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拝啓、くそったれな神様へ  作者: なっなな〜
ループする世界
15/45

ループしているらしい

間違えて投稿してしまいました(゜ロ゜; 三 ;゜ロ゜)

これが本文になりますっ!!








「キャァァァァァアアアアアァ!!!!!a1n51t41ロットg111m54w101s32m71s22m71s32t41w101アアアアアアアァァァァァァアアアァァア!!!!!」




「!!!!!!?????」



いきなり聞こえた大音量の悲鳴と共に、中年の女が抱きしめてきた。



何が起こっているのかよく分からないまま、驚きでドグドグと速くなる自分の心臓の音を聞きながら周りを見渡す。


すると、涙目で優しく微笑んでいる中年の男と、その横にいる医師のような格好をしているおじいさんと目があった。


中年男は生暖かい目で微笑んでおり、おじいさんの方は信じられないという顔で目をパチパチと何回も瞬きをした後、ゴシゴシと腕でこすっていた。



「えっと………誰??」



自分が出したであろう声で驚き、そこで気づいた。


チラ、と自分の手を見る。


歳でいえばちょうど16歳か、17歳くらいだろうか、白くて細く、でも少しゴツい青年のような手だ。



―――これは、転生じゃなくて、憑依?!―――



分かった瞬間、心が歓喜した。




なぜなら今までずっと赤ん坊からのスタートだった。



中身はおっさん通り越して100歳越えのおじいちゃんだったから、転生するたびに約1年間の赤ちゃんプレイをしていくのはとても屈辱的で苦痛だった。


もう1度、自分の姿(手)を見て、無意識に口角が上がる。


初めて赤ちゃんプレイからの脱出!!

もう、あんな事やこんな事をやらなくても良いし、あんなとこやそんなとこ見られなくてすむっ!!!



心の中で赤ちゃんプレイからの解放の嬉しさでガッツポーズをしたが、すぐに、はっ、と我にかえった。


頭の中で、ある1つの疑問が頭によぎったからだ。



この体の元の持ち主はどこに行ったんだ?と。



最初から確信していた。


この体はもともと俺のではない、という事を。


顔を下に向き、腕を見る。(体は抱きしめられて見えない。)


程よく筋肉がついた体だ。俺を抱きしめている女と、暖かい目をしている男はこの体の持ち主の親だろうか?

目が覚めた瞬間、とても嬉しそうに泣いていた。


大切に育てられたのだろう。


中年の男女から目線を逸らし、改めて今おこっている状況を分析する。


もしかしたら、転生する時に、何らかの不具合があって前世の記憶を思い出さずに現在まで育ち、今日、急に前世を思い出した、という可能性が頭によぎった。


だが、すぐにそれはないな、とその可能性を捨てた。


なぜなら、今起こっている現状と俺の持っている能力との辻褄が合わないからだ。


まず1つに、俺が目覚めてから前の記憶がない事。

それはまずあり得ない事だ。

一応、思い出そうと頭をひねるが、一向に何の思い出もでてこない。

アーカイブ(仮)の眷属(不本意)になっていた事で絶対的な記憶力と記憶保持力を持った今の俺に目覚める前の記憶が無いということは、もうそれは元からないと言ってるのと同義だ。


そして2つに、言葉がわからない。

もし、赤ん坊からの転生だったとしたら言葉が分かるはずだ。

でも、言葉を聞いてみた限り、言っている言葉の内容が全く理解ができない。

アーカイブ(仮)の加護の力の副産物と言われるこの記憶力をもっているならなおさらのこと、言葉がわからないとおかしい。


 





そう考えて出た結論が





この体の元の持ち主は死んだのだ。

そうして、俺はその抜け殻に入った。



という事。





俺を抱きしめている女、そして、目に涙を浮かべて微笑んでいる男をみて、少し寂しい気持ちと申し訳ない気持ちになる。




彼らの本当の息子は、もうここにはいない。

俺は彼らの大事な息子の体を勝手に使って動かしている。

そして、俺がこの役目を果たしたら、きっと……



彼らは2度、自分の息子の死を見ることになる。




グイ、と女…母親の肩を掴んで引き剥がして目を見る。


キョトン、と目を丸くしたあと、目を細めて優しく笑った。



「i12k22t44i12t44k23r94t44a11r94t44a11r92g111t45u13。」




なんて言っているのか分からないが、良い言葉だという事はわかる。




ほのぼのと暖かい空気が流れ、少し気恥ずかしいな、と思っていると、もう1度優しくだきしめられた。




あぁ、本当に優しい人だな…。

この体の持ち主は本当に愛されてたんだ…。





そう思って目を閉じる。 



よし、これから言葉を覚えて頑張らないと、と決意をした瞬間、






「キャァァァァァアアアアアァァァ!!!!!a1n51t41!!!!!ロットg111m54w101s32m71s22m71s32t41w101アアアアアアアァァァァァァア!!!!!」




「!!!!!!?????」





いきなり聞こえた大音量の悲鳴と共に、先ほど優しく抱きしめてくれていたはずの母親が抱きしめてきた。



これから言葉を覚えて頑張ろう!と感傷に浸り、優しく抱きしめてくれていた母親がいきなり目の前に現れ、抱きしめてきた。


……言ってる言葉の意味が自分でも理解できない。



え、どういう事??



起こっている事態が理解できずに呆然とする。



呆然と、途方に暮れてる俺の様子を不思議に思ったのか、抱きしめていた体を起こして不思議そうに首を傾けて俺の顔を覗いてくる。



「b135u13s32t41n55??b131i12j122y103u13b143??」



目には涙を残して、恐る恐る心配そうに話しかけてきた。

何か案じている言葉をかけているのだろうか?


申し訳ないけれど、何言っているか分からないし、なんて言えば良いのかも分からないから返事ができない。



どういう風に返事をしようか迷って、うーん、と頭をひねり、唸る。


まずは言葉を覚えないといけない。


そのためには何をすればいいか、


とりあえず紙とペンをもらおうと、母親であろう女に声をかけ………






「キャァァァァァアアアアアァァァ!!!!!a1n51t41!!!!!ロットg111m54w101s32m71s22m71s32t41w101アアアアアアアァァァァァァアアアァァア!!!!!」



「!!!!!!?????」





ついさっきまで俺を抱きしめていた母親が聞き覚えのある言葉と一緒に抱きついてきた。




あぁ、これがあのくそったれな神が書き換えた結果の世界か……と3回も続けて全く同じ言葉を聞きながら、この世界に来る前の事を遠い目をしながら思い出した。



――――――――――――――――――――――




「実はね、あまりにも可哀想な悲運の子がいたから、その子の運命を書き換えちゃったんだよねぇ。

んで、書き換えちゃったのはいいんだけど、その子の元の運命力が強すぎてなかなか死ぬ運命を変えられなくて、今、世界が同じ時間を繰り返してるって状況なんだぁ。」




「………もっと悲惨な状況になってるじゃねぇかっ!!」 




――――――――――――――――――――――





これが繰り返しの世界、つまり、ループ。




この世界は、そいつが死ぬたびにこの分岐点まで戻ってループしているんだ。



分岐点はここ…、母親のこの叫び声から始まる。

多分、それより前には戻ることはない。


今ので3回…ということは、この短いスパンで3回も死んだという事になる。



「これは…思ってるほど悠長にやってる時間はなさそうだな…。」




とりあえず、今からやらなきゃいけない事は1つだ。



「ロット?n51n52w102i12t43t44r93n55??」



困惑している母親だろう人の顔を見て、苦笑いをする。






言葉を覚えないとなぁ……。







読んでいただき、ありがとうございました!!

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