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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十二章
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第三百九十八話 叱られた記憶

何故ガッツリ関わらないのか…

書くのがメンドい?イヤイヤ…なんでも解決させちゃマズいでしょ?

鬼って居なくなってるハズだけどなぁ…



その日の日暮れ前、オレ達はお屋敷に着いた。


「ただいまぁやよぉ〜」


と、紅葉が声を上げた時、常駐している女官さんが大慌てで出迎えてくれた…ん?大慌て!?


「長様!!大変です!!すぐに執務室に!!皆さんも!!死の覚悟をしてから行って下さい!!」


死の覚悟!?なんか大事なんだけど!?何がどぉなってる!?

ワケも解らず、荷物は女官さん達に任せて、言われるがまま、紅葉の執務室に来た。


「は…入るやよ。戦支度は大丈夫かや?」


紅葉の声にオレと椿と楓は頷き、扉を開けて、紅葉を先頭に中に入る。

ソコには鬼気迫る勢いで仕事をしながら赤ん坊をあやす数体の鬼が居た。


「おや?お帰りになられましたか?」


一番強い鬼がそぉ聞いて来た…


「あ…うん、たった今…帰って来たやよ…」

「そぉですか…十日も四人で居なくなられると、思ったより仕事が溜まるモノですわね…教団でも蒲江さんを筆頭にてんてこ舞いでしたわよ?椿様は社務所に向かわれては如何ですか?」


と、話を振られた椿は、


「はっ…はい!!」


と、背筋をピンと伸ばし、踵を返して、執務室を出て行く。

うん、椿は椿で仕事が溜まってるんだろぉなぁ…ご愁傷様…ま、オレの村での仕事ってほとんど無いもんな…


「さて…何を我関せず見たいな表情かおをなさってるんですか?鑑連様?」

「えっ!?オレ?」


オレは自分を指差す。


「奥方と離れたく無いのは解りますが…十日以上も連れ回すとは何事ですか!!」


ピシャリと言われ、何も返せないけど…


「一応連れて行く旨は許可して下さいませんでしたっけ?」

「はい、ちょっと出て来ると仰ってましたわよね?」

「はい…」

「ちょっとって何日くらいかしら?道雪さん?お教え願えますか?」


と、いきなり話を振られて、道雪は冷や汗を流す。そりゃそぉだ。奥さんとオレの板挟みだもんな…大丈夫、オレは怒らないから…


「結論から言えば…三日…が限度かと…」


渋い声が震えてますよ?って…


「ちょっ!!まさかの裏切り!?」

「殿、波津は産後間も無いのですよ?」

「うぐ…」


道雪めぇ!!今度なんか嫌がらせしてやるぅ!!


「せめて楓様だけでも置いて行ってくれればこんなお小言は無かったですのにね?」


って、腹黒女官さんにすんごく良い笑顔でそんな事を言われた。いや…笑顔って脅す時の表情かおだっけ?


「しかし…ソレをすると楓が臍を曲げませんか?」

「ま、曲げるでしょぉね。」

「だったら意味無いかと…」

「私が臍を曲げるのは良いのですか?」

「ソレは…そぉ!!それこそ道雪の役目でしょ!?夫婦なんだから!!」


こんなに早く仕返しが出来るとは思わなかったぜ!?どぉだ!!

と、道雪を見遣ると…あ…鬼斬りの鬼が鬼の形相で睨んで来てる…夫婦なんだからソコは良いだろ!!


「そぉですわね…ま、鑑連様は良いとして。長様?」

「う…うむ…」

「何を考えているのですか!!」


って、すんごい大声で怒鳴り付けてる!?初めて見たんぢゃ無いかな?紅葉が怒鳴られてるトコ…


「な…何をって…旦那様と離れたく無くて…ダメだったかや!?」

「ダメに決まってます。十日以上も空ける事になるのは解っておいででしたよね?」

「う…うむ…そぉやよね…」

「ならば最初から仰っていて下さい!!」

「ひっ!?」


腹黒女官さんのあまりの形相と声に紅葉は小さな悲鳴を上げた。こんな縮こまった紅葉を見るのも初めてかも…小さな悲鳴を上げてるし…


「ご…ごめんなさいやよ…」


紅葉は小さな身体を更に小さくして謝っていた。コレも初めて見るな…」


「はぁ…仕方無いですわね…楓様。」

「はっ…はい!!」


びくっと楓は小さな身体をびくっと震わせた。


「ま、今回は周りの大人がこんなのばかりだったので仕方無いですわね…今回だけは見逃して差し上げますわ。」

「は、はい!!以後気を付けます!!」


と綺麗な礼をしている。


「さ、三人とも、溜まった仕事を片付けましょぉ?」

「「「はい!!」」」


オレと紅葉と楓は返事をした仕事に取り掛かった。

やっぱりこの村最強はこの腹黒女官さんなんだな…

ソレから五日間、オレ達はお屋敷に缶詰めになり、腹黒女官さん監視の下、仕事漬けの日々だった。

ソレは椿も同じらしく、社務所に行ったっきり帰って来ない日々が続いて…


「終わったぁ〜!!」


オレは自分に割り振られた仕事を終わらせた。時を同じくして、


「終わったやよぉ〜!!」


と、紅葉もまた仕事を終わらせた様だ。


「私も終わったよぉ〜…」


と、楓は半泣き状態になっていた。


「はい、三人ともお疲れ様です。さ、お風呂に入って、疲れを洗い流して来て下さいな。」

「「「はぁ〜い!!」」やよ!!」


と、腹黒女官さんから許しが出て、ゆっくりお風呂に入れるな…

と、お風呂の準備をした時、


「お、終わったよぉ〜…あっくぅ〜ん!!生きてるぅ〜?」


って、椿…いや、コレは弥生だな…が帰って来た。


「お疲れ様やよぉ。」

「お姉様、お疲れ様ぁ…私達も今終わったんだよぉ〜!!」

「お疲れ様、どぉだ?一緒にお風呂に行くか?」


と、三人で弥生を出迎える。


「うん…一緒にお風呂入るぅ…」


って、子供っぽくなっている。

そぉして、オレ達は完全に仕事から解放されたのだった。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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