどぉしたんだ?なんか今日変だぞ?」


紅葉に問いかけたが、本人はどこ吹く風で、


「そんなに変かや?」


と、あっけらかんとしている。


「あぁ、さっきは吐いてたっぽいし、今はカボスをどっさりかけてるし…」

「うん…なんか酸っぱいモノが食べたくて仕方無いんやよ…」

「なんだそりゃ!?健康診断とかした方が良く無いか!?」


と、話してたら、腹黒女官さんが笑いながら、


「あらあら、天下の雷神様も奥様の事になると血相が変わりますのね?」


って、言って来た。


「茶化さないでくれますか?紅葉に何か有ったら…」


と、言っているのに被せて言って来られた。


「大丈夫ですわよ。特にご病気とかでは有りませんから。」


と、流されちゃった…


「いやいや!!なんか内臓とかの…」

「後でお話ししますから今はお食べになって下さいまし。」


ぴしゃりと言われてしまう…なんだよ?何かあるのか!?まさか…本当に命の危険とか!?

オレは不安でその日のご飯はほとんど喉を通らず、半分くらいしか食べられなかった…

食後に腹黒女官さんに呼ばれて、話を聞いた。


「さて、鑑連様、お覚悟は宜しいですか?」


オレと鑑雪と腹黒女官さんの三人だけの状況で勿体付けて前置きをする。


「覚悟も何も知らないと何にもなん無いでしょ!!勿体付けずにスパッと言って下さいよ!!」


オレは居ても立っても居られない様な感じで腹黒女官さんに詰め寄った。

そして、彼女の語った内容に愕然とした。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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