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異世界でもうちの娘が最強カワイイ!  作者: 皇 雪火
第4章:魔法学園 入学準備編
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第098話 『その日、女子会を開いた①』

「認めよう」


 公爵様が呟いた。


「私はこれでも魔法使いの端くれだが、この魔法を行使するにはどれほどの技術が必要か、想像する事も出来ない。だがこの魔法からは、そこに秘められた膨大な研鑽の日々が伝わってくるようだ。オークの集落やテラーコング程度、それほどの腕があれば容易く葬れるだろう」

「アリシア姉さんほどの方が、魔法の成長を褒められている事に違和感を覚えましたが、この力を見れば納得ですわ。シラユキさんはとても優秀な方なのですね」

「……」


 ソフィーは、まだ顔をしかめていた。ああ、考えていることが手に取るようにわかるわ。この子、負けん気が強いのよね。認めたいけど認めたく無いというか。


 危ないので、各種魔法は消し去っておく。ここでも公爵様やお姉さんから感嘆の声が聞こえてきた。

 あー、魔力還元もそうなるのね。


「しかし、今の技術を見ても毒竜やマンイーターの親玉に関しては、私達は逸話でしかその存在を知らん。未知の存在を倒したと言われても現実味がない。本当にソレを1人で倒したのかね? 追い払ったとかでもなく?」

「はい、勿論です。マンイーターの親玉であるピシャーチャは、討伐の上で街の職人たちの手を借りて解体しました。シェルリックスの領主の館に行けば、はく製の頭がお出迎えしてくれることでしょう。それに魔石も手元にあります」


 マジックバッグを叩いて見せる。


「毒竜は……あ、レイモンド。あとでギルドの解体場貸して。毒竜をバラすから」

「は? ……構わんが、手伝いは要るか?」

「要らないわ。死骸になっても毒と瘴気を撒き散らし続ける厄介な奴だから、一般人は近づいただけで死にかねないわ」

「レイモンド卿、シラユキ君の言っている事は事実です。私はたまたま死骸を近くで見る機会があったのですが、即座に強力な毒にやられてしまいましたので」

「あの時は、ご迷惑をおかけしました」

「いやいや、私の不注意もあった。気にしないでくれ」


 グラッツマン閣下の話もあり、毒竜の死骸は真実味を増したと思う。そして、死骸は確認するのも困難であるという事も。

 続けて私は、マジックバッグから『暴食王ピシャーチャの魔石』を取り出した。

 初めて見た人達から、その大きさに驚愕の声が漏れ出る。


「デッカ! ……あ、失礼しました」


 リディが慌てて口元を押さえた。そういえばリディは、ピシャーチャの報告のためにシェルリックスからここまで向かっていたんだったわね。

 なら、ピシャーチャの死骸も見ていても、魔石までは見てないのか。

 

「魔石はこちらになりますが、これは魔石になっても危険な部類になります。それは、魔法使いなら理解出来ると思います」

「……う、うむ。正直言って近寄りたくないな」

「まるで生きているように感じますわ」

「……」


 ソフィーはまだ何も言ってこない。でも、忌避感を感じている事だけは見て取れた。

 執事のセバスさんから眼鏡型の魔道具を受け取った公爵様は、魔石を凝視している。


「この魔石は、生前の記憶があるのか、それとも特性を受け継いでいるのかはわかりませんが、周囲から魔力を吸収し続けています。ですので、触れ続ければ魔力を持って行かれて気を失う事でしょう。そして気絶しても手放さなければ、命に関わるかと」


 公爵様が鑑定し終えたことを確認してから、魔石を収納する。流石にこれを長時間出したままにするのは危ないもの。私だけは大丈夫だけど。

 そうして、先ほど見た情報を公爵様がレイモンドやフェリスさんに伝え始めたところで、ソフィーが口を開けた。


「……シラユキって言ったわね」

「ええ、どうしたのソフィー」

「貴女、いくつあるの」

「うん? 16歳よ」


 という設定で作った。

 それから何年も経過はしているけれど、見た目上変化はないから16歳のまま変化していないと言う事で大丈夫でしょう。


「ふうん、同い年なん……って違うわよ! スキルよスキル!」

「ソフィア、そんな風に口調を荒げてはシラユキさんに失礼でしょう。それにシラユキさんほどの技量となれば、相応のスキルが必要なはず。シラユキさんが余計なトラブルに巻き込まれない為にも、そこは聞かないほうが良いわ」

「うっ、でも……」

「ソフィア」

「……わかりました、お姉様」


 さっき2人から教えてもらったし、別にいいんだけどね。おあいこだし。

 でもソフィーは渋々だけど納得しちゃったし、タダで教えようとするとフェリスさんから遠慮されちゃいそう。


 魔法技術がアレな世界では、スキルの値を隠すのは当たり前なのかもしれないのよね。高いってだけでマウント取る奴も居そう。異常に高ければ嘘だなんだと叩かれるのかしら?

 ただこの姉妹は簡単に教えてくれたのよね。公爵様が宣伝してるからって。


 ……まぁこの数値の高さなら、かなり優秀な部類に入ると思うし、公爵様が娘自慢の為に触れ回っていてもおかしくはないか。


 ……よし、ならば納得してもらう為に交換条件を出しましょ!


「教えても良いわよ。条件があるけど」

「他言無用は前提よね? それで、何をすればいいの?」

「もう、ソフィアったら。シラユキさん、申し訳ありません」

「良いんですよ、そこまで内緒ごとではありませんから」


 ソフィー、めっちゃ食いついてきたわね。

 やっぱり自分より魔法が上手いって人が気になるのね。


「条件は簡単よ。それはね……」


 ごくり。


 ソフィーが息を飲むのがわかった。フェリスさんも緊張した顔をしているわ。


「私と友達になって欲しいの」


 ソフィーは一瞬、何を言われたのか分からないという顔をした。お目々ぱちくりね。

 ゲーム時代、ソフィーはNPCだったけどアリシアに次いで好きなキャラクターだったから、結構仲良くしていたのよね。あの時の記憶を彼女は共有してないから知らないだろうけど、私としては彼女とは良好な関係を築いていきたいわ。この世界でもね。


「……え? と、友達?」

「ええ、私、この王都には友人と呼べる子はいないの。それに魔法学園に入学したら同級生になるんだろうし、ソフィーとは友達になりたいわ」

「そ、そんなことをわざわざ条件にしなくても……」

「だめ?」


 必殺の、目を潤ませ上目遣いを使用する。


「だ、だだ駄目じゃないわ! 駄目じゃないからそんな顔しないで! ……その代わり、形だけの友達でいるつもりはないからね。ちゃんと友人として付き合うわ。貴女のスキルがいくつであったとしてもね」


 ソフィーは私の目をまっすぐに見て宣言した。

 やっぱり1年前でも、ソフィーはソフィーなのね。貴女のそう言うところが大好きよ。


「ありがとうソフィー」

「シラユキさん、私も友達になっても良いかしら」


 フェリスさんからも、遠慮がちに声がかけられる。


「手紙の内容を見る限り、私もソフィアも、このまま行けば奴隷として慰み者になっていた可能性が高いでしょう。それを助けてくださった、恩人のシラユキさんに友達だなんて、烏滸がましい事だと思うのですが……」

「そんなことないですよ、私はフェリスさんとも友達になりたいです」

「嬉しいわ、ソフィア共々よろしくお願いしますね。それから、友達なんですもの。口調も普段通りで構いませんわ」

「……ええ、そうするわ。じゃあフェリス先輩も、他人行儀でなくて構わないわよ」

「先輩……! そうね、それじゃあシラユキちゃん、よろしくお願いするわね!」

「こちらこそ!」


 だいぶ柔らかくなったわね。

 フェリスさんって、なんというか凄く上品なオーラが溢れ出てるから、つい丁寧に接してしまっていたのよね。王族の血があるからかしら。

 それを言えばソフィーもそうなんだけど……。うん、まぁストーリー終盤であれば数々の修羅場を超えて風格が出ていたりもしたけど、今は普通の女の子ね。


「あと、私のスキル値を吹聴する事は咎めないわ。勿論公爵様も、王様に話しても構いません。どうせほとんどの人は信じられないと思いますから。ソフィーだって、私の魔法を見るまでは信じなかったでしょ、自分より上だって」

「うっ……確かにそうだけど。それで、シラユキのスキル値はいくつなの?」


 ちらりとリディやイングリットちゃんを見る。


「今更シラユキの魔法スキルがぶっ飛んでいたって、気にならないわよ」

「私は、シラユキ様のお力がどれだけ素晴らしい物か理解しているつもりです。シラユキ様の事が知れるなら、願ったりです」

「うん、2人もありがとう」


 まあ2人には『グランドマスター』について説明したばかりだし、今更か。

 改めてソフィーとフェリスさん、それから公爵様を順々に見て、ゆっくりと伝える。


「炎魔法スキル、水魔法スキル、風魔法スキル、土魔法スキル、雷魔法スキル、氷魔法スキル。6種全て、スキル値は130よ」


 神聖魔法と暗黒魔法は、色々トラブルの匂いがありそうなので割愛した。



◇◇◇◇◇◇◇◇



 私のスキル値を伝えてから、多少の混乱や騒めきはあったけど、時間を掛けることで皆、落ち着きを取り戻したみたい。

 公爵様は今後の作戦を練る為、レイモンドとグラッツマン閣下、それからセバスさんを連れて執務室へと向かって行った。そのまま王様とも連絡を取るらしい。あと、そこで盗賊の頭や少尉の扱いを決めるんだとか。

 言われるまで完全に忘れていたわ。そういえばあの2人、重要参考人として連れて来ていたんだっけ。


 公爵様は現国王とは良好な兄弟関係を築けているみたいだし、何か特別な通信手段を用意しているんでしょうね。少尉と伯爵もそんな感じの魔道具を持っていたんだし、王族が持っていない訳ないわよね。


 私達女子組は、そのまま応接室から外に出て、庭先でお茶会を開いている。

 先ほどまではTHE公爵家と言わんばかりの、豪華なテーブルやソファーだったが、今はお茶会専用のカワイらしいテーブルだ。

 皆でアリシアの用意してくれたお菓子やお茶を手に、和気藹々と雑談に花を咲かせている。


 座り順も多少シャッフルをして、私の左右はソフィーとフェリス先輩。

 更に左右はリディとイングリットちゃんにして、正面には家族の3人といった具合だ。


「はぁ……。うちのメイド達には悪いけど、アリシア姉様の淹れてくれる紅茶が一番美味しいわ」

「恐縮です」

「アリシア以上のメイドが居る訳ないんだから、仕方ないわ」

「それもそうね」


 隙あらばアリシア自慢。でも仕方ないわ、アリシアは凄いんだもの。

 そしてソフィーも、先ほどまでと違い纏う空気が軽くなった気がする。これが友人としての態度なのか、それとも公爵様が居ないからか。

 オフの時はいつもこうなのかもしれないわね。


「それにしてもアリシア姉さん、腕を上げられましたか? 昔より美味しくなった気がします」

「ありがとうございます。フェリス様はよく覚えておいでなのですね」

「えっ? ……言われてみれば、そうかも。美味し過ぎてわからなくなってたわ」

「良かったわね、アリシア」

「はい、これもお嬢様のお陰です」

「ええ、なになに? まさかアリシア姉様の紅茶もシラユキが関わってるの? 教えて欲しいわ」

「いいわよー」


 そのまま水魔法の味に関して教えると、姉妹は思い当たる節があったようだった。流石に優秀なだけあって、その辺りは経験する機会もあったか。


「自分で出した水魔法をダンジョンで飲むことはあったけど、確かに普段より美味しく感じたことがあったわ。あれは喉が渇いていたせいかと思っていたけど、そんな効果もあったなんて……」

「ソフィー、ダンジョンに潜ってるんだ?」

「ええ、初等部の3年間色々な技術や学問を学ぶけど、その中には学園ダンジョンへ入ることもあるからね。仲の良い子達と入ったりもしたわ。高等部ではシラユキと潜る事もあるんじゃないかしら」

「ふーん」


 学園には表向き3つのダンジョンがある。初級ダンジョン、中級ダンジョン、上級ダンジョンだ。

 郊外にあるようなダンジョンほど難しくなく、学生が挑むには丁度いい難易度となっていて、更にはトラブルを回避するために学生やその卒業生以外は基本的に入れないようになっている。

 初等部が入れるのは、安全も兼ねて初級ダンジョンだけになるのかしら。


「……あれ、ソフィーって今16歳なのよね? 初等部は12で入れるはずで期間は3年なのよね。もしかして、留年した?」

「ち、違うわよ! そうじゃなくて……シラユキは知らないかもしれないけど、この国には陛下の世継ぎが何人もいるの。その内の3人が私の1つ下なのよ。それに合わせるようにって1年ズラされたわけ」

「うわー、面倒ね」

「そうそう、めんど……って、何を言わせるのよ! 不敬罪で訴えられるわよ……。それに王子はともかく、王女の方は私にとって妹みたいなものなの。あの子といるのを煩わしく感じたりしないわ」

「そっか」

「そうよ」


 王女っていうと、あの子よね? 私は直接会ったことはないけれど、話に聞いた通りの子だとすれば、多方面から後ろ指を指されているのでしょうね。

 王女の置かれた境遇を考えれば、ソフィーが守ってあげたくなっちゃうのもわかるわ。


「王子の方はダメなの?」

「あの兄弟はどっちも無いわね。上はプライド高いし、下はオドオドしてるし。そこらの貴族男子よりはマシな方だけど……。あ、コレは内緒ね」


 兄弟の王子となれば、やっぱりあの2人か。ストーリーで成長する前だから、多分残念な感じなのでしょうね。


「シラユキは可愛い上に貴族でもないから、きっと貴族男子に絡まれるわ。大変だと思うけど何とかしてみなさい。難しいようなら……と、友達として力になってあげても良いわよ」

「ソフィー……」

「と、特別扱いはしてないわよ。私はこれでも公爵家の娘として、今まで不当な要求をしてくる連中から、弱い立場の子達を守ってきたんだもの。ついでに貴女も守ってあげるだけよ」

「それでもありがとう。やっぱりソフィーは優しい子ね」

「ちょっ……もう、面と向かって言われると恥ずかしいじゃない……」


 照れてそっぽを向くソフィーがカワイイわね。愛おしすぎてキスしたくなっちゃうけど、もうちょっと我慢しましょ。もうちょっと、仲良くなるまで。


「あと心配事としては、外部からの入学にはテストがあるんだけど、シラユキは問題なさそうよね。一応高等部の内容が混ざるみたいで、毎年難しいみたいなんだけど」

「どんな問題が来ても、結局魔法で落とさなきゃ問題ないでしょう?」


 正直、魔法学校なんだから魔法さえ何とか出来れば問題ないとは思っているけど、それ以外の分野は何が出るのか分からないのよね。ゲーム中では簡単な描写しかなかったし。

 もしこの世界の歴史やら、魔法の解説系が来たらちょっと……いえ、かなり不味い。

 歴史はストーリーで触れられる概要的な部分しかわからないわ。

 そして魔法の解説に関しては、十中八九間違ってる内容が多分に含まれる可能性が高い。何が正解か、きっとわからないと思うのよね。


「筆記の試験もあるけど、確かにシラユキの魔法の腕さえ見せていれば落とされる心配はないわね。初等部に関しては試験は無いし。あ、でもどれくらい魔法が使えるかで皆の見る目が変わると思うわ。えっと、リリちゃん、だっけ? あなたはどれくらい出来るの?」

「んもむ?」


 リリちゃんは話が振られると思っていなかったのか、クッキーを小動物の様にカリカリと口の中に詰め込んでいた。この前もそうだったけど、スピカと同じくらいリリちゃんはお菓子が大好きみたい。

 なんでも、口の中全体が甘いお菓子で溢れていると、幸せな気持ちになれるんだとか。


「ふふ、食べ終わってからでイイわ」


 口の中を空っぽにしようと必死に咀嚼するリリちゃんを、皆で暖かく見守る。


「んぐっ……えっとえっと、魔法なの?」

「ええ。さっき貴女達の馴れ初めというか、出会った時の話は聞いたけど、まだ魔法を覚えて一ヶ月も経っていないんでしょ?」

「うん、そうなの!」

「最初の自己紹介で得意魔法の発表があるんだけど、貴族は皆もっと前から練習してるから差が開いていたりするのよ」


 リリちゃんがこちらを見てきたので、親指をグッとして応える。


「『サンダーランス』!」

「……へ?」


 リリちゃんの頭上に高圧縮された雷の槍が生成され、バチバチと音を立ててその存在を強調していた。


「だいぶ慣れてきたわね。その調子よリリちゃん」

「うん!」

「消していいわよ」

「はーい」


 リリちゃんはゆっくりと『サンダーランス』から魔力を抜いていき、完全に魔力へと変換しきる。魔力のロスもないみたいだし、本当に慣れて来ているわね。


「……えっとえっと」


 ソフィーは唖然としたまま、まだ戻って来ていなかった。リリちゃんはそんなソフィーと私を交互に見て戸惑っている。戸惑ってるリリちゃんもカワイイわ。


「邪魔してごめんね。お菓子、食べて良いわよ」

「うん!」

「な……なんなの、どういうことなの……」


 リリちゃんの魔法に驚愕し、わなわなと震えるソフィーをよそに、リリちゃんは再び小動物のように、幸せそうにお菓子を頬張り始めた。


『この1ヵ月で一番成長したのは、リリちゃんだものね』

現在、累計投稿数101話目(実際の所98話目)という微妙な境目ですが

本日2/12をもって、本作品を投稿して無事、1周年を迎えました。

そして総合評価5000over、50万PV達成!

今後とも応援よろしくお願いします!


そしてこの作品が面白いと感じたら、ページ下部にて評価していただけると嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[一言] 時々母性というかおねぇちゃんみを発揮してるシラユキちゃんもしゅき! 学園編楽しみー! その可愛さと強さでバンバンズンドコいっちゃえー!
[良い点] おめでとうございます! [一言] そして二人もパワーレベリングされて……
[良い点] 更新乙い [一言] 才能あるっぽい子を高効率で育てたらこうなる、ってだけだから……
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