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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十二章
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第三百九十三話 帰り道の記憶

帰り道に何かあったんでしょぉか?

なんでそぉなるのかなぁ…



あとちょっとでみやこにさしかかるってトコまで来た時、


「なんだありゃ?行き倒れか?」

「うにゅ!?そんな感じだね…」


助手席の椿が同意する。


「ちょっと見て来るけど、何が有るか解らないから、みんなは車から出ない様にな。」

「うん…」

「解った。」

「充分気を付けるやよ!!」


三人の返事を聞いて、慎重に行き倒れの人に近付く。

近付いて解った。その男は腹を刺された様だな…息は…まだ有るが、辺りに血痕は無いし、足跡も無い…気配も感じられないか…


「紅葉!!すぐに光の法術を頼む!!間に合わなかったら死ぬぞ!!」


オレが叫ぶと、


「解ったやよ!!」


と、外に出て来て、男の腹の傷を中心に修復に取り掛かってくれる。まだ息が有るとは云え予断を許さない状態だし、周りも気にしなきゃならない。


「ふぅ…コレで多分もぉ大丈夫やよ。」

「ありがとぉ、この人は…取り敢えずみやこまで運んで事情を聞いてみるか…」

「なら謁見殿が良いやよ。」

「だな…そぉしょぉ…」


オレは男を抱えて、トランクに入ってて貰う。

大急ぎで謁見殿に行き、男を抱えて中に入る。


「あ、葵さん!!悪いけど布団の用意を!!」


葵さんはオレが抱えてる男を見て、少し慌てて、


「解りました!!」


と、すぐにふとを用意してくれた。


「鑑連様、この者は?」


親家が出て来て、そぉ訊ねて来た。


「あぁ、帰り道で拾ったんだが…腹を刺されて虫の息だった。助けられそぉな命は出来るだけ助けたいからな…」

「そぉですか…数万、数十万の命を屠った人の言葉とは思えませんが…」

「おい…その話は止めてくれないか?オレがヤったのは犯罪者や敵対したヤツ等だけだろ?殺人鬼みたいに言わないで欲しいな。」

「ソレは失礼しました。それはソレとして、この男はどぉします?」

「取り敢えず…奉行所に連絡して身元確認が先…かな?」

「解りました。その様に手配致します。」

「さて、オレはオレで城に行って来るか。将軍も回復したし、ゆっくり見舞って来るよ。」

「はい、主上陛下と教皇猊下と代理様は?」

「黙って行ったら怒られるかな?」

「そりゃぁもぉ…」

「そりゃ百万の敵より怖いな…多分親連ちかつらのトコだろ…」

「おそらくは三人で甘やかしまくっているかと…」

「しょぉが無いな…ぢゃぁ、顔を出して将軍のトコに行って来る。後は頼んだぞ。」「はい。」


と、オレは親連の部屋に行くと、ハイハイをしてる親連が…


「うんうん、立派に成長してるやよ!!」

「私も早く産まれないかなぁ…」

「私は…どぉだろ…まだまだ子供だからなぁ…」


紅葉と椿と楓はそれぞれの感想を漏らしながら、親連の成長を眺めている。


「おぉ!!親連!!もぉハイハイしてるのか!?」


オレが声をかけると三人が振り返り、


「のぉ、あきつら…わっちはいつ孕むのかや?」

「私も早く欲しいんだけど?」

「私はまだ解んないから…」


って、二人に詰め寄られ、一人は落ち着いた感じで言って来る。


「うん、鈴鹿御前の話ぢゃいつ妊娠してもおかしくは無いらしいんだけど…って、それも大事だけど、ちょっと将軍を見舞いに行って来る。この前床に伏せっていたから…」


オレの言葉に空気が変わった。


「ほぉ…ソレはまた何故かや?」


重く鋭い声を紅葉が発した。


「さて…寄生虫もいたし、少々毒も盛られていた感じだし…」

「わっちも行くやよ!!」

「「私も!!」」


と、結局みんなで行く事になった。


「行ってらっしゃいませ。」


と、葵さんに後は任せて、オレ達は城に歩いて来た。


「浪人が何用だ!!」


って、門番さんに止められた。


「あぁ、病み上がりの将軍の見舞いに来たんだが?」


と、正直に答えてあげる。確かに今の格好は浪人風だからね。


「な…何の事だ!!」

「わ…ワケの解らん事を!!」


ま、認めるワケは無いよな。

オレは懐からオレの身分を表す丸に鑑の字が入ったメダルを出す。


「ソレは?」

「アレ?聞いて無い?」


一人の門番さんは何の事か解って無いみたいだけど、もぉ一人は解ってるみたいだね。


「失礼致しました!!どぉぞお通り下さい!!」


と、構えてた棒を下ろし、頭を下げてくれる。


「おい!!良いのかよ!?」

「バカっ!!死にたいのか!?こちらはラナー総大名、松岡鑑連様だ!!」

「えっ!?あのコトの守護神?雷神、松岡鑑連様!?」

「解ったら頭を下げろ!!」


コトの守護神ってなんだ!?


「通るやよ?」

「はい!!」


紅葉の一言に門番さん達は恐縮しまくり頭を下げたまま見送るのが精一杯だった。

ごめんね、ソレらしい格好して無くて。

ソレからオレ達は一路将軍の執務室を目指した。

案の定、将軍は病み上がりなのにバリバリ仕事をしていた。


「体調はもぉ大丈夫なんですか?」


執務室の外からオレが声をかけると、


「ん?あぁ、大丈夫だが…誰だ?」

「オレの声を忘れましたか?」


と、執務室の中に入る。


「おぉ、鑑連殿か!!その節は世話になったな!!さ、そんなトコに立って無いで入ったらどぉだ?」

「なら遠慮無く…」


と、奥さん達も一緒に中に入る。


「んな!?主上陛下!?教皇殿!?代理殿!?」


と、将軍は驚くけど、


「オレが来たんだから一緒に来てても不思議は無いでしょ?」


と、いたずらっ子みたいにウインクしてあげた。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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