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第十一話 招かれた記憶

一人目のメインヒロイン登場!?

まさかの村長むらおさだったなぁ…



翌日、目が醒めてから身体の調子は絶好調だった!!温泉と美少女の癒やしのヒーリング効果の医者要らずは凄まじいな…

朝食を頂いた席での事、鯛生さんから、思わぬ話をされた。


「なぁあきつら、今日は村長むらおさからこの前の鬼の件の話が、広場であるらしいから一緒に行くぞ。」


血生臭かったのを憶えている。

何度もヒヤリとさせられた。

肉体疲労が限界突破した。

死者が何人も出てた。知らない人だったが憤りは覚えた。

子供を助けたが、気絶した。

家庭の医学が有り得ないくらい効果的だと知った。


「ソレ、オレみたいな他所者が行ってもいいモノなんですか?」

「そんなもん、第一功労者が居ねぇと始らんだろ!?」

「オレが、第一功労者?」


オレの疑問に三重さんが堪らず応えた。


「あきつらさんが居なければ、全滅も有り得ましたよ?鬼一匹でも多大な犠牲を伴いますが、ソレが村長不在の時に三匹も…

一匹はいつの間にか血溜まりに倒れてましたが、他の二匹の内一匹をあきつらさんが引き付けて下さらなかったらどぉなってた事か…」

「ってぇ事だ!!あの時の指揮者が言うんだ!!自信持って行こぉぜ!!」


バシバシ背中を叩かれ、むせながら…


「あの時、アンタはドコに居たんだ?」

「ん?周りの有象無象と一緒に混ざってたぞ!?」


夫婦の力関係そのままだったって事か…

話を納得して同行を了承した。


食後、三重さんは何やらしなくてはならない事が有るらしく先に出た。


オッサン、千代ちゃん、オレの三人は連れ立って広場に来た。

既に相当数の人が来ててザワザワしている。

やはりどんな話しか気になるのだろぉ。


「おい!!鯛生!!お互い生きてて良かったなぁ!!」


ケモ耳オッサン同士の抱擁…そんなシーン誰得だよ!?

このシーンは削除して欲しい…


オッサンは他の人達とワイワイし出したのでオレは千代ちゃんちゃんと手を繋ぎ、始まるのを待っていたら…


「あぁ〜!!この尻尾の無いお兄ちゃんだよ!!さっき話してた、鬼殺しは!!」


元気の良い男の子の声がした。


「鬼殺し?」


不思議そぉにオレを見上げる千代ちゃんは、オレに何の事かと目線で訴えて来た。


「なんの事だろぉね。」


否定も肯定もせずに千代ちゃんの頭を撫でた。

鬼殺し発言の子供の話を聞くに、最初に対峙した家庭の医学鬼との戦いを見てたらしい事が解った。隠れてろよな…


そぉこぉする中広場に設けられた高台に顔を隠した何本かの尻尾のある子供?が現れた。


『みなさん、わっちの不在の時に鬼の襲撃があったと聞きました。

死者も少なからず出たと聞き及びます。』


何処かで聞いた事がありそぉな凛と透き通った声で村長であろぉ人が話し出した。

人々は水を打った様に

静かに聴き入っている。


『三匹もの鬼の襲撃の中被害が最小限以下に治められた要因に、っ国の戦士の助力があった、との報告も有りました。

外つ国の戦士には後程正式な使者を立て、わつち等九尾の狐様の子孫の名に恥じぬ礼を致しましょう!!』


その言葉に人々は大歓声を上げた。

かなり誇り高い一族なんだろぉなぁ。


そんなこんなで村長の話しも終わり、みんな家に帰ったり仕事に行ったりした。

オレは千代ちゃんと一緒に家に帰る。


家に帰り暫くすると三重さんが帰って来た。

そしてオレは上質な紙包みを渡された…


「コレは?」

「村長様からの招待状ですわ。」

「なんで三重さんが?」

「正式な使者ですもの。」

「…三重さんて何者?」

「ソレも村長様にお会いになれば解りますよ。」


ニコニコしながら明言は避けていた。



三重さんに連れられ村で一番大きなお屋敷に来た。

入り口前には門番が…ってか鯛生のオッサンが居た。何で?


「おっ!?来たな?村長様がお待ちだぞ。」


三重さんは当たり前の様に、そのまま門をくぐり、中に入る。

オレも慌ててその後ろに続いた。


暫く歩くと一つの部屋の前に着いた。


「此処からは、あきつらさんお一人で行って下さい。」


何か心細いが仕方ない…


「はい。」


と言い戸をコンコンと叩いた。


「ふむ、入るがよろしかろ。」


先程広場で聞いた声が返事をくれた。

その声に従い戸を開けて中へ入り一礼し。


「本日はお招きに預かり恐悦至極に存じます。」


家からの道すがら三重さんに教えられた挨拶をした。


「その様な硬い挨拶は無用ぢゃ、ゆるりとしてたも。」


此処までは三重さんの話し通り、今後の展開に因って話が変わるらしいが…

村長は執務机から離れ、応接セットの様な所に移動しつつ、


「何時迄もそんな所に居らずにこちらに座ってたも。」


と、オレを椅子に座る様促して、自らはお茶の用意をしていた。

お茶の用意が終わりオレと村長は向かい合って椅子に座っている。

そして、村長の話しが始まった。


「初めましてでも無いが、名乗るのは初めてかな?

わっちが村長の紅葉やよ。」


顔を隠してた布を外しながら自己紹介したのは、オレと混浴をし、按摩をしてくれた、少し歳上っぽい赤毛の少女だった!!

立場と見た目年齢に因果関係は無いらしい。

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