第四章土、金、水
土、金、水に対する解説です。
土信を攻撃してくるものは、仁木です。
あなたが信念をもって行動しているのを「かわいそうだよ~」「やめたげなよ~」などと言って
茶々を入れています。こちらが一生懸命調べて、証拠を集め、相手が悪であると確証して
追求しているのに「被害者が嘘つくはずないよ~信じてあげなよ~かわいそうだよ~」と
自分は何も調べてないくせに、横合いからちょこっと顔を出して余計な事を言ってきます。
不幸なことに、そういう余計な事を言ってくる奴にかぎって人気があり、人気アイドルであったり、
スポーツ選手であったり、人気作家だったりして、社会的地位があり、大量の信者がついており、
その馬鹿が発言した不用意な嘘が本当の事として世間に蔓延し、あなたはブチ切れることとなります。
ブチ切れて攻撃すると「キチガイにいじめられた~」「犯罪者だ~」と言って木仁は泣きわめき、
あなたは悪者にされます。世間はなぜか、いい加減な思いつきで発言している木仁に同情的であり
感情論であなたを攻撃してきます。
そして、あなたは今まで積み上げてきたものを全て失ってしまいます。
ですから、うざくても木仁が絡んできたら、できるだけ相手にしないほうがいいです。相手を攻撃すればするほど、それは自分への深い傷となってもどってきて、あなたが一番大切にしているもの、信念、信仰、
大切なものを深く傷つけてしまいます。
木信である貴方が攻撃するのが水智です。
いつも皮肉な笑いをうかべ、あなたを小ばかにしているように見えます。
理屈を言って、悦に言っています。あなたが大切にしているものを嘲笑し、そんなもの、何の意味もないんだと言います。あなたは、水智が言うことが腹がたって、腹がたってしかたありません。
あなたが一番嫌いなのが水智でしょう。
しかし、いつも、あなたの言うことを重箱の隅をつつくようにイチャモンをつけてくる水智も、
おだてれば、色々な資料をもってきてくれます。調べるのが大好きだからです。
あなたが、信念をもって守ろうとしているものが正当であるとする証拠の資料を一生懸命探してきてくれるえます。だから、どんなに腹がたっても、生意気だとおもっても、屁理屈にむかついても、
土信であるあなたは、水智を大切にしなければならないのです。
土信が育てるのが金義です。
世の中の信頼関係が醸成され、組織の団結が固まれば、そこから正義感が生まれます。
あなたが信念で築きあげた素晴らしい世界から正義感をもった子供たちが成長し、
あるいか国家官僚、あるいは警察官、自衛隊になって国を守るために立ち上がります。
あなたたちの信念がこの世界を棲みよい世界にし、その世界で活躍する官職を育てるのです。
あなたたちの組織を育ててくれる人が火礼です。
火礼はあなたの意見に心から笑顔で賛同してくださり、協力をおしみません。
信念を持つあなたたちですが、その多くは無骨で、告知広告などできない、宣伝などできない人たちでしょう。そうしたあなたたちができないことを火礼はしてくれます。組織をつくり、自分たちの代わりに、世間に自分の思想を広めてくれる。それには多少のお金はかかりますが、それも、自分の信念を広めるための対価と考えれば、あなたにとっては安い出費でしょう。あなたの求めるものは自分の信念を貫くことであり、金や利益は二の次なのですから。自分の思想を広めてくれる火礼、自分たちの数少ない理解者の
火礼に対価を支払うことによって、火礼はあなたの思想を広めてくれる大切なパートナーです。
金義であるあなたを邪魔し、攻撃してくるのは大抵火礼です。
現在社会で火礼の最大勢力といえば政治家です。
昔は宦官にあたるポジションで宦官に迎合してお世辞をいって賂をわたして機嫌をとらないと、
王に報告と取り付いてもらえず、書簡を捨てられたりしましたが、官僚にとって、現代のそれが政治家です。
官僚から見れば、大した学歴もなく、人に頭を下げて礼をして冠婚葬祭で頭を下げまくっただけで
権力を得た政治家は自分の人気取りのために不条理な要求を突きつけてきます。
こうした馬鹿で自分の人気取りの事しか考えていない政治家にマトモに意見しても左遷されるだけです。
しかし、官僚は政治家を相手にしないわけにはいかず、官僚は頭のいい学者などを支援して、迂回ルートで後ろから馬鹿な政治家を知的な専門知識をもった学者に殴りつけてもらうことによって鎮静化するしか手はありません。自分が直接、政治家に抵抗できない以上、理解ある学者を支援して育てるしかありません。自分が真っ向から政治家にはむかって言ったら、不幸しかありません。
義金であるあなたが攻撃する対象は木仁です。
文化事情などに金を出せと文句を言ってくる古典芸能や有名人、金を食うボランティア。
「この可愛そうな人たちが見えないんですか!」と怒鳴る市民運動家。みんな金食い虫で
官僚にとってはうざくてたまりません。
少しでも予算を削って壊滅したいです。しかし、力をもっている木仁は火礼を焚きつけて後ろから
殴ってくる可能性があるから要注意です。この官僚にとって嫌いでたまらない木仁ですが、
作家などは、支援して目をかけてやると、世間から不条理に虐げられてきた
官僚の実態などを擁護する小説なを書いてくれて、それをもってプロパガンダをしてくれることもあります。木仁は世間の空気を形成する作用をもっているので、この人たちを優遇し煽ることによって、
官僚は自分たちの正当性を直接言えなくても、この人たちに代弁してもらうことが可能です。
そういう意味でも見下している価値のないと思っている木仁は義金にとって利益になるのです。
義金を生み出すものは信土です。
これは庶民とも言い換えることができます。
官僚は庶民の生み出す税金によって生活しているのでこれを絞りきると自分たちも滅びることになります。
よって、庶民から税金を搾り取りすぎないよう、むしろ、庶民の経済を活性化するための政治を
行使しなければならない。
官僚でありながら、自らが土信となり、特定のイデオロギーを行使するために現実を無視すれば、
そこには破滅しかない。国民の経済活動を活発化する。それしか官僚が栄える道はない。
義金が生み出すものは水智です。
官僚が出す予算によって学校、大学は運営されています。そこに存在する心ある学者を支援することによって、モノ言えぬ官僚は馬鹿で人気取りの礼火の政治家の後頭部を殴ることができ、わが身を守ることができます。
警察官も、自衛隊も、社会からの非難をかわす合理的説明をしてくれるのは知的存在である学者です。
水智であるあなたを攻撃してくるものは土信です。
知的な存在である水智からみて土信の信じ込んでいるものは妄想の世界にすぎません。
なんら、科学的根拠もなく、礼火からプリンティングされた思想を自分で考えたと思い込み、
復唱しているだけの馬鹿の集団にしか見えません。
彼等の恐ろしいことは理屈が通じないことです、水智のあなたの視点から見た土信は狂信者であり、
こちらが論理的に説明しても、相手は何も聞いていません。ただ、洗脳されて、憶えこんだ言葉を
ただ念仏のように唱えながら、あなたに襲い掛かってきます。こんな恐ろしい存在はありません。
こんな存在と水智がまとのに戦うことはできません。言葉が通じないのですから智の存在である水智には対処方法がないのです。
水智がこれに対抗するためには、土信に水智の正しいと思う現実を追体験させるしかありません。
土信はロジックが理解できないので、実際に自分が体験したことしか理解できません。
しかし、一つだけ方法があります。小説や映画などを見せて追体験させるのです。
土信は小説やマンガや映画を見ると、本能的にそれを自分が体験したことのように思い込み、
それを自分が思いついたかのように錯覚し、それを人に吹聴します。よって、木仁の作家を使って
物語を書かせたり漫画家に描かせたり映画を作って、追体験させるのです。それによって、
土信を納得させることが可能なのです。よって、直接土信と対決しても被害が増えるばかりです。
相手は絶対に理解してくれません。
水智であるあなたが攻撃するものは火礼です。
火礼の政治家は大衆迎合で無知蒙昧な土信の妄想をそのまま肯定し、「あなたがたの言うとおり!」
とか無責任なことを言って投票してもらいます。そして、世の中がどうなってもいいから、人気取りで無茶苦茶な政策をとって、失敗したら金義である官僚のせいにして自分は逃げます。
そういう行動が絶対に許せません。水智の目的は真実を追究することであり、嘘に嘘を塗り重ねることが平気な火礼は絶対に許せないのです。
しかし、学者が学内での予算配分を拡大してもらうには、政治家の協力がかかせません。世の中から
脚光をあびるきっかけを作ってくれるのも政治家です。そのためには、政治家に知恵を与え、
政治家を成功させて、その代わりに政治家から支援を得るしかありません。
政治家は移り気であり、保身のために容易く水智を裏切ります。そのたびに水智は腸がにえくりかえり、
転がりまわりますが、それでも、政治家を支援することでしか学者は勢力を拡大することはできないのです。これは、他の分野でも同じような現象があります。ゲームプログラマーは営業が活躍してくれないと、どんな素晴らしいゲームでも売れなかったりします。必ずしもよいモノが売れるわけではない。火礼の活躍にかかっているという側面は大いにあります。
水智を育ててくれるのは金義である官僚です。
会社では総務部や人事部にも該当します。
営業ではなく、裏方ですね。
開発部や学者はこうした裏方を大切にしなければなりません。
人物を見抜き、才能を見抜き、抜擢してくれる人、予算を配分してくれる人もこの方たちです。
この方たちを擁護し保護しなければなりません。
水智が育てるものが木仁です。
これは生徒ともいえます。
生徒は授業中寝てたり、舐めた態度をとるアホもいますが、基本先生を尊敬しています。
そして、自分の技能や知識を伝え、その子たちが育っていく姿は、水智にとって最大の喜びでもあります。
自分は利益を得る側ではなく、育てることによって、自分の時間や自分の娯楽の時間も奪われますが、
この育った自分の教え子、弟子たちが大軍になって自分を守ってくれることもあります。
自分が育てることには楽しみもあり、自分が育てた者が活躍することも、水智は喜びを感じるので、
魂を清めるためにも、木仁を育てることは水智にとって大切です。何が自分の利益になるかよりも、
育てることによって魂を高めることを考えて行動すべきでしょう。それが、水智が求める、
真の智をしること、愛知につながる行為だからです。
上記の内容はあくまでも、各セクションに所属する人たちの視点から見た記述です。
それが現実ということではないです。なぜなら、あるポジションの人にとって利益になる素晴らしい人が
あるポジションの人から見たら嫌悪の対象になるからです。しかし、
これらの各ポジションの人材が全て組織にそろっていたほうが、組織は繁栄する結果がでると、
エニアグラム性格分析で人間を5種類に分類したゲオルギイ・グルジエフも述べている。
自分の視点から見たら悪人でも多方面から見たら利益になる人材が存在することを、
ある意味逆説的にかいたこの解説を読んで把握してほしい。自分のポジションを嫌悪する人、
素晴らしいと思ってくれる人。自分が大嫌いな人が大好きな人。視点によって人はそれぞれ
変わるのだ。悪である、完全に排除せねばならぬと思うものも許容することで社会が形成されているという事実を孫子、老子の時代から教えられているものである。
上記のように自分と他者のポジションを認識し、行動することによってリスクを減らせるというのが
己を知り他者を知るということの原理である。