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旧世代勇者の物語(仮)  作者: キュルビス
旅の日々
42/43

豪華なパーティの一日目

一ヶ月!長すぎるだろ!俺のアホ!一週間に一話はどうしたボケぃ!うぅ〜


皆さんお久しぶりですキュルビスです

今回も予定通り戦闘少なめののほほん回を目指して見ましたタイトルを見たらわかりますが続きます当分戦闘はケンカの様な形が良いな


そう言えば今回キャラの身長や服装を書いて居ませんがめんどくさかった訳ではありませんちゃんと理由があります今回は皆パーティ用になっているためです一人だけ書こうか悩みましたがまぁ良いでしょう

ちゃんと皆の服装は考えてありますまたいつか登場する時に紹介したいです

旅人の一人はアークと名乗る元勇者の日本人。服は灰色を基調とし袖が七分の丈夫そうなシャツを着ていた。武器として持ち手も鞘も白い刀と持ち手は黒く鞘は灰色の刀。刃は深緑で十文字の槍。最後に向日葵色の銃と退紅あらぞめ色の銃を所持する。もう一人の旅人は中性的な顔立ちで青く小さい目のギャリソンキャップ、パーティで着る様な胸の所にフリルがつき袖先が開いてるシャツを着用青髪で肩まである髪を一つに纏めておりソレが少し跳ねているスラム育ちの少女だが……今は二人ともタキシードにドレス姿武器は白守と攻黒以外ない。二人は〈聖王都国王アーサー直属部隊【円卓の騎士】序列第一位ランスロット〉にそそのかされまんまとアーサー王主催のパーティに参加している


「シェアルわかってるな?」

「ランスロットさんを見つけ次第拉致監禁に拷問して装備の場所を聞き出し取り返し早々に退却……ですね」

「ああ、速く逃げないとアーサーとかガラハッドとかペランとかリヴァーさんとかが来るから……」

「(随分ピンポイントだな……)」

「つーか俺の知り合いめんどくさいのばっかだし会いたくない!」


アーサー直々の結界が張られたパーティ会場の隅で見た目味共にオレンジジュースの様なものを飲みながら作戦会議をするその二人にパーティの元凶が話しかける


「ワタルさんにシェアルちゃん!来てくれると思ってましたよ!」


今代のアーサー王が二人の前に現れる


「「ゲ、ちびっ子王」」

「貴方達アーサー様に向かってその口の利き方ソレに武器の持ち込み!死にたいのですか?いや死にたいんだね?」


アーサーの後ろから女性が出てくる真紅のドレスの何処に隠していたのか自身の表面積より多いナイフの束が出てくる。非戦闘員もパーティに参加しているので騒ぎにならないようアーサーがマントで彼女を隠す


「やめなグィネヴィアその人達は良いんだよ」

「(あの女がグィネヴィアか……確か本ではランスと不倫して火炙りになるんだったっけ?あれ?でもコイツって気高く高潔な貴婦人じゃなかったっけ?実際見ると気性が荒く血液を纏う鬼婦人ってかぁんじ?)」

「(あ、多分今師匠凄く失礼なこと考えてる)」

「アーサー様にここまで言わせて謝らないなんて……殺ス」

「何処まで言わせたんだよ別に良いって言ってるじゃん。それに俺はアーサーが嫌いなんだよ意見は人それぞれだぞ?なんだ?やるか?」


何も考えず反射的に攻黒に手を伸ばす渡を見て


「「だぁ〜!」」


アーサーとシェアルが叫ぶ叫ぶと同時にアーサーは自身のマントを取りグィネヴィアに被せ何処かへ消える。シェアルはシェアルで渡を止める会場の一部の人は二人に注目するがそんなことは気にしない


「師匠!いきなり攻黒はダメですって!師匠が悪いんじゃ無いのはわかってますけど抜くなら白守から!」

「……ああそうだった悪い。アーサーも居なくなったしランスを探しに行こ」

「オイース!お二人さん元気だったかい?」


仕切り直してランスロットを探そうとすると新たに人がやってくる。大声で叫んだのだから仕方の無いことだろうしかしやって来た人が問題だった


「チッガラハッドか……」

「ああ、どうもお久しぶりです」

「何その汚物を見るような目は……視姦するならお金払ってからにしなさいな」

「勘違いするな俺は自分より身長が高い女は守備範囲外だ」

「ほぉ!じゃあボクは?」

「年下は守備範囲外!」


シェアルと渡が話してる間に思い出した!と言う表情でガラハッドが割り込んでくる


「そうそうワタルにお知らせがあるんだ!」

「お前が俺に?珍しいな何だよ」

「(碌なもんじゃないな)」

「君の御兄弟さ!今回のパーティに連れて来たんだよ」

「「((んな!?最悪だ!))」」


二人がこの場から離れようと思う前に三人が現れる


「おお!渡久々!元気だった?このパーティ凄いな!飯も美味いのなんの!」

「渡この前より俺は強くなったから喧嘩しようぜ!」

「ワタ兄!久しぶり!」


近藤明こんどうあかる近藤高こんどうたかる近藤到こんどういたるこの三人は渡の実の兄弟明と高は兄到は弟


「ハァああ、久しぶり到は元気だったか?」

「「あっれぇ〜?」」


俺らは?と明と高が渡に詰め寄る


「知るか!何でまだ生きてるんだよ野垂れ死ね」

「お前!兄に向かってその口の利き方!矯正したろか!」

「やるか?返り討ちにしてやるよ」


高と渡が歪み合うと待ってましたとガラハッドが声をあげる


「決闘!?決闘だね!よし中庭行こう!」


とても短くまとめ二人の手を引き中庭に消えて行くのを黙って見送るシェアルは


「ランスロットさん探してこよ」


一人最初の目的の人物を探しに人混みに消えて行った


「到どうする?」

「ワタ兄に会えたしもっとご飯食べたい」

「どっちが勝つかなんて分かりきってるし相変わらず高は馬鹿だね」


兄弟に散々言われた等の本人は中庭に着いた渡と噴水を挟み対峙する


「アーサー王!アーサー王!結界ココにもお願いしますぜ!強めが良いです」


ガラハッドは怪我人や建物に被害が及ばぬようアーサーを連れて来て結界を催促していた


「兄弟ゲンカですか?余り気が進みませんね」


と言いつつもエクスカリバーで結界を貼るアーサーも元戦闘狂の血が騒いだのだろうニヤニヤしている。その隣では……


「さあ!さあ!第二次人魔戦争に終止符を打った初代勇者コンドーワタルとその実兄の決闘だよ!さあ!賭けた賭けた!弁当や飲み物もあるよ!豪華な食べ物が性に会わない人も居るでしょう!」

「すまない頂けないか?」

「オッ!Dか!毎度あり!賭けの方は?」

「どう見てもワタルが勝つだろう?儲かるのか?」

「……そう言うことを通常トーンで言ってはいけないよ?確かに十分ももた無いだろうけど」

「ワタルに勝てる者なんてこの会場に居ないだろう?まぁトップ達が束になれば分からんが」

「もう黙れよ」


【円卓の騎士】随一の金の亡者が荒稼ぎをしていた



「タカ兄!あん時より俺数十倍位強くなってるけど大丈夫か?」

「ふん相手の心配より自分の心配でもしてろ!」


徐に目隠しをする高更には鼻栓をする渡はそれを見ながら白守を抜く身体に白いもやがかかり着物の様に見えてくる


「(二つか……九倍だっけ?銃黄で十分だけど白守と攻黒しかねぇよ全く)」

「行くぞ!」


トンっと軽く音がすると渡が前に浮く背後から殴られたのだ空中で体制を立て直し高を見るダメージはまるで無い


「(うおっと!?何で?九倍でこの力!?……違う耳栓もしてる二十七倍か)」

「ふふ気付いたか流石早いな!それと相談なんだけど俺が怪我したら治してくれるか?」


耳栓を外しながら聞く


「ん〜俺じゃなきゃ治らない怪我なら多分」


そう答えるとそうか!わかったと言って耳栓をし口から舌を出し手で掴む


「まさか……タカ兄!それは」


ガチンと舌を噛み捨てる


「ッ!?!!??!???!!!?」


膝をつきうずくまる高を見てドン引きする渡観客からは多少悲鳴が聞こえる


「タカ兄バカか?その能力は五感一つ一つを消していくたび三倍強くなる代わり痛みも一・五倍激しくなるんだって教えただろ?今だと通常の約五倍の痛みもう終わりで良いか」

「ふふ!はははははははははは!」


笑終わると今度は音もせず消え渡が後ろにすっ飛んだダメージは……


「プッ!いってぇな」


頬を赤く腫らし口からは血が流れる


「(遂にダメージが通った!八十一倍で……ん?)」


高が気配で感じた渡の動きは黒刀に手がかかっている


「ん〜む簡単に頼るのは良くないよな……いよっし!白酔真刃はくすいしんじんと行きますかぁ!」

「?……ッ!(消えた?……上か!)」


渡は結界があるためそこまで高くは飛べはしなかったか結界を足場に空から急速におりてくる


「狙いはタカ兄の腕か脚!」

「(バカ早え!避けれるか?ギリギリか!?)」


何としても避けようと横に飛ぶ高を渡の白刃が捉えた。ボンと音を立てて左脚が胴体から離れる因みに左脚が飛んだのは斬れたわけでは無い瞬間的な重さが頂点に達し吹き飛んだのだ

白守は槍翠や銃黄、朱銃の様にこれと言って便利な特性が無いあるのは持ち主以外に持てない様な重さになるだけそのため全オリハルコンに共通する[硬さ]を纏うと同時にその[重く]なる特性を纏うと渡は考えた。しかし実際は戦闘中重く遅くなるデメリットを抱える為硬くなると言うメリットが追加為れただけだが渡は[硬い]に[重い]が着いて来たものだと思っている


「グッ!?ああああ!」

「ふぅはいお終い」


手元を見ながらなんだもう終わったの……三分かとガラハッドが呟きその後声をあげる。手元にあるのは渡が作った時計と言う名のストップウォッチ約一時間測れる


「はい勝者初代勇者ぁああ!」


渡は倒れた高に近付き踏みつけながら傷を診る


「タカ兄この位の怪我なら特級治療士が綺麗サッパリ治せるから俺じゃ無くても大丈夫だんじゃね」

「(次こそは……ガク)」

「タカ兄って本当馬鹿だな」


場所は変わり中庭からパーティ会場二階ダンス場


「ランスロットさん居ないなまさか会場外に居るってことはないよね?だとしたら辛いな」


今だにランスロットを発見でき無いシェアルが愚痴っていた


「クソぅ……ん?アレはガウェインさん?何して、何してるかなんてすぐ分かるか」


シェアルが注意深くガウェインを見ているとすぐに予想通りの行動をした


「ああ!黒髪の綺麗な貴女素晴らしい美しさ!どうか私と踊っていただけまいか」


そうナンパである。ナンパ為れた相手は笑みを浮かべながら振り返るしかしその笑みは女性の見せる柔らかな笑みではなく怒りを表していた


「ほーぅボクと言う相方がいながらナンパか」

「うぇ?……ゲ!ミカ…グボ!」

「緑の騎士と呼べアホ」


見事な蹴りがガウェインの顎を直撃し気絶するヤレヤレと言った後緑の騎士はシェアルに気付きガウェインを引きずりながら寄ってくる


「やぁシェアル見苦しい所を見せたね悪かった」

「いえ気にしないですよ。所で髪黒なんですね全身緑の兜や鎧でわからなかったです」

「ん?ああ染めてるの魔法使うと勝手に緑色になっちゃうけどね」

「毎回染めてると髪が痛み増すよ?」

「そう思ってたんだけど魔法を使った後は髪にすっごく艶がでるんだよ」


ここで緑の騎士は思い出す


「っとボクはこのパーティに遊びに来たんじゃないんだった」

「仕事ですか?」

「ああ急に入ったもんだからこの人探してただけ」


そう言って引きずるガウェインを持ち上げる


「それにしてはドレス着て楽しむ気満々じゃないですか」

「コレは兄様が着て行けと!」

「あ〜あの変態医師かそんなドレス持ってそうですね」

「妹も守備範囲内って怖くない?」


ガウェインを離し自分の腕を抱き締め軽く震えている足元でゴン!っと良い音が鳴る


「ウグッ!?ココはハッ!」


頭を打ち目が覚めたガウェインはすぐさま振り向き緑の騎士の方を見ると目が合う


「ミ……緑の騎士!綺麗じゃないか!素晴らしい何時もその姿で居てくれたら良いのに!」

「んなぁ!」


緑の騎士の手を掴み褒めまくる言われた緑の騎士は頬を赤く染める


「いいいいイキナリ恥ずかしいことを言うな!ボクにこの様な格好は似合わない」

「そんな事ないよ!凄くすっごく似合ってる一緒に踊ろう!」

「ううっ!いや、でもボク踊ったことないし踊れない」

「大丈夫!私が教えてあげるからね?さぁ!さぁ!」

「え、いやでも……」


シェアルはイチャイチャする二人を置いてその場から離れる


「(急な仕事の事忘れてるんだろうな〜)」


またフラフラとランスロットを探しに行く数分後シェアルの所へ


「おお居た居た悪いなランス探し任せて」


渡が合流する手には両手のお皿があり片方には豪華な食べ物が山盛りにのっているもう片方には豪華な食べ物が綺麗に並べられている


「いえ別に良いですよ急いで探しても見つからない時は見つかりませんし、所でそのご飯は……」

「おおほれパーティは三日もあるんだそのうち見つかるさ腹も減ったし飯にしよう。急ぎたいのは山々だがもう殆どの奴に見つかったし急ぐ理由がアーサーに合いたくないだけになった」

「本当に嫌いなんですね」

「奴の話もしたくない感謝はしてるがな。ほらあっちで食おう」


山の様に盛られたお皿を渡されダンス場から出てバルコニーにある椅子に座り食べ始める

パーティ一日目はランスロットを発見できる事無く終わりを告げた

今回読んで頂いた通りイキナリキャラが増えましたまだまだ増えるかも?今の所は予定なし三人ほど名前だけ状態だけど……二人は次回僕が出そうと思えばでます


そんなわけで次回をお楽しみに!見てくれる人はマジで一握りだけど感謝感謝です


私の書くキャラは乙女が居ないな何故だろう……『シュミだろ完全に』……ハッ!天の声!?


毎週土曜朝九時か夜十一時投稿予定!前回こう言って一ヶ月になった俺は超最低野郎

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