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プロローグ
2050年めまぐるしく変化してる世の中に一つのゲーム機が開発されたのだ。
その名は「スカイスフィア」と名付けられた。VR世界を人類が初めて体感するきっかけにもなったのだ。
そして人々はまだ知らなかった。これが開発されることになった理由を…
「おい!時間がない早くしろ!」
神吉正一と呼ばれる友達に急かされる。
「わかったわかったから」
そう答えたのは俺、白森和也だ。
男ーー白森和也はいつも思うのだ。
現実はいつも自分に厳しいと。
この話はこんな自分の転機となった物語なのだ。