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第二十四話 法術の記憶

どれだけ鍛えたいんだか…

アレからまた半年かぁ…



帝と将軍の断罪後姫島の村に戻ったオレはソレまで通り、午前中と空いた時間に、法力の訓練をし、午後は兵達に訓練を付けていた。

夜が多少違ったかな?何故か隣には紅葉が…オレの理性の限界は近いかも…まぁ、相手も理性の限界を望んでいる節は見えかく…隠しては無いな…丸見えだが、早々に乗るのは安く見られそぉで…はい、ごめんなさい!!どぉせ意気地無しのDTですよぉだ!!

コレで満足ですか!?

ふぅ〜んだ!!拗ねてやる!!


と、まぁアホな事はやめておき、昨日紅葉に、法力の放出量や総量を見て貰ったら…


「あきつらはアホかや?そこまで鍛えられた法力は三重ちゃん以外にはそぉ居らんやよ?」


とのお墨付きを頂いた。

一般人から見たらソコソコのバケモンらしい…普通の人間なんだがなぁ…


「毎日力尽きるまで法力の鍛錬を何度も繰り返した!?アホの所業やよ!!」


とか紅葉に言われた…アホって…泣きたくなる。

まぁ、その甲斐あってか式具や式苻の使い方も上達した。ってか普通に使える様になった。

ここまで来れば後は法術も…となるのが人情だ!!

紅葉の空いた時間に手解きしてもらう約束をした。

夜は寝るから昼間に時間が取れたらである。

夜のいちゃいちゃな一時は楽しいから良いか…

法術は法力を体外に放出する技法で、その際に自分の特性に合った形になるらしい。

前に見た炎の矢や氷の礫とかがソレらしい。

ん?オレは身体強化に使ったが?


「前にも言ったけど…知らない技法やよ?」


だそぉだ…解せぬ。

まだまだ試されて無い事が多いのでは無かろぉか?

色々と試してみる価値は有るぞ。

ソレはそぉと、法力の放出の基礎を習ったので試してみた。

放出で現れる現象は、火、水、氷、風、土、光、闇、幻、雷、の九つらしく、九尾の狐様はその全てを操った最強の聖獣様なんだそぉな…

この中で先に挙げた物から適性者が多いらしい。火は当たった周辺だけは燃えるがソレ以外には燃え広がらないらしい…普通の火ぢゃ無いんだなぁ…

最後の雷が一番発現率が低く、強力なのだそぉな…使える者も歴史上まだ一人も確認されて居ないらしい…

そんなんで良く解ったなぁ?と疑問に思っていたら、九尾の狐様が使ってたからだそぉな…

紅葉も、火、水、氷、風、光、の五つが使えるらしい。因みに、三重さんは氷、風、闇、の三つだそぉな…

尻尾の数と同じらしい。

ヒトの場合は無いか一つらしい。

オレはどぉなんだろ?

放出はコレ迄のダダ漏れな感じでは皆ほぼ変わらないので、圧縮して一ヶ所から出す様な感じでするのだそぉだ…

早速試したくなった!!屋内では無く外で…

指先からのみ法力を絞り出す様に…

左手の人差し指に意識を集中…

……

………

ぷはぁっ!!

そんな直ぐには結果は出ないよなぁ…

なぁに、時間はあるんだ!!

暫くやってみるさ!!力尽きるまで!!


そんなアホな事を繰り返す事二ヶ月…

適性の兆候が、現れた!!

その兆候を手放さない様に意識して行う…

その日はそれ以上何も無かった。早る気持ちを落ち着けて、紅葉を腕枕して寝る。

毎夜のピロートークは自分の鍛錬の成果や兵の上達具合、鑑鎮からの書状や秀成の環境等大凡おおよそ色気とは掛け離れている。

本来ならエロ展開が有って然るべきなんだが…まだまだ無いかな?


ソレから更に一ヶ月…

遂にやりました!!法術の完全なる発現が実現しましたよ!!コレには紅葉もおったまげた様子だ!!そりゃそぉだ!!オレの適性は…


「たった三ヶ月でこんな大きな出力で法術が使えるなんて…わっちより出力が大きいやよ!!しかも…雷とか…九尾の狐様以来やよ!!」


半分程、呆きれが見える。

そんなにおかしな事だろぉか?

しかし、雷かぁ…刀に流せないかな?早速試した!!両掌から少しずつ雷を流して…全体に帯電させる事に成功した!!

あまり多く流す必要も無く、持続時間も充分長いだろぉ、流すのを止めると刀の帯電も無くなった。

ココまでくれば後は…雷で刀を形作れ無いか?と思うのが世の常だろぉ…

そんなアホな発想をしてから一ヶ月…


「もぉあきつらの所業には驚いてやらん!!」


なんか紅葉が意地っ張りになってしまった…

ほっぺ膨らませてそっぽ向いて…可愛いからやめなさい。

オレ以外にそんな表情かお見せない様に。ほっぺをツンツンしてみる。


「いきなり何するんやよ?」

「イヤ…可愛いからつい…」


ボン!!っていきなり顔が真っ赤になり、痛くないポカポカパンチの連打をされる。照れ隠しかな?甘んじて受け入れる。

雷だけで刀を形作る…思ってたよりあっさり出来た。まぉちょい苦労すると思ったんだが…


帝と将軍の一件から半年が過ぎた。

京からの使者の書状にて帝の崩御と後継の決定が記されていた、更に将軍も新しくなっており、主上陛下にお目通り願いたいとの内容らしい。

紅葉に誘われオレも行く事になった。

京では将軍や帝の更に上の立場の主上陛が居る事も公表され、主上謁見殿なる建物が完成したらしい…

京での宿泊施設も兼ねているんだとか…

至れり尽せりである。

法術は完璧?イヤイヤまだまだ奥は深そぉ…

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