表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十二章
395/760

第三百九十四話 急展開の記憶

将軍はなんで病気になったんでしょぉね?

まさかだったよなぁ…



「主上陛下、ご無沙汰申し上げております。」

「うむ、挨拶は良いやよ。それより身体は大事無いかや?」

「はっ、この前鑑連殿に診て貰ってからは健康そのもので御座います。」

「なら良かったやよ。あきつらから聞いた時は驚いたやよ。」

「はっ、ご心配をおかけしまして…」

「大事無いならそれで良いやよ。でも…原因はどぉかや?」

「はい、あの医師が怪しいと思い、御殿医に聞き取りをさせたのですが…」

「どぉだったかや?」


オレもソコが気になるんだよなぁ…


「はい、ソレが…死んでおりました…」

「なんぢゃと!?」

「まぢっすか!?」


オレも紅葉も言葉が変になったけど気にし無い。

しかし御殿医が死んでたか…


「それは自然死ですか?」


オレは疑問を口にした。


「いや、何者かに…心の臓に刺し傷が…」

「刺し傷!?殺人ですか…下手人は!?」

「ソレが一向に…」


と、将軍が言った時、


「目星くらいは付いているんぢゃないかや?」


と切り出した。


「ソレが…なんとも言えない状態でして…」

「なんでかや?」

「今、将軍職に就ける者達は皆、鑑連殿に任せられば大丈夫だと言いまして…」


ってなんか変な方向に話が向かって無いか?


「…私が倒れてからは実務を積極的にしてくれていたらしく…全て滞り無く進んでました。」


ん?何でだ御家騒動かと思ってワクワクしたのに…


「…で、その者達はどぉしてるかや?」

「はい、私が、回復してから皆で犯人探しに躍起になってます。自らの治める地域の事もあるのに…」

「ふむ、将軍の地位を狙っての事では無かったのかや…となると…」

「まったく解りかねますな…」


う〜む…なんだこれ?愉快犯的な感じもするんだけど、ソレにしては手が混んでて人も死んでるし…どっち道許される事ぢゃ無いんだよな…と、考えていたら、


「あ、ねぇ将軍様、一つ聞いて良いですか?」


って、椿が訊ねた。


「如何されましたか?」


将軍が聞き返すと、


「旦那様に大怪我を負わせた人はどぉなりましたか?」

「あぁ、本来なら死罪が妥当なのですが、今は盗賊騒ぎが有りまして、処分保留にして、一刻も早く捕まえる様に言っております。」

「そぉですか…まぁ、大体の犯罪者は認めないし、多少の拷問は仕方無いとは理解してますが…」


椿は今にも泣き出しそぉだ…如何に将軍と云えど、教皇は泣かせられないよね?


「はい、しかし、要職にある者が鑑連殿を見誤るのも如何なモノかとも、思います。相応の処分は必要でしょぉ…」

「そぉですか…」


と、椿は涙拭いながら言った。

しかし…相応の《処分》ねぇ…そこまではしなくても良いとは思うんだが…

と、話していると廊下をバタバタと走る音が聞こえて来た。


「公方様、例の医師が見付かりました!!」


と、知らない声が…そして、戸が開かれ、やっぱり知らない顔が…オレと同い年くらいかな?


「秀長殿、落ち着いたら如何かな?主上陛下の御前ぞ。」

「あ…コレは失礼致しました!!」


誰だこの人は?

そんなオレ達の気持ちを察したのか、将軍が、


「こちらはコト幕府御三家筆頭、坂上さかのうえ長秀ながひで本来なら私ではなく彼が将軍職を継ぐハズだったのですが…「ぜってぇヤダ!!お前がしろ!!」と、私に将軍職を押し付けた張本人です。」


いや…オレみたいな感じで押し付ける相手が居たとか羨ましい…


「…で、例の医師はどこに?」

「はっ、謁見殿にて発見されました!!」


へぇ、謁見殿にねぇ…誰がどんな思惑で将軍に毒を盛ったのかな?


「して、その者は?」

「四条親家様の庇護下に有りまして、今は手出しが出来ない状況に有ります。」


ん?親家が庇ってるのか!?


「ちょっ!!あの…長秀殿、その…どんなヤツか…そこは聞いておられますか?」


と、オレが聞くと、


「はっ、なんでも街道で倒れていたのを主上陛下達が担ぎ込んだとの事で.」


あ、アイツか!!


「長秀殿、オレが一緒に出向きます。主上陛下、よろしいでしょぉか?」

「うむ、あきつら、行って来るが良いやよ。」

「はっ!!」


と、オレは紅葉に一礼し、長秀殿と共に謁見殿に向かった。

その道中、長秀殿と話してみた。


「長秀殿は何故なにゆえ将軍職を断られましたので?」

「ん?あぁ…なんか国家元首とか面倒そぉぢゃ無いですか?地方の一国を預かるだけでもメンドいのに更にコトをとか…メンド臭過ぎてやってらんねぇっての。しかも主上陛下の相手!?イヤイヤ、勘弁して欲しいさ。吉宗から次期将軍にはコトの雷神の子を…と、相談を受けた時はたまげたよ。なんせそのコトの雷神が坂上田村麻呂の長子の子孫だと判明し、更には九尾の狐様の子孫でもあるとなると反対する理由が無くなるし、御三家と坂上さかがみ五家、田村五家全てが賛成して決まったんだ。更にその雷神の子を宗家として盛り立てよぉって意見が出てね。」


ソレから長秀殿なニヤリと悪い笑みを浮かべ、


「男でも女でも構わない!!早く子を為してくれよ!!」


ばんばんとオレの肩を叩きながら大声で笑い出した。


「あの…そこにオレの意思は?」

「ふむ、国家の決定に一個人の意見等無いに等しかろ?」


あっれぇ?なんかおかしいぞぉ?オレって子供と普通の親子関係が築けるのか!?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ