冒険者ギルドに行く前に
これから頑張って少し長く書く様にしてみようと思います。
街を囲む壁に到着
移動中の話をザックリカット♪したからわかんないと思うけど、此処は異世界そこら中に、魔獣がウヨウヨ居るからね。襲われまくったからね。
あ、因みに魔獣は魔族の手先じゃ無いよ。そう言うのもいるけど、魔獣はこの世界で一番謎の多い生き物、魔獣にもランクがあってF.E.D.C.B.A.S.SSと八段階に別れてる。Fは新人冒険者で頑張れば倒せるレベル、SSは一国だけで戦うと余裕で落ちるレベルまぁ、魔獣共は文字どうり『世界中どこにでも』いるからね。
また、話が逸れたな。
「君は、旅人かい?」
ガチムチの騎士様が門番兼、入街審査員いや、良いガタイだな。
「はい、この街に、え~大体十日間位滞在したいのですが、どうですか?」
「構わないぞでは、身分を証明出来る物を」
なん、だと?身分を証明出来る物?そんな物は無い。と言うか証明したら元勇者だってバレるじゃん!
「いや、そう言った物は…」
むぅ、どうしようか。今更この場から離れたら、それこそ怪しまれて国街村至る所に入り辛くなる…
「ん?なんだ?カード無しか?まさか賞金稼ぎ?いや、それはないな。後ろの盗賊捕まえられる位だ冒険者カード持っていても良いんだが、無いとはさては…あれか?全てを捨てて旅を始めましたとかか?そりゃいかんぞ。そーゆーのは、冒険者やお偉いさんの同行が無いと何処にも入れられん。」
なんだ馬鹿か?こいつは、勝手に話を進め。その上、勘違いして。いや、ありがたい間違え方だけどさ、
それも大事な話だけど、同行とは困ったな。どうしようもないじゃないか。
「どうしたの?こんなに楽な審査通らないなんて…」
俺らの後ろにいたボンキュッボンの女剣士外見は、少し癖っ毛の赤髪を肩甲骨辺りまで伸ばして黒い胸当てを装備ヘソを見せびらかすような恰好。
フッ、残念だったな俺はロリコンでは無いが、貧乳が好きなんだよ!ぺったんこが好きなんだよ!
そうじゃ無いそうじゃ無い、ついに痺れを切らしたか。そうだよな簡単な入街審査に何分かけんだって話か。
「あぁ、レベッカちゃんおかえり。そうだ、こいつを良い冒険者ギルドに連れて行ってやってくれないか?」
ほぉ、ガタイの騎士良い事言うな。是非、俺からも、お願いしよう。
「すいません。手間取っちゃって、身分を証明出来る物がなくて、ギルドまでお願い出来ませんか?」
俺ならこの時点で、問答無用…話なんざ聞かんな。だって怪しいもん身分を証明出来ないって何?どう言うこと?
「えぇ、それ位ならお安い御用よ。その代わり、そこの馬車の中の盗賊あの中に、賞金がかかっているのが二人いるからその金を半分くれないかしら?」
おいおい、マジか!どいつもこいつもお人好しばっかりだな!人を疑えよ!
って成る程、こいつら賞金かかってたのか。思わぬ臨時収入だ、どれ位かわ分からいけど。まぁ、良いか。
「半分でいいんですね。はい、分かりました。よろしくお願いします。」
何とか入街、出来そうだな。
~~~~~~~~~盗賊引き渡し…
「「「「「「「「旦那様!私達いつか必ず恩返しに向かいますヒヒーン!それまでお待ちをヒヒーン!」」」」」」」」
「こら!静かにしろ!な、何を言ってるんだこいつら。」
ふぅ、うるさかった。あいつらのリーダーと、もう一人に合わせて銀貨百枚分、首にかかってた。
ちっちゃい罪を、重ねまくって少しづつ金額が上がっていったんだと、着いでに人殺しはして無かったらしい。
本当に、地球のチンピラみたいな奴らだったな。
因みに、死刑にはならず懲役百一年…あぁ、そぉだあいつらたったの一年で出てきた。なんでも、留置場内で懲罰室に入れられる犯罪者共を庇い自分から懲罰室に入りたがってドンドン悪化…この話は別にしなくても良いか。いや、結構話したけど。取り敢えず、お金を渡しておこう。
「さて、約束通りの銀貨五十枚です。それと、少しお聞ききしたいのですが、冒険者と賞金稼ぎの違いはなんですか?」
コレは、かなり気になっていた。だって、似たようなもんだろ?てか、賞金稼ぎなんて仕事あったか?俺は知らんぞ?
「銀貨五十枚、確かに受け取ったわ。冒険者と賞金稼ぎの違いか、冒険者ってのは、その国や街にあるギルドを拠点に、仕事を貰い色んな所に出稼ぎに行ったり、時々未開の地の調査に行ったりするの。賞金稼ぎってのは、世界中を回り、賞金首を追いかけながら旅をする人達の事ね。」
「成る程、じゃあ冒険者より賞金稼ぎに成りたいんですけど、どうしたらいいですかね?」
「賞金稼ぎに?あれは、相当な実力者しか慣れない、冒険者も憧れる仕事だよ?こんな、辺鄙な土地じゃライセンスは取れないよ。聖王都、せめて六王都に行かなきゃ。」
OK思い出せ、俺、聖王都は分かるよ。前に召喚されたからね。六王都?何それ?全然、知らないよ?
「ろ、六王都?ですか?それは三年位前から出来た国ですか?」
「はい?いや、百年以上前からある。聖王都が決めた六つの国の事はだよ?知らないわけないでしょ?」
な〜んだ…全然、知らね。三年前教えられなかったのか?少し調べる質用があるな。
「あ、ああ!はいはい、ド忘れしてましたよ。HAHAHA!」
「?」
「じゃあ、これから質用な物を揃えて、そのどれかに行きます。一番近いのは、どの国でしたっけ?」
「六王都の一つ『海洋産業都市リタイア』ね。」
…なんか嫌な名前だな。リタイアって確か意味に隠居する、とか退職するってあったハズ。これから、就職する様なもんなのに。
「当たり前だけど、国に入るのは、この街の様には行かないからね?ましてや六王都…他所の冒険者は、護衛の仕事とかでしか入れないよ。」
なんだと?それじゃ
「一旦、此処の街で冒険者に成り、護送する仕事を取らなきゃいけないんですか?」
「まぁ、そうね。それに、護送はそのギルドマスターが認めた人じゃないと受ける事も出来ないわ。」
「そ、そんなぁ」
ぐぅ、イキナリめんどくさい。このまま出てくいくか?いやしかし、ライセンスがあるだけで殆どの場所に入り放題とゆう事だ。取っておきたいな。
「そんなに、落ち込まなくても大丈夫よ。少し前は、賞金稼ぎに成りたくて参加する人が多かったけど、試験の厳しいさ。そして、合格率の低さで今は観光気分で受けるのが、殆どになってるからギルドマスターに話してみれば、受けさせて貰えるかもしれないよ?」
「本当ですか?なら俺、一旦冒険者に成ります!」
酷く気が進まないが、ライセンス取得のためだ。仕方ないな。
誤字脱字発見したらよろしくお願いします。