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拝啓、くそったれな神様へ  作者: なっなな〜
繰り返しの世界
10/45

とある悪逆貴族のやり直し

プロローグ悪逆貴族編はこれにて終了ですー!!





















「やぁ、君。こんなところを彷徨ってどうしたの??」



「え?ここは何処かって?周りが真っ暗で何も見えないって?」



「ここは、焼却炉だよ。魂の焼却炉。」



「浄化しきれないほど汚れた魂が最終的に来るところ。」



「君は生前に犯した罪が重すぎたんだ。浄化しきれずにここまできてしまったんだね。」



「それにしてもここに来るまでに自我があるなんて珍しいねぇ〜。無い方が楽に逝けるのに。」



「ん?あぁ、それ程までに未練があるんだね。なるほどなるほど〜」



「ちょ、い、と、君の記憶を見せてもらうよ?」



「あぁ〜…、ふむふむぅ〜……、うわぁ………こぉれぇはぁ〜ひっどいねぇ…」



「理不尽で不条理で悲惨で悲劇的だぁ〜。流石の私でも私情を挟んで力を貸しちゃいたいくらいだよぉ〜。」



「え、私は誰かって?私に名前なんかないよ。………そうだねぇ……名乗るとしたら……アーカイブ(仮)下っ端の神様さ。」



「さて、君は運がいい。たまたまここに居合わせた私に会うことができたんだからっ!!」



「何だい?そんな不安そうにして。え?口調が軽いから神に見えない?ちょっと!!失礼だな!君は!!あのねぇ、たくさん世界があるように、神様だっていろんな性格の神様がたっくさんいるんだからねっ!!!」



「……ふぅ〜ん、そんな事言うんだぁ〜。いいのかなぁ〜。そんな事言って。私は君のその悲惨な運命を変えることができるのに…って、わぁっ!!ちょっ!!急になんだよ??!落ち着けって!!!」



「ハイハイ、わかった、わかった。ただし、私が変えられることは少ないよ??神様とは言え勝手に運命を書き変えることはできない事はないけど御法度だ。」



「それに、運命を変える事はとても難しい事だよ。もしかしたら、永遠に同じ時間を繰り返す事になるかもしれない。それでもやるかい??」




「意思は固いようだね。わかった。」



「98:e、/3¥あ8!0」89」7」


「2-5-/8)-」94329」6.357/7477」



「ん?分厚い本はなんだって?これは世界の記録を本にしたものだよ。この中にたくさんの世界の過去、現在、未来が記録されているんだ。記録書とでも言うし、運命の書とでもいうね。ここに書かれた事は絶対におきるんだよ。……確か、君の世界の記録はここのど、こ、か、にぃ……」



「あ、あった、あった。さて、何処の運命消したいかい?……よし、そこだね。わかった。うん。私が変えられるギリギリの範囲だ。ここを消して……」



「ハイ!できた!これで元のあの悲劇の運命を辿る事はもう絶対に無いよ!よかったねぇ!!」



「あはは!お礼はいいよぉ!むしろ、これからが大変だよ?運命を変えるまで先の未来が来ないのだから。」



「それでも、あの運命を辿るよりはマシだって??」



「まぁ、そうだろうね。君にとっては。」



「それじゃ、君ももう元の世界に戻らなくちゃね。」



「え?ここから出られるのかって?当たり前じゃないか。過去を変えたんだから君がここにきている現在も変わるよ。」



「それじゃ、私たちはきっと、会う事はないだろう。さようなら。」




「良き未来を」








――――――――――――――――――――――











「…ん、カ…スく……ルロスくん!…カルロス君!」






「あ、ああああああぁぁああぁぁあ!!!!!」





首に刃が通り抜ける嫌な感覚に驚き、思わず悲鳴をあげながら立ち上がり、急いで首に手をあてる。


胴体と首が繋がっていることに安堵し、無意識に上がっていた肩の力を抜いた。



「カ、カルロス君……?だ、大丈夫かい?」



教師の言葉でハッとし、顔を上げる。


おれのいきなりの悲鳴に驚いたのか、怯えた表情をしていた。



「だ、いじょうぶ…です、…申し訳ありません…。」



状況を理解できないままとりあえず謝り、あたりを見回す。


多くの生徒達と目があい、そこでやっとここが教室の中で、今は朝の点呼中だと気づき、慌てて席に座る。



「びっくりしたぁ〜」


「ついに頭おかしくなったんじゃない?」


「やっぱやばい奴だね、あいつ。」



ザワザワとざわつく教室の中でそんな声が聞こえたが、それどころではない。



「それでは、朝礼を終わります。1限目、遅れないように教室を移動してください。解散。」




教師の言葉で生徒がゾロゾロと動き出す。



俺は机に座ったまま混乱する頭を抱えて、先ほど見ていた夢を思い出す。



己の姿が異形の化け物となり、最後は誰かに殺される夢。



ゾッと鳥肌が全身に広がり、恐怖で体が震えたが、俺が生きている、という事はあれは夢だったのだのろう。


ホッと一息をつき、嫌な夢を見てしまった、と心を落ち着かせようと体の力をぬく。


そして、フ、と先ほどの夢の一分を思い出す。



俺は自分の評価が悪すぎる事に違和感を抱いて、何かに気づいた。 


そして、何かに気づいた俺を誰かが異形に変えた。


『でも、もう遅いよ。君たちは終わりだ。』


という言葉を吐いて。



そうだ、誰かが俺たちの没落を企んでる。

それを父に伝えなければならない。





ガタッ!!と椅子が倒れる大きな音と共に俺は勢いよく教室をでた。



気づいたら夢と同じように、廊下を走っていた。



早く、父に伝えなければ、

俺たちの没落を企んでる奴らがいる事を、



早く、はやく



廊下を抜け、校舎を出る。



早く、はやく、はやく!!



伝え……



『いきなり走り出してどうしたのかと思ったら、そんな深刻そうな顔をして……もしかして、気づいちゃった??』



夢と同じ、気持ちの悪い声がした。



ビタッと足が止まる。




『どぉ〜して気づいちゃったのかなぁ〜。昨日まで気づくそぶりもなかったのに。うぅ〜ん、……やっぱりまだ熟してないかぁ。ならできないなぁ。惜しいなぁ!!あと少しで素敵な姿にできたのにぃ!!』



こつ、こつ、と俺の方へ近づく音が聞こえる。



足が、動かない。


床に張りついて、動けない。




ドグドグと心臓の音がうるさくなる。


 


深くフードを被った男かも女かもわからない人物が体を左右に揺らしながら俺の前まで歩いてくる。


『ん〜、ま、いっか。君がこれから死んでも計画には支障は出ないし、どっちにしろ君のお父さんを堕とす事はできる。』



フードの人物が俺の目の前まできて、とまった。


いつのまにか持っていたナイフを俺の心臓まで持っていき、そして、




『さよぉ〜ならぁ〜♪』




ズズッ、とナイフを心臓へつき刺した。


鋭い痛みと、ゴポ、と口から出るドロドロの赤い液体に不快感を感じながらだんだんと視界が暗くなり、やがて何も見えなくなった。















――――――――――――――――――――――











「…ん、カ…スく……ルロスくん!…カルロス君!」






「あ、ああああああぁぁああぁぁあ!!!!!」





心臓にナイフが刺さる嫌な感覚に驚き、思わず悲鳴をあげながら立ち上がり、急いで心臓に手をあてる。



ドグドグドクと速く動いているが確かに動いている心臓に安堵し、無意識に上がっていた肩の力を抜いた。



「カ、カルロス君……?だ、大丈夫かい?」



教師の言葉でハッとし、顔を上げる。


おれのいきなりの悲鳴に驚いたのか、怯えた表情をしていた。



「だ、いじょうぶ…です、…申し訳ありま……せ………」



目を見開く。



―――既視感―――




こんな会話を、全く同じ会話をしたことが、ある。




「びっくりしたぁ〜」


「ついに頭おかしくなったんじゃない?」


「やっぱやばい奴だね、あいつ。」



ザワザワとざわつく教室の中でそんな声が聞こえたが、やはり聞き覚えのあるセリフに体が固まる。




なんだ?何が起こっている??



訳のわからないまま、俺は教室を出る。 



「え?!ちょっと!カルロス君?!!」




教師の慌てる声と、生徒達の驚きの声が飛び出た教室から聞こえる。



何が起きているのかわからない。

だけど、このままあの場所にいてはいけない気がして全力でその場から逃げ出す。



とりあえず、家に、家に帰ろう。



廊下を抜け、校舎を出る。



早く、はやく、はやく!!



かえ……



『いきなり走り出してどうしたのかと思ったら、そんな深刻そうな顔をして……もしかして、気づいちゃった??』



何度目か聞いた、聞き覚えのある気持ちの悪い声がした。



ビタッと足が止まる。




『どぉ〜して気づいちゃったのかなぁ〜。昨日まで気づくそぶりもなかったのに。うぅ〜ん、……やっぱりまだ熟してないかぁ。ならできないなぁ。惜しいなぁ!!あと少しで素敵な姿にできたのにぃ!!』



こつ、こつ、と俺の方へ近づく音が聞こえる。



足が、動かない。


床に張りついて、動けない。




ドグドグと心臓の音がうるさくなる。


 


深くフードを被った男かも女かもわからない人物が体を左右に揺らしながら俺の前まで歩いてくる。


『ん〜、ま、いっか。君がこれから死んでも計画には支障は出ないし、どっちにしろ君のお父さんを堕とす事はできる。』



フードの人物が俺の目の前まできて、とまった。


いつのまにか持っていたナイフを俺の心臓まで持っていき、そして、




『さよぉ〜ならぁ〜♪』




ズズッ、とナイフを心臓へつき刺した。


鋭い痛みと、ゴポ、と口から出るドロドロの赤い液体に不快感を感じながらだんだんと視界が暗くなり、やがて何も見えなくなった。








――――――――――――――――――――――










「…ん、カ…スく……ルロスくん!…カルロス君!」






「あ、ああああああぁぁああぁぁあ!!!!!」





心臓にナイフが刺さる嫌な感覚に驚き、思わず悲鳴をあげながら立ち上がり、急いで心臓に手をあてる。




既視感




「カ、カルロス君……?だ、大丈夫かい?」





「…………だいじょうぶです………」



掠れた声で、かろうじて答える。





確信





「びっくりしたぁ〜」


「ついに頭おかしくなったんじゃない?」


「やっぱやばい奴だね、あいつ。」





世界が、繰り返されている。















眠い中書いたので、神様の呪文はなんで書いたか、どう言う意味かは書いた本人すら覚えておりません笑

解読おなしゃす

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