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2年物語

作者:WhiteCrow
君と出会ったあの時から、僕の|運命《みち》は決まっていたのかもしれない。

泣いて、笑って、はしゃいで───。
夕暮れに向かって歩いていくふたつの影は、必死に永遠を物語ろうとしていた。
どれもこれもが、最初で最後になるなんて知らずに。

子供は純真無垢だ。
だからきっと僕は子供じゃない。

それでも…無垢でありあくて、
立ち向かって行くんだ。

嬉しかったら、笑えばいい。
悲しかったら、泣けばいい。

そんな当たり前の感情さえ見失って、もがいてた自分がいた。

でももうお終い。
最初で最後の───2年物語。
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