表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

28/59

第六話「むせろっ! リターンマッチ!」①

 ひとまず、ディードリーさん達とは、しばらく行動を共にするという事になった。

 同一パーティにするには人数制限にかかるのだけど、2つのパーティが行動を共にしても、特に問題ないらしい。

 

 強いて言えば、HPゲージとかが見れないとか、ヒールとかの効果が下がると言った欠点があるのだけど。

 人数多くないと、ジャングルステージはキツい。


 幸い彼女達は、迷宮での戦い方を解ってるぶん、他の冒険者達より当てになる。

 向こうもエルフなんてレア種族なのが災いして、他の冒険者からハブられてたらしく二つ返事だった。

 

 やっぱ、一緒に戦った同士ってのは良いね……戦場の絆って奴?

 

 ちなみに、私達は……皆、見た目がお子様なので普通の冒険者たちは、あまり相手にしてくれない。

 

 10層を突破したことで少しは実力を認められるようになったんだけど……。

 トップギルドの人達とか、ガチ過ぎる人達なもんで、情報交換の申し出すら鼻で笑い飛ばされた……。

 

 もっとも、あの人達……基本力と数でのゴリ押しオンリーの脳筋軍団……。

 ギルド最強の戦士オズマとか言う奴も……レベルは高いみたいなんだけど、多分エストの方が強いような気がする……。

 

 ……むしろ、少しは私ら見習えと言いたい。


 宿屋の常連の人達は、9層までのなんちゃって冒険者だったり、半ば引退してたりで……あんま当てにならないのよね。

 いい人たちなんだけどなぁ……。

 

 とりあえず、いつもの宿屋に戻ると皆でご飯を食べて、私はひとりダニオのとこへと転移する。


 色々、お世話してやらないと……ってのもあるけど、一言文句言ってやらないと気がすまない!

 


 ダニオのとこにいくなり、第一声!

 

「くらぁあああっ! ダニオ……また話と違ったんだけど!

 ……それとあの変なメガネ犬とか言う奴らは何? って言うか、人が質問してんのに何が「むせる」よっ!

 ちょっとグーパンカマしていい? こっちは危うく全滅するとこだったのよっ!」

 

「ぼ、暴力良くないっ! うん、あれはATって言うんだ! 浪漫と硝煙の匂い漂うむせるロボ!

 って言うか、なんだよ……そのメガネ犬とか言うダッサイ名前!

 一応、間違っちゃいないけど、冒険者共も浪漫ってもんを解ってねぇなぁ……ったく!」

 

 やっぱり、ダニオ何言ってんのか解かんないよ? 私、ドン引きです。

 結局、むせるって何なのー? 臭いのー?

 

「けどまぁ……ギャンダモーとかよりは、弱い感じだったけど……何、あの数!

 ……しかも、ちょっと手出ししたら一階層全部のが集まってくるとか、どんなクソ仕様よっ!」


「うん……20階層以降って、ルームの概念の無いフィールド・ダンジョンだからね。

 下手に敵の巡回ルートで接敵してそのまま戦ってるとああなるんだよ……言ってなかったっけ?」

 

「初耳……対策は?」


「あ、言ってなかったか……めんごめんご。

 とにかく、一階層に配置されてるのは、あのへんなら精々50体ってとこだから無限って訳じゃない。

 対策としては、他の巡回が来ない守りやすいとこに引っ張っていって迎撃するとか……少しつづ巡回してる奴を釣って、ベース単位で各個撃破ってのがお勧めかな。

 ベース単位ならせいぜい一箇所につき、10体くらい……それくらいなら楽勝でしょ。

 さっきのみたいな何にもないとこで一箇所にとどまって連戦ってのは最悪なパターン。

 ……正直、あれは全滅かなーって思ってたお。」

 

「そ、そうなの?」

 

「うん……あれ、典型的な全滅パターン。

 幸いエルフさん達が一緒だったのと、皆連携が上手くなったから切り抜けれたね……よかったよかった!

 それにロゼたんも派手なアクション連発で俺氏的には、実に見応えあったよ……パンチラだって、なんと16回!

 しかも、ちゃんと俺氏の送ったパンツ履いてくれたんだね……感激しちゃったお!

 でも、パンチラって見えるか見えないかくらいなのがいいんであって、あんな風にガバッと見せちゃ駄目だお!

 ついでに言うと、気付いて恥じらうってのもポイント高いんだけど、ロゼたん見せても全然お構いなし!

 ちょっと、あれは良くないね! 要改善! なんなら、ちょっとここでリハーサルとかどう?

 レッツ! ハイキックからの~見られた事に気付いてモジモジ照れ照れのコンボ! ハイ! いってみようっ!」

 

 一応、真面目にアドバイスしてくれたと思ったら、例のよってのセクハラ!!

 しかも、なんか無駄にニヒルな笑顔と共にサムズアップ!

 

「レッツハイキック! じゃねぇよっ!

 死ねっ! むしろ、死ね! 私のために! 今すぐ死んでぇっ!」


 お望み通り、ダニオの顔面めがけてハイキック! 続いて襟首掴んで、ビンタの嵐!

 

「おぅふ……ロゼたん、ギブ……俺氏のHPはもうゼロ……。」


 ゼイゼイと肩で息をする私。

 ダニオ……顔の形が変わってる……やり過ぎたかもしれないけど、知らないっ!

 

 ……たださえ、今日は無茶苦茶な連戦で疲れたのに、この調子じゃ身体が持たない……。

 

 まぁ、一応……戦い方は教えてくれたし……パンチラも……意識してなかった私も悪い。

 って言うか、スカート気にして斬られるとか間抜け過ぎるから、きっとこれからもやるだろう……。


 ううっ……このメイド服……どう考えても戦闘向きじゃない。

 でも、強化魔法の塊みたいな服だから、地味にエストのフルプレートアーマー並みの防御力あるのよね……。

 

 あ、スカートの下にジャージか短パンでも履こうっと! 決定!

 

 ……そんな感じで、いつもどおりの不毛なやり取り。

 簡単に掃除だの洗濯だのダニオのお世話をしてから、宿屋へ戻る事にした。

 

続きが書き途中なので、明日はお休みの可能性ありますがー。

何事もなかったかのようにデーリー更新続けるかもです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ