第百六話 合流の記憶
新たな評価ありがとうございます。
追いついたなぁ…
その日の夕方になって遥か前方に煙が見えた。戦闘の煙か煮炊きの煙か…
「前方の煙まで行くぞ!!」
『おぉ〜!!』
みんなやる気あるなぁ…オレは若干下がり気味のモチベーションたったのに…
暫く行くと煙の正体が見えて来た!!二百人程度の集まり…コト最強の攻撃部隊九尾軍だ!!
先が見えたらみんな元気が出たみたいだな。
向こうもこっちに気付いた様だ。
兵士の前まで来て、馬車を降りる。
「あ、師匠!!お待ちしてました。」
狐人族の兵士がオレを見て声を上げる。
「あぁ、長様は?」
「こちらです。」
「あいよ、菊千代と勝四郎は着いて来い。」
「はっ!!」
「他のみんなは野営の準備だ!!」
『おぉ〜!!』
気合い入りまくりだな…なえるわ!!
オレ達は紅葉の所に通された。
「長様、鑑連様がおいでになられました!!」
「ホントかや!?早く通すやよ!!」
「お待たせぇ…」
オレが陣幕に入るや否や二人の美少女が抱き着いて来た。紅葉と椿だ。
鎧のせいで、幸せの膨らみの感覚が解らない…普段着で来れば良かった…
後ろで菊千代と勝四郎が羨ましそうにオレを見ている…今は見ないでくれぇ!!
「寂しかったやよ!!」
「旦那様が居ないと寝れないんだよ!!」
なんかお怒りの様子だが…
二人を抱き締め頭を撫でながら、
「ごめんよ、今日は一緒に居るから、元気出して。」
って言ったら違う元気を出させた様で、モジモジされた…
そっちも必要なのか!?明日から殺し合いになるんだけど!?
「あのぉ…」
「オレ達、お邪魔なら後で来ますけど?」
菊千代と勝四郎が遠慮気味に聞いて来た。
「いやいや、現状を説明してくれ!!」
「はぁ…ラナー軍先遣隊二千到着しました。」
「現在後方にて野営準備中です。」
二人はなんか投げやり気味に言っている…そりゃこの状況でやる気出ねぇよなぁ…
「解ったやよ!!二人は道雪と合流して指示に従うやよ。わっちと椿は…」
「旦那様とお話があります!!」
「はっ!!」
二人はいちゃつき出すオレ達を残して道雪の所へ行った。
「久清達は置いて来たよ、久清には外交をさせてる。」
「ソレはソレで大事な報告なんだけど…わっちと椿にはもっと違うモノが要るやよ。」
「そぉです!!旦那様成分が不足してます!!」
「ソレはご飯の後でね?」
「むぅ…」
「ふにゅぅ…」
二人共唇を尖らせてそっぽを向いた。可愛いから止めなさい。
ソレから、隊の編成の確認だ。ソコはオレと、道雪と、菊千代と、勝四郎で行う。
「オレが預かる九尾軍は偃月の陣が一番合うと思うけど…ラナー軍は?」
「相手の人数に因りますな、理想は鶴翼ですが、二千ですとそこまで広げられませぬな…少々横に広げた魚鱗の陣が最適でしょうな。」
「問題は鬼がどれだけ居るか…だな。」
「村に五人も来ている事からもかなり鬼を作れると見て間違いないでしょうし…」
「また初っ端からぶちかましてやるか!?」
「そぉで無いと人数的にキツいでしょうな。」
「なぁ、相手の方がやっぱ人数多いのか?」
菊千代が聞いて来た。
「そりゃそぉだろ?」
「此方は急いで二千二百、後続の遊撃軍でも二万までは望めまいて。」
「対して向こうは準備万端で向かって来ている…万は超えてるだろぉな。」
「勝てるんでしょうか?」
今度は勝四郎だ。
「大丈夫ぢゃ無いかなぁ?」
「前は二万を二百で押し切りましたしね。」
「はい?」
「なんですと?」
「ラナーとの戦ではコッチの攻め手が九尾軍二百対ラナー軍二万でほぼ殲滅させた。」
あ…菊千代と勝四郎が思考放棄しやがった。
「鬼も十匹程居ましたな。」
「四本角や三本角も居たなぁ…」
あ…コイツ等聞いちゃいねぇ…
「おい!!聞いてんのか!?」
「えっ。あ…はぁ…なんか百倍の戦力差を覆した様な話が聞こえて…」
「事実だぞ?主上陛下と殿が殆ど屠ったがな…」
「んな!?たった二人で!?」
「どぉやったのです?」
勝四郎のが冷静だな…
「法術ぶっ放した。」
「どんな式具をつかったんですか!?」
「は?」
「そんな大勢を屠るとか聞いた事無いのですが…」
あ…法力はあっても鍛えて無いから解らないのか…
「自分の力だけで放つんだ。今度訓練してやろぉか?半年くらいでそこそこ使える様になるだろ。」
「半年もかかるのですか?」
「それだけの価値はあるぞ。」
「それで上手くいくのは殿と椿殿くらいですよ。」
「そぉなのか?」
「九尾の狐様の血を引いて無ければ不可能な事ですよ。」
道雪の言葉に菊千代が驚いた。
「何ですって!?殿には尻尾が有りませんが!?」
「ん〜なんでだろな…紅葉とも遠い先祖は同じらしいけど、何かあるんだろ?」
「そんなもんですか?」
「だろ?」
と話していて気になった事を尋ねた。
「阿久良は来てないのか?」
「村の防備の要として置いて来ました。他の鬼も来てませんよ。」
「そか…ゴヒョウを占領したら呼ぶか?」
「それが良いでしょうな。」
そぉ、ゴヒョウでも鬼を研究していた…そこを潰さなきゃダメだし、遺跡も探さなきゃな…
そぉして話し合いが終わり、オレ達は夕ご飯にありついた…もぉみんな食べた後だったので余り物だが、それでも有るだけありがたい。
オレは紅葉の陣幕に来た。
「お待たせ、オレ一人だけど、入って良い?」
「待ち侘びたやよ。早く入って来るやよ!!」
返事がして、中に入ると…陣地の真ん中でなんつぅ格好を…あきつらくんが一瞬で元気になりやがった…
「さ、旦那様、そんなの外して下さい…」
「イヤ、ココで気を抜くのはダメだよ?」
「大丈夫やよ。相手も暫く向こうで待機やよ。服部丹波から連絡があったやよ。」
「何かあったらすぐに伝令が来るらしいよ。」
「なら多少は良いのかな?」
「早くしないと敵が来るやよ?」
「待ち切れないと他の人に頼むかも…」
「それだけはダメ!!」
戦場なのに…ごめんなさい…今日のオレは溜まりまくってるから野獣でした。二人に三回ずつ出しちゃいました。二人は満足したみたいにピクピクしている。二人共お漏らししてました。本当に場を弁えずすみませんでした!!
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お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。




