表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

自己満。

妄想。

フィクションです。

『ゴゥゥゥゥー』

校舎の裏にある桜の木の下で少年と少女が出会った…



4月

出会いの季節…

新しい生活が始まり、希望の芽が人間の心に芽生える季節…



全長100メートルはある校舎へと続く長い桜道の中を走る生徒が一人いた。

『リゴーン』

チャイムが校舎を中心に中から外へと順に響く。もちろんこの桜道も学園の敷地内なので桜道を走る生徒にも聞こえた。『クソーッ!!入学式の当日ぐらいは遅刻しないようにと寝ないで朝を迎えようとしてたのに…』

っと愚痴をこぼしてても時間が止まるわけでもないので足を止めずに走り続けた。

この恥ずかしい事を心の中でつぶやいているのが『中曽根高校』に今日から通う『山崎智憲』である。

成績普通。

運動普通。

生活普通。

顔も普通。

彼こそがミスター普通マンだ。


かれこれ言っている間にやっと校舎の前のグラウンドに着いた。体育館の方から声が聞こえてきた。

『新入生起立!』

もう既に入学式が始まってしまったらしい。

『途中から入るのは恥ずかしいな…』

確かにそうであった。あの静まりかえっている場に途中で入るのは、手を挙げて自信満々で答えて間違えるぐらい恥ずかしい。っと言うわけで、終わるまで学園の中をブラブラすることにした。

この決断が全てを動かすことになるとは『山崎智憲』は考えていなかった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ