47 解毒治療の詳細、それと愉快犯改め苦労狐
読者の皆様どうもこんばんは。感想等、有難うございます。
さて、今回は『新月』の詳細を説明致します。若干エセ医学?みたいな内容が出てきます。適当に書いているので間違っていると思われます、申し訳ないです。
それでは本編をどぞ!
「……………………いつまで待てば良いんだ?」
「はぁ………………知るかよ……つか、本当にそんなんで俺より年上かよ……」
あ〜あ………由樹ン子もとい、ルーナがコイツを駄竜と呼びたくなるのが滅茶苦茶分かる………
何なの、この駄々っ子加減は?!
大体俺や他の連中だってずっとアイツの事を待っているのにさ、これ以上雰囲気悪くするのもやめてもらいたい……
「……………俺はあの王子が気に喰わない。ルーナもさっさと見捨てればいいものを……いっその事喰ってやろうか?」
〜〜〜〜〜!!!
……この、馬鹿野郎………この状況でそれを言うか?!
マジで収集付かなくなったどうしてくれるよ!!!
「おい、物騒な事を言うなよ………それで無くても皆殺気立っているんだから。」
俺は今日昨日含めて何度目かの溜め息を吐いた……正直きつい……
つか、ルーナ………マジで俺の記憶が残っていなかったどうしていたんだよ?コイツら“常識”が一切通用しないぞ……特にお前の事になると。
原因は分かっているし正直俺も気に喰わないけど、王子に対する嫌悪が特に酷い……ちゃんとフォローしておかないと王子が別の意味でやばいんじゃね?
つか、今ストッパー役をしているのって俺以外リヒターしか居ないってマジでどう言う事よ?
まあでもリヒター君が居てくれてよかっ……
「もう少し押さえて下さい、皆さん………王子が少し回復してルーナの目が離れた時にしっかり釘を刺せば良いじゃないですか?」
……………………
………………
…………
……
…
前言撤回。
コイツも正面じゃなかった〜!!……もう泣いていいか?いいよな?
あ、マジで目から汗が……
つか、その黒い笑み………………周囲もドン引いているからな?!
つーかお前…普段はルーナの前でネコ被っていたのかよ…兎なのに?!
そしてリヒターから始まり、周囲に黒い雰囲気が伝導して……殺気が先程よりも濃くなっていった。
………………………もうやだ、帰りたい。
誰か助けて。つか、もうこの連中手遅れ……俺にはもう止められない。
マジで誰か代わってくれ……俺の立場と。
(ごんのめのまえは、まっくらになった。)
…………………(end)…………………
「具体的にこれからどの様な処置をするのか簡単に説明致します。」
「うむ。」
ヴィンセント王子の前に座り、私は『プロジェクター』の魔術式を起動させて彼に説明しはじめた。
まず、毒に関してはもう既に説明したので詳細は省き……原因の部分から詳しく説明して行った。
「………つまり、この『新月』と言う毒は体内の魔力を乱し、澱ませる作用が御座います。その結果、魔力の放出と吸収が行えなくなります。」
人体について明確な知識が無くても分かる様にまずは簡単に説明した。すると、王子は予想通り質問をして来た。
「成る程………そして魔力の循環だったか?それは魂と関わりがあるのか?」
………相変わらず良い所を聞いて来るな。教え甲斐が有って本当に良い生徒だよ……………変態でなければ。
あ、でももう現在変態ではないか………甘えん坊にはなった様だけどね。
現在進行形で私に撓垂れ掛かって来るのはね………まあ今は仕様がないけどさ…つか、モフモフだから許すけど。
“モフモフ イズ ジャスティス”
“どんなモフモフにも罪は無い”
“そしてモフモフ好きは我が同胞”
異論は認めない。
…………危ない。トリップする所だった……ぐぬぬ…………モフモフは魔性だな…私の事を直ぐに籠絡させる。
でもモフモフ事態は悪くないもん……こんなに気持ちいいのだから。
私は、王子のモフモフな毛に覆われた上半身を撫でた………身体の変形によって現在王子に着られる服が無い為、上半身は全裸である…とは言っても肌色率0%だけどね!
っと、説明の最中だった……
「はい、深く関わっております。説明は……そうですね。確かヴィンセント殿下はルナライト出版の図説『人の体』を使用していましたよね?」
「ああそうだな………医療に関してはからきしだが。」
まあ、王子は理系で有る必要も無いですからね……あまり理科的な内容は得意ではなかったからね…本当は商人とか内政向きの頭かなと思っていたよ、一時期。
実際は司法とかには余り向いていない感じであり、どちらかと言うと数学、いや、経済の流れとかに興味を持っていた様な……あ、でも生物学、特に魔物の生態には関心を示していたか…
1番は地理学だったような気がする………完全な冒険者向きですね、ハイ。
「そうですか……体内を循環する血液に関してはご存知ですね、では?」
「勿論。確か酸素だったか?を運んでいるものが大量に入っている液体だったな…」
「まあその認識で間違いは有りませんけど………そうですね、では血液がちゃんと巡らないと人は死んでしまう事はご存知ですか?」
「ああ………確か、酸素が行き渡らない事が原因だろう?」
「……………正確にはもっと色々有りますが、今はその認識で構いません。さて王子、魔力と魂の関係はそれと殆ど同じだと思って下さい。」
「………つまり、血液が魔力で魂が身体か?」
「そんな感じです。魔素を吸収して魔力に変換される課程について調べた時、この事は解明されました。」
正確には精霊契約をした後、精霊とのパスを調べた結果分かった事だけどね……マジで次いでに結構凄い事を発見したのだった。
この事を知っているのは医療特区の一部と私、それから父親だけ。危険な内容だから、あまり多くの人には教えられない……下手すると戦争とかにも利用出来そうだから…攻撃的な意味合いで。
「…………随分ルーナ殿は色々な事を同時進行でやっているのだな。」
王子はやっぱり純粋だな………戦争や国防に結びつける現国王とは違う。
以前話した時も、当たり障りの無い質問をしている風に見せかけて結構際どい事を聞いて来た………まあだからこそ“名君”ではあるけどね…
だって一応彼の代になってからは一度も激しい隣国との戦争は起こっていないのだ……そしてそれは恐らく彼の保有する圧倒的な“交渉力”がそれを可能にしたのだろう。
国王陛下はヴィンセント王子を後釜にしたいようだが、はっきり言って本人の気質的に向いているとは思えない……駆け引きとか弱いから。
……今現在も私から色々聞き出すチャンスを逃しているし…
まあ、私に聞いて来た所で教えるつもりも無ければ戦争をやるにしても最低限度しか協力しないし………
せいぜいやるとしても、“流通”方面での嫌がらせくらいだ。それでも間違いなく相手にしてみれば大打撃になるだろうけど……だって日用品の物価が一気に上がれば死ぬからね。
それは兎も角…話しが大分ずれたので、もうそろそろ戻したいのだが……
「ええ……分身超便利です。多用するのは怖いですけどね……さて、それで魔素を変換する場所を調べた結果、魂がそれに該当する箇所だとわかりました。」
話しをちょっと強引に戻し、そう私が言った瞬間王子は驚いた顔をした。
「!!魂の場所が分かるのか?!」
まあ確かに原理は単純だけど、知らないならば驚くだろうね……実際私も相当驚いたからね……
もっとも、驚いた所が王子と違って“魂が存在する事”自体にだけど。
地球人からして見ればマジで未知の発見だったよ…そも、私の場合は『魂ってマジであったんだ…』レベルから始まった……
地球では科学的には“魂”とか存在しない事になっていたからね……
脳と心臓とか他色々が作用して人格とか出来ていたって話しだったし、逆に魂が存在するって言う根拠が無いのでその辺に事に関して宗教家も文句は言えなかっただろうしね……
その点こっちの人達は一応“魂”が有ると言う事が常識になっているから解明されてもすんなり受け入れられるだろうけど。
ま、私も転生している時点で既に魂?意識?よく分からんが、そんなものがどこかに有るのかもね〜と少しは思っていたけどね!
つか、こっちの世界には精霊とか死霊とかうようよ居るし、本当はそこまで驚く事でもないんだろうけどね……
「ええ……人族の場合でしたら大体心臓から頭部に掛けて分布していると契約している精霊が言っていたので確かでしょう。」
「成る程。そう言えばルーナ殿は精霊を使役されていたな。」
「使役……まあ嘘ではないですね。彼らは良き隣人ですよ。今も王子の周囲で必死に魔力の澱みを直そうと躍起になっていますよ?」
「そうなのか…それはとても有り難い。」
「魔力の澱みが無くなれば多分私と同様に彼らが見える様になるでしょうね……魔力が普通の人よりも多いですから。」
「……嬉しい………」
年相応に無邪気な笑みを浮かべる王子………見た目は既に甘ったるい王子ではないし、人の姿とも言い難くなって来ている。だけど、何だか余り笑わない王子のその顔は眩しく見えた。
「その時は私の契約している固有属性の子達も紹介致しましょう。さて、話しを戻しまして………えっと、魂は常に魔素から一部何かを受け取って形を保っています。」
この事には流石に私も驚いた………この世界にはエクトプラズムってマジで存在するんだ〜…等と遠い目をした事を良く覚えている。
「そして、魔素から受け取った何か…まだ解明されていませんが、それが無ければ……………魂は次第にすり減って行き、消滅します。」
固有属性の精霊達が長期に渡って魔素を取り込められなかった場合、消滅する。その話しを聞いた後、ひょんな事からその実体を目の当たりにして知った事だ。
“あの時の衝撃と絶望感は一生忘れられない”
確かに契約していない精霊だったが、手を差し出そうとした瞬間目の前で………………砕け散ったのだった。
……手遅れだったから仕方が無かったとは、体のいい言い訳に過ぎない。彼らも生きようと頑張っていたのに、発見するのが遅かったが為に消えてしまったのだ。
故に………………………魂と魔素の関係を知る事が出来たのも精霊達のお陰。彼らの犠牲があったからこそ、この事が解明された。
「消滅、か………『新月』を盛られた者達の最期と同じだな。」
「そうですヴィンセント殿下……『新月』は魔素の魂との通過点を澱ませる効果があるのです。」
『新月』の薬効はざっくり分けると2つ。
1つは体内の魔力を数カ所へ偏在させる効果。これに関しては、王子の様に魂の欠損が無ければ直ぐに元通りに治る。だから、特に治療してなくても大体自然治癒で治る。
問題となっている部分はもう1つの効果。
それは……………魂で魔素から吸収した後の残骸となったものを逆流させる効果。
『魂』を体内の一器官だと考えるならば、心臓に肺と肝臓を足して3で割った様なものだと認識してもらって構わない……但し流れるのは血液では無くて魔素と魔力だが。
魔素が魔力へ変換されると魔素に有って魔力に無いものが魂へと吸収され、魔力は体内を巡る。その後、一定量は外へ放出されそれ以外は魔術式として使われるか何かで消費する。
さてここで質問。
肺動脈を通じて静脈血が肺へと運ばれて行く時心臓へ全て(・・)逆流したらどうなるか。ちなみに心臓へは通常通り静脈血が来ます。それと、血液は通常よりもねっとりとした粘り気の有る液体だとこの際仮定致します(魔素がそうだから…)。
答え………心臓がバーン。結果、死亡。
身体を循環している血液が全て集まって来ているのに、肺へ行っているはずの血液が戻って来る。そうなると、心臓へ血液が大量に一気に集まり………結果破裂。
まあでも人体ならその前に血圧がやばくなって死ぬのかな?それ以前に酸欠で死ぬのか?
事例がないだろうし知らない……大体私は地球上で医療の専門家していた分けでもなかった訳だし…せいぜい師匠に人体の効率的な破壊と拷問の方法を実践的に習った事とスラムの藪医者からちょっと聞きかじった程度の知識しか持っていないよ、実際。
間違っていたら恥ずかしいし………今度イッシー達に詳しく聞いてみよう。
さて。魔力の逆流が起こると、さっきの心臓じゃないけど魂に自変形が起こる。すると魂に自己防衛が働いて、魔素を取り込む道を塞いでしまう。
そんな感じで魂の消滅の原因となるのだ。
プロジェクターでCG?映像を見せながら説明すると次第に真っ青な顔になっていった王子………自分の身体に起こっている事だから当然気分も悪くなるだろうね。
それに、今の王子の姿は“魂の変形”が起こった証拠も良い所だからね……
最後に、簡単に治療内容を説明した。
魔力の逆流が起こる理由は心臓でいう所の『心室弁』が消失し、その結果逆流防止用のストッパーが無くなっているからである。故に、これさえ解消すれば割と直ぐに元へ戻す事が出来る事が分かっている。
魔力の流れが見えるだけで、専門家でもないのにこれだけの事が分かるのだから凄いと思う……
主に、これを何の予備動作無しで涼しい顔をして行うウォルターと精霊とイッシー達の一部が。
私は未だに目へ魔力を集中させる時に3秒程掛かってしまうのだ……それだけでも“変態”だと称された事実はこの際無視させてもらうとして。
原理は詳しく説明出来ないが、精霊に寄ると特定の位置へ魔素を流せばそれは元に戻るとの事なので、それを王子に対して今回行う事になっている。
ただ………懸念としては、精霊相手にはした事があっても人相手となると王子が初めてと言う事だ。
「故に正直心配ですが………宜しいですか?」
王子は鼻を鳴らしながら答えた。
「そんな事で臆する事が無かろう……私は生きたいのだから。被検体?臨床研究の対象だったか?大いに結構。
それしか生き残る方法が無いのであれば、私は迷わずそちらに賭けるだけだ。
別に失敗したら私が死ぬだけだ。
ルーナと共に生きたい……その意志は今も変わらない。正直にいえば死ぬ事も怖い。だが、狂って周囲を不幸にしながら消滅する未来を待つよりは、失敗して死ぬ未来の方がよっぽどましだからな。」
一息置くと、私の目を見ながら…
「死んだときは私に運がなかったと言うだけの事………間違っても自分を責めないでくれ。
……だが、死ぬ瞬間は出来ればルーナに看取って欲しい…勿論危険が無ければだが……」
私は目を逸らしたくなった………現実に何億分の一か分からないが、そんな未来が起こる可能性も有るのだ。
そんな事、私は絶対嫌だ。
「殿下………殿下を私が死なせる訳が無いでしょ?」
抱き締め、彼がちゃんと存在している事を体温で確かめながら、私は語った。
「ヴィンセント王子は正直初対面の印象が悪すぎて以前は余り好きでなかったです。その後も随分ぞんざいな扱いをしていたなとちっと反省していますよ……」
「それは私にも原因が有っての事だろう?」
…………半分はね。
「ですが、殿下は努力されていました……私は貴方の事をちゃんと見ていなかったのでしょうね………その辺りは本当に申し訳なく思っております。」
………………よくよく考えてみれば、王子に嫌われる様な行動ばかり取って来たはずだったんだよね……だって婚約破棄を狙っていたからさ。
だけど、これ程彼を卑屈にさせるまで、私も放置してしまっていた……これは多分私が一生をかけてでも償わないと駄目だと思う。
だって王宮での扱いにしろ、周囲の状況にしても………何となく分かっていたから最初から。
それを無視して、それこそ乙女ゲームの攻略対象として私の事を殺して来る未来を恐れるあまり、死ねば良いと思っていた時期も有ったくらいだ。
最低だよね、人として…………………
彼だって生きている。感情だってある。思考もするし成長もしている。そして………
こんなに醜い私の事を、ずっと好いてくれているのだ……何の見返りも無いのに。
私の資産とか技術を目当てに寄って来る相手なら今までも沢山居た。それに、魔物の中でも寄って来る大概の奴等は私の持つ戦闘力に惹かれて来ている。
王子の場合は……………………恐らく『無償の愛』ってやつだろう。
正直自分でもいっている意味が分からないが、彼は恐らくそう言う意味合いで私の事を好いているんだと思う…いや、思わざるを得ない。
だって、そうでなければとっくに見限るでしょう?
私が彼だったら直ぐ様縁を切っていたね……だって自分の事を良く知りもしないくせに色々決めつけた上であんな風に“不当”に扱っていたのだから。
彼の周囲に居が碌でもない大人と結局の所、そう変わらない事を私はしていたのだ……
それなのに………
そんな風に柔らかく笑って、穏やかに……
「それならこれからルーナに私の事をもっとよく見てもらえる様に努力しないといけないな……私の事をルーナはちゃんと見ていたと私自身は思うが、貴女がそうではないと言うのならば、それは私の力不足だったと言う事だ。
私もまだ未熟者………ルーナ殿程大人でもなければ能力だって全てに於いて劣っているだろう。だが、どうか見捨てずに居てもらえないだろうか。
いつかとは言わない。私は貴女と肩を並べられる存在に冒険を共にする頃にはなる。これは約束だ。」
!!
「だから、私もルーナ殿の世界へ巡る旅へ連れて行ってくれないか?」
「勿論です!!一緒に生きましょう!!!」
「ああ…そうだな。一緒に歩んで行こう。」
王子に身を任せて私は暫く彼の成すがままにさせた。
………モフモフもそうだし彼のキラキラ属性が喪失されたからと言う事も否めない。
だけど、それ以外に何となく彼に対して頼れる様になった部分が有る気がする。
まだ自分の気持ちは分からないし、未来の事なんてもっと分からない。
けど、今は一緒に居たいと思える程王子の事は好いているつもりだ。
幼馴染み君のとことん報われない日々w
……そして王子、良かったね…やっとルーナに少しは見てもらえる様になって。ここまで長かったです(hoot)。
今まで色々やって頑張って来た王子ですが、中々報われないどころか空回りして周囲にどん引かれる事多でした。ですが、毒薬喰らって弱った所でようやく彼の努力が色々と浮き彫りになった様です。後は彼自身の成長でしょうか?
でも書いていて、正直な感想………
”こんな人間の出来た11歳児…特に男児でこんな奴居る分けがない!!”
故に、ちょっとその辺の下世話な裏事情的なもの?それをこの後一瞬暴露致します。
イメージを壊したくない方々。本日はここでお別れです。
リアル多忙で話しのストック切れてやばいですが次回も頑張って投稿します。どうぞ宜しく御願い致します。
………………………………
爽やかな獣の顔?でルーナへと語る王子の心の内は、正直語ったらドン引きどころか犯罪者になるレベルでやばい状態です。流石に黒幕さんみたいに狂って居ない事がまだ救いですが。
と言うか、王子がヤンデレた場合……………黒幕以上に何かえげつない事になります絶対。希望が有っても多分”描けない”と思います……私も一応”女性”(←ここ重要です。)なので、描くのは勘弁です(流石に希望者は出ないでしょうけど……)
彼若いし色々ブレーキが利かないですからね…………ルーナがイロイロな意味でやばい状態になる事間違い無しでしょう……ムーン通り越してノクターンいっちゃう位にはw
……彼だって健全な思春期の男ですからねw逆にそうでなければE●と言う事になる訳ですし、”機能”が有る分健全だとも言えます。
…でもこれは裏の話しであり、このストーリーに入れるつもりは無いです。その辺はご安心下さい。ここは少なくとも18禁ではないですから。
……ただ、こちらの後書きでこの一言を入れた理由は、強いて言うなら”不健全”と言うか、”不自然”な感じがしたからです…王子が思春期男児として。
可愛く美しく良い女へと順調に成長しいる現在は犯し難き少女の可憐さも相まって健全な男共ホイホイ化しつつ有る我らがルーナちゃん。彼女に直接触れていて反応しない男は例外(男色家と●D)を除けば居ません!断言します!!
男とは大体が狼です。故にルーナちゃん……………逃げろ、全力で!
ちなみに王子の理性はルーナに触れられたりモフられたりする度にガリガリと削れて行きます………ちょっと不憫ですが、役得だと思って頑張って欲しい所です。
架空の世界であっても、リアリティーを何処か感じる世界観を目指していますので此方にこの様な余計な一言を加えさせて頂きました。ご不快に思われた方々、申し訳ないです。
長々と失礼致しました、(後書きの)駄文を最後まで御読み下さり本当に有難うございます。次回もどうぞ宜しく御願い致します。




