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第十七話 三本角の鬼の記憶

前回からの続き回です。

皆んな地獄の特訓は嫌なんだそぉで…

集団戦だなぁ…上手く立ち回らなきゃ…



鬼が見えて来た!!


「弓隊!!構えてドンドン射てぇ!!」


指揮官の久清が叫ぶ!!

彼は武より将に向いてるっぽかったからそっちも訓練してみたら、オレより頭が良いので直ぐに追い抜かれた…ま、オレはそっちには向いて無いから良いんだもん!!

矢はドンドン飛んで行くがその大半は鬼に刺さらず、弾かれたり外れたりしているが、ソレで良い。

矢は、対集団戦に一番威力を発揮する。

今はその効果の程が解れば良いのだ!!


ソロソロ矢が尽きそぉになるが…


「法術!!式術!!よぉい!!………射てぇ!!」


号令の下火の矢や氷の礫等が飛んで行く。

先程の矢に引火したりで多少の傷を負わせている。

一匹に集中出来ればまた話は違うだろぉが今回は五匹も居るのだ。

仕方ないだろぉ…

さて、鬼との距離が大分近付いた所で…


「射ち方止めぇ!!接近戦用意!!敵は五匹!!五人一組みで囲み何隊かで交代しつつ各個撃破!!」


ココからは行き当たりばったりだなぁ…

ちゃんと戦術が学べれば良いんだが…

まぁ紅葉さんが居れば力押しが出来るらしいからその辺の伸びが少ないんだろぉなぁ。


「一匹はオレが貰うから、後は何とかしてみてくれ!!」


久清に、そぉ言い残し前線に躍り出た。

さてオレの獲物は…

あの一番デカいヤツにするか!!

なんだかドキドキして来た。

去年との違いを示せるからかな?

オレは法力の流れを体内に意識して、皮一枚下に張り巡らせた。

力が三割増しに感じたり、即死級のケガも擦り傷程度に抑える事が出来る優れものだ。

とは云え、実際出来たのがオレしか居なかった…解せぬ。

紅葉さんすら出来なかったのだ。良いよ出来なくても貴女はオレが護るから!!


このデカいヤツ…他の鬼と違い、角が三本も有る…変異?後で聞いてみよぉ。


さてこの鬼は一匹だけ金棒を持ってる!!

やっぱ鬼と云えば金棒だよね!!

今までのヤツ等が間違ってたんだよ!!

丸太だったり何も持たなかったり!!

鬼なら金棒!!

コレこそ日本人に対する礼儀だろ!!

ごめんなさい、取り乱しました。

さてココからは真面目に三本角をどぉ斬るか…

コイツだけここまで無傷なんだよなぁ…被弾がゼロならまだ解るが…全て弾いてたならオレが不利かも…

だがそんなヤツが皆んなのトコに行けば、どぉなるかは、火を見るよりも明らかだ!!

この腰の千鳥が通じれば良いが…

取り敢えず、間合いを詰める。ヤツがどぉ動くか…


「グガぁ〜!!」


鬼が吠えたのと同時に、一足一刀の間に詰まり、鬼が動いた。

金棒を、上から振り降ろした。

オレの脳天をカチ割るつもりだろぉ。

しかし何の捻りも無い一撃は簡単に右に躱し、すれ違い様に抜刀し居合いの一撃を入れてみた。因みに戸次流では、居合いは[紫電]と呼んでいる。

確かな手応えは有ったが斬れた手応えでは無く、表面の皮だけを撫でた感じだ。

居合いの一撃は片手での一撃だ、ソレでヤれなくても当たり前と思う事にした。

いざとなれば鬼には[家庭の医学]と云う回復術があるからだが、今回は使わせずに斬り捨てちゃる!!

決意も新たに向き直る。

刀で薄くだが切れ目が入る。一撃必討なら[家庭の医学]とか使えない。

臓器破壊での即死狙い。なら狙うは心臓への突き。ソレ以外には考えられない。

問題はソコまでの過程か…


「ガアァ〜!!」


力強く大きな威嚇の声。おれを単なる餌ではなく、倒すべき敵とでも思ったか?


足払いの様な蹴りが飛んで来た。

普通の人間相手なら刀で蹴りを防ぎながら斬るんだが…いかんせん、この図体に硬い皮膚…刀のが痛みそぉだわ…

だから、後退しつつ避ける。振り下ろしの腕も横に周りながら避ける!!

チマチマと切り傷を与えてはいるが、あまり効果的では無い様子。

それでも多少は動きが鈍るが…

余りにオレが避けるので、鬼もたまらず金棒を振り回して来た。しかも速い!!

オレよりデカい金棒…重量も推して知るべし、あんなの当たっただけで普通に死ねるわ!!脅威以外のナニモノでも無いわ!!

って事で反撃開始!!

コレまで見てて解った事が幾つかあるが、一番は、コイツ等の肉体構造自体は人間と同じだと云う事。まぁ硬い皮膚に筋肉でとても人間と定義したくは無いが…

だが、ソレなら急所も同じ!!

ソレさえ踏まえて…金棒をまた避ける。まったく…フィクションの怪物みたいに空気を読んで、考えが纏まるまで動くなよ…現実ぢゃ無理か…

また金棒を避けたが、今度は後ろを取れた!!アキレス腱目指して刀を振り抜く!!結果は半分くらいしか斬れなかった…ホント硬い。法力で強化して無ければ…と思うと、ホントにイヤになる硬さだ。


「ガッ?ガァ〜!?」


だが立っていられなくはした。後は…

をいをい…今更逃げようとかしないでもらえますかぁ!?

何か目に恐怖の感情が見えるんだが?

お前等が平和な村に侵攻しといて旗色悪くなったから逃げるので見逃して…ってか?

甘ぇよ?

這いずって逃げる鬼の頭を踏みつけ睨む。

鬼は完全に戦意喪失…見逃して貰えるとか本気で考えてそぉ…

頸椎の継ぎ目に刀を刺し、神経を斬る!!

それだけで身体は勝手に暴れるが、すぐに収まる。

自分の意思で身体を動かせない。痛みも何も感じない。そんな状態になっただけ。

いきなり神経つながったりしたらイヤなので、心臓も刺してその生命活動を完全に止めた。

さて…他はどおなってるかな?

まえの鬼より強いハズなんだが…どぉでしたか?


感想やツッコミやオレに対する誹謗中傷、お待ちしております。

書いてる途中で寝落ちてた…

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