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【エピローグ】白き光の刻
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はるか昔――
空に、“白き光”が現れた。
それは天災でも流星群でもない。
誰にも説明できない、“神聖”としか形容しようのない輝きだった。
その光を浴びた者のうち、ごく一部の人間に異変が起きた。
──能力コードの発現。
火を生み、水を操り、重力すらねじ曲げる。
常識では理解不能な力が、次々と現れ始めた。
人々は戸惑い、恐れた。
政府は混乱し、世界は騒然とした。
だが、それらの力を“進化”と捉える者たちによって、新たな秩序が築かれていく。
やがて時代は変わり、能力者は公的に認知される存在となる。
人口の1%未満――
だが彼らは、軍事・医療・災害救助・教育、あらゆる分野に登用された。
異能の世界は、静かに幕を上げた。
そして、のちに――
日本には、全国から能力者を集めた巨大な学園都市が設立される。
名門・私立【オルディナ学園】。
この物語は、
――心の物語。
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