表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

仇を求めて


あれから五年が経った


馬車に揺られ、一つの街に着いた

フードを被り直し

人を探しながら活気に満ちた声が響く街の中心へ向かう



人を探しているが別に、待ち合わせをしている訳では無く、知り合いがいる訳でも無い

探し人の名前も経歴も、いる場所も知らないだけど顔だけは知っている

だから、街を行き交う人々を観察し例の男を探す


復讐の為に。




出店に寄り

人を探していることと特徴を伝え、情報を聞き出す


何店か回るが有益な情報は今のところ無し。

いや、一つあったな


ここの串焼きは美味しい




大通りから外れ裏路地を歩く

砂粒一粒見落とすまいと街の隅から隅まで歩く


途中でゴロツキにも話を聞くが、情報は無し

そのくせ情報料はしっかり取られた

今回は直ぐに逃げられたが次会ったら殴ろう


そう心に決めた






大通りに戻ると一組の親子が目に入った


「お父さん! お祭り楽しいねご飯も美味しいし」

「ああ、でも明後日はもっと楽しいぞ、明後日が本番だからな」

「ええ~、ほんとに? 楽しみ!」


会話に特段のおかしなところは無い格好だって違和感は無い

親子のことを人に聞けばほとんどが仲のいい親子、だと答えるだろう


だけど、父親の顔は見覚えがある、あの顔を憶えている


あの日

あの場所

あの夜に


復讐を誓った顔だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ