学校に行ってみよう3
すみません、短いです!!
「慶一郎!もうすぐイベントが始まるぞ!!」
いつも通り教室で安眠していた俺に、祥吾が半ば叫びながら話しかけてきた。周りの迷惑を考えずにこういうのを出来るところがこいつの良いところであり悪いところだ。
「お、もうそんな時期か」
「ああ、しかも次は収集イベントだ!」
「収集イベント?」
「えーとな、収集イベントっていうのは運営側が決めたアイテムをひたすら集めるっていうイベントだ。プレイヤー同士の戦闘は禁止だから、そこは注意だな」
「戦闘禁止なのか!?」
「ああ、あくまで素材収集が目的だからな」
「なるほど」
「それでさ、慶一郎。俺と一緒にやらないか?」
「ん?イベントか?別にいいけど、また相棒みたいな制度があるのか?」
「いや、今回はプレイヤー同士の任意の共闘だけだな。一緒にやりたきゃ勝手にどうぞって具合に」
「今回は適当だな。じゃあまあ、勝手にやるか」
「おう!」
「あ、そうだ。佳純と奈々も誘おう」
最近ようやくカンナをリアルで奈々と呼べるようになった。なんという著しい成長だろうか。ほんと褒めてほしい。
「お、いいね!慶一郎、言っといてくれ!頼んだぞ!」
「ああ、あとで行ってくるよ」
◇
放課後、佳純の教室に行きイベントのことを伝えると、快く了承してくれた。佳純はあの日以来、とても頑張っているらしい。俺はここ最近ゲームをできていないので、もしかしたら色々と追い抜かれているかもしれない。
次に奈々の元に向かったが、奈々はすでに教室にはおらず帰ってしまったみたいだった。仕方ないので、メッセージを送って、返事を待つことにした。
家に帰る頃には奈々から返信が来ていた。『私も参加します!』とのことだ。ということでイベントは4人で挑むことになった。当日が楽しみだ。
◇
そしてイベント当日。俺たちはビギンでイベント開始10分前に待ち合わせをしていた。
まず俺が一番に到着し、その後ハル、カンナ、ショウの順番でやってきた。一応俺が集めた感じなので、早めに集合しておいた。
「よし、みんな集まったな」
「おう、時間バッチリだ!」
「お前は少し遅れてるけどな」
「まあ、間に合ったから気にすんなって」
「まあまあ、お二人とも。もうすぐで始まりますから」
「そうよ。最年少に言われて恥ずかしくないの?」
「まあ、一つしか変わらないけどな」
「そこはいいでしょ!!……ほら、来たよ」
ハルがそう言うと画面が出てきた。前回と同じく、イベントに参加するかどうかを問うものだった。
俺たちは迷わずYESを押す。するとすぐに転送が始まった。今回はどんな場所で行われるのか、楽しみだ。
俺たちは眩しい光に包まれた。
連載29回目です。
ついにイベント2回目が始まります。収集イベントとは果たしてどんなものなのでしょうか。次回はイベントです。
もし面白いと思っていただけたら、応援、評価、ブクマ、よろしくお願いします!また、些細なことでもいいので、感想お待ちしております!
※ここ最近色々と忙しく更新頻度が著しく低下しております。本当にすみません。今後とも合間を縫って書いていきますので、どうかよろしくお願いします。




