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変わらない優しさ

新井桃菜視点。

柚斗との関わりと桃菜の考え。

人は変わる。

なにかきっかけがあれば人は劇的に変わるし、なにもきっかけがなくても時間がたてば人は勝手に変わっていく。

それはきっと仕方のないことだ。

永遠に不変のものなんてない。人も、ものも、気持ちも、心も。抗いようもなく、すべては変わっていく。

それでも

 

「……優しくなくなったよ。」

「……そうかもね。」

 

それでも、あたしは変わらないものがあると信じたいのだ。

 

 

 

 

 

久しぶりの再会だった。久しぶりという言葉は特に発した記憶がないが。

 

「うっわあ……なんか、この年になるとこういう場所も楽しいもんだな~!」

「うるさい。少し静かにしなさい。」

「でもまあ、確かにちょっとテンションあがるわね。」

「だろ~!?」

「…………」

「殴るのはここではやめとけよ?」

 

目の前にある檻の中にいる動物を見てはしゃぐほかの4人を見つつ、あたし、新井桃菜あらいももなは手に持つスマートフォンのカメラで写真をとる。もちろんインカメラにして、自分を入れるのも忘れない。せっかくの記念に自分が写っていないとかもはや笑いごとにもならない。

みんな違う大学に進学して、みんな違う県で一人暮らしをしている中で久しぶりの再会。まあなんだかんだで年2回はこうやって集まっているのだが。今いるのは動物園。正直暇を持て余しての選択だったが、意外とみんな楽しんでいるようだ。

 

「あ、撮るならちゃんと声かけなさいよ。」

「なに?撮ってたの?」

「えっへへ~ごめんごめん。」

「…………」

「ちょ、落ち着いて!二日酔いでつらいのはわかるけど、ちゃんとしかめっ面じゃないタイミングで撮ったから!」

「……蓮花にしかめっ面じゃないタイミングなんて……ぐぇっ!!」

 

写真を撮っているのに気が付いたみんなに向かって笑って近づいていく。その際に小さく握り拳を見せた芹沢蓮花せりざわれんかに全力で弁解する。その拳は余計な発言をした藤井葵ふじいあおいへと吸い込まれていったが。

昨日の夕方に全員で今笑顔で成り行きを見守っている天野咲良あまのさくらの家に集合し、それからは観光もそこそこに飲酒。大学に入って、それでみんなが意外とお酒につよいことが判明している以上は集まったときに呑兵衛になるのは仕方ないといえば仕方ないのだろうか。

 

「余計なこと言うからだって。」

「そんなこと言ってないで……助け……!」

「ほかの人もいるんだから、あんまり派手にしないようにね。」

「わかってるわよ。脇腹にねちねちとボディを決め続けるわ。」

タチわりぃよ!!」

「あっははは!」

 

笑ってないで助けろという葵の声を無視して笑う。こんなノリも久しぶりなのだ。遠慮せずに言いたいことを言い合って、ふざけてじゃれあって。叩かれている葵も、叩いてる蓮花もなんだかんだで楽しそうなのだから見てる方だって笑顔でいいだろう。最初は無表情でわかりづらい蓮花だってこれだけ長く付き合っていればだいたいわかる。

……意外とえげつない音でボディが入っているが大丈夫だろうか。

 

「あ、このリス可愛い~!!」

「ん?ほんとだ……」

 

それを気にしないようにと周りに視線を移し、小さな動物がいる場所にたどり着く。小さな丸い窓のようなガラスからのぞき込むと、同じように笑ってじゃれあいを眺めていた桐山柚斗きりやまゆずとが隣でのぞき込んでくる。その表情はとても穏やかで。最近は少し忙しいと言っていたが、それでも楽しんでいるようで何よりだ。

ガラスの向こうの木々を駆け回るリスは自然よりも圧倒的に狭いスペースの中で忙しなく動き回っている。その様子に少し言葉を失う。

 

「どうかしたの?」

「っと……あぶね。」

「え?」

 

聞こえてきた声に横を向けば、そこには先ほどのじゃれあいを体裁上止めようとして、結局笑ってみていたはずの咲良。先ほどまで隣にいた柚斗の上から顔を出しているところを見るに、どうやら柚斗の背中に飛びつくようにしてこちらに近づいたらしい。驚きつつも咄嗟に支える柚斗が顔をしかめている。

相変わらず距離感が近いというかなんというか。別れたカップルの距離感ではないだろうに。咲良からしてみれば気を許している相手にはこんな感じが普通なのだろうが。甘えたがりというか、寂しがりというか。強がっているくせに1人が嫌いで、誰かにくっついているのが好きなのだ。

 

「……あぶないから急に後ろからのぞき込みに来るなよ。」

「今さら何も気にしないでしょ。」

「さっすが!見せつけてくれるね~!!」

「見せつけるもなにもって感じだけどな……っと!」

「きゃ!」

 

一時期この目の前の2人は付き合っていた時があった。まあ、なんやかんやでうまくいかなかったのだが。しばらく会話もしない時期があったのに、今では別れてからの方が仲がよさそうに見える。

そこまで仲がいいならこちらがいじっても問題ないだろうということでニヤニヤしながらあたしが言ってやると、何の動揺もせずに柚斗が答えつつ力を入れて背中にのしかかっていた咲良を振り落とす。

危ないじゃないと文句を言う咲良と自分が悪いだろと返している柚斗の様子に笑ってから、視線を横に向ける。

 

「痛っ!ちょ!なんかちょっと強くなってんだよ!!!」

「……気のせいよ。」

「まだやってたんだ……よし!あたしも混ざろっと!!」

 

視線の先にいたじゃれあい続けていた葵と蓮花に苦笑しつつ、そのじゃれあいに混ざるためにボディを入れ続けている蓮花に抱き着く。さすがにうるさいからと止めようとする残り2人を置き去りにして、抱きしめた蓮花と腕をつかまれている葵を引っ張って動物園の館内案内に従って先に進む。ちらりと抱きしめている蓮花に視線を向けられる。その眼の奥に見えるのは、疑念と多少のいらだち。そして、本人が気づいているかは分からないが小さな、ほんの小さな嫉妬の感情。

 

「さ、早くいこ!!」

「……まあ、いいわよ。」

「ちょっと待って…!まだ体勢整えてねえから走ると転びそうに……!!」

「がんばれー!いっくよー!」

 

その視線はほどなくして逸らされ、いつもの感情が見えづらいものになる。その表情に安堵しつつ、駆け出していく。やれやれと顔を見合わせている柚斗と咲良がゆっくりと追いかけてくるのを見ながら、小さく微笑みをこぼした。

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

 

あかく火照っている頬の熱さを感じつつ、夜風にあたりに外にでる。玄関を開けると、そこは見慣れない土地で少しキョトン。そしてすぐに思い直して苦笑する。そもそも自分の家から出たわけでもないじゃないか。あまりの居心地の良さと酔いで自分も少し愉快になっているらしい。

 

「どこいくのー?」

「ん?ああ、ちょっと散歩だよー。めずらしくすごい酔ってるんだから休んでなー」

「うぅー」

 

酔っ払いめと言いつつ、部屋の中から声をかけてきた咲良のどっちつかずな返事に笑う。この子、さっきまでは元カレに抱きついて寝るという浮気行為を働いていたはずなのだが。まぁ抱きついているだけで何もしていない。そもそもバレなきゃなんでもいいという危ない思考故に浮気の自覚は無さそうだが。すると、結局さっきの返事は休むことを拒否したものらしい。目をこすりつつ、のろのろとこちらに歩いてくる。

 

「私もー……うっぷ…」

「女子としてでちゃいけない声でてるからー。ほら、愛しのカレの元に戻りな?」

「愛しのカレはここにはいないしー……」

「そこの自覚はあるんだ」

 

知ってはいたことだが。ふざけて驚いて見せつつ、咲良に肩をかして、玄関から部屋へUターン。6畳の狭いアパートの中で5人が寝るという無茶をしている暑苦しい部屋にもどると、そこでは噂の元カレくんが目を覚ましていた。ほか2人は爆睡中。

 

「……どこ行ってたんだ?」

「外に行こうとしてたらこの子が追ってきたからお返しにまいりました」

「そんな今にも吐きそうなやついらないんだけど」

「そんな事言わないで言わないで。ほら、愛しのカノジョだよー」

「愛しのカノジョはここにはいないよ」

「ちぇっ、ノリ悪いなぁ」

 

ぷーっとむくれて見せる。別にノリ良い人間だと思われる必要ないよと言いつつ、柚斗はそれでもあたしから咲良(元カノ)を預かって布団に横にしてやっている。なんだかんだで優しい、そして残酷なその様子に小さく微笑む。

 

「で、なんで外行こうとしてたんだ?今、午前2時なんだけど」

「ちょっと酔い醒ましの散歩ー」

「こんな時間に女子1人で出歩くなよ」

「おお、女子扱いしてくれるんだ?うっれしい~!」

「今だけね。ほら、黙って寝てなよ。僕も眠いし」

 

どうぞ。と葵の横を指し示す柚斗に普通は逆だろうと苦笑する。何をこいつは普通に元カノの隣で寝る気なのだろうか。まぁ大方移動が面倒とかその程度の理由だろうが。

 

「うぅ……水欲しいー……」

「水?水道水しかなくない?」

「さっき全部飲みきってた」

「水道水は…やー」

「めんどくさいなぁ…」

 

ワガママを言う酔っぱらいの咲良に小さく笑う。この甘えん坊が末っ子らしさを見せるのは微笑ましい。普段はしっかりものぶろうとする分も余計に。それはこの場のおかげなのだろうか。だとしたら少し嬉しい。

 

「じゃあ散歩ついでに買ってくるー。ちょっと待っててね」

「結局行くのか……ちょっと待ってて……ああもう邪魔!」

「うっわ、蹴り飛ばした。ひど」

「こっちも眠いの我慢して動こうとしてるのに邪魔する奴が悪い。しかも蹴られても反応できないくらいに酔ってんならもう無視。」

 

それにこっちは散歩にも行きたいし。と小さく呟くと柚斗は蹴り飛ばして布団に押し込んだ咲良を一瞥すると玄関に向かって歩き出す。その際にさりげなく布団を整えて咲良が冷えないようにしている後ろ姿を見て、そしてその背中に小さく笑ってしまう。蹴り飛ばしたくせに結局甘いのだ、柚斗は。

 

「そういうところだよね、あのバカ」

「……誰に言ってんのよ。私はずっと爆睡中」

「さあねー」

 

軽く笑って、奥の方でずっと寝たふりをしている蓮花に手を振ってから玄関をでた。

 

 

 

 

 

暗い夜道を2人で歩く。なんだかんだで柚斗と2人きりは珍しい。いつも5人でいると2人きりになる機会がすくない組み合わせだって出て来る。それが私たち2人だ。とは言っても普通に会話はできるし、別に気まずくもないのだが。

 

「寒っ!……一瞬で酔い冷めるな、これ」

「うぅ〜……あたしは風の子元気な子……!!」

「……自己暗示?」


首を傾げて苦笑する柚斗の反応に頷きつつ、あたしは息を吐く。真っ白な息。あたしの嫌いな季節がそろそろやってくる。それが胸を締め付ける。


「ほら、早く行こう。部屋のストーブが恋しくなってきた」

「はーい!柚斗せんせーい!」

「元気でよろしい」


笑っている目の前の柚斗が少し歩くスピードを上げる。その後ろ姿に、急に胸がざわついた。あたしは軽い調子で口を開く。


「せんせー」

「なんだー?ってかまだ先生じゃないけど、僕。」

「数ヵ月後には採用試験でしょ。気持ち大事だよー?」

「いやまぁそうかもだけどさ。」


なんか恥ずかしい。そういう柚斗は悩ましげな顔をして、すぐに照れたように笑う。

柚斗は変わった。大学に入って夢を持って、教員になると自分ではっきり決めていた。高校の頃は何も無かった、それこそなんでもある程度そつなくこなすだけで、得意なことも夢もなかった柚斗が。それが、あたしは嬉しい。嬉しいはずだ。

そこで気がつく。さっきの胸のざわつきの正体。


「ねー、柚斗せんせーはさ」

「ん?」

「これからのこと、不安じゃない?」


あたしの言葉に不思議そうな顔をする柚斗。あたしはそんな様子に少し笑いながら、胸の中のざわつき、不安を吐露する。不意に思い出すのは数年前のこと。相手は違うが季節は一緒。ああ。と思う。やっぱりこの季節は嫌いだ。


「あたし達は仲良し5人組でさ」

「なんか急に間抜け感がでたね」

「うるさいよー……でも、いつまでもそれじゃあいられない」


不意に視界にチラつく雪を見て、あたしは目を伏せる。足は止まっていた。


「あたしは……好きな人とか、結婚したいとか、よく分かんない」

「……そういや彼氏いたことないんだっけ」

「うん。あたしはね、恋とか友情とか関係なく、幸せならそれでいい。今のあたしは君たちがいることが幸せで仕方ないの」


一度失ったから尚更。その言葉を言う必要は無いだろう。柚斗が目の前で目をふせているから。あたしはその様子を見て薄く微笑みつつ、かじかんだ手に息をふきかけて暖めようとする。


「子供だと思う?」

「……まぁね。子供だと思う」

「さすがに大人の柚斗せんせーは違うね」


あたしは全く暖まらなかった手を振りつつ、寒さにギュッと目を瞑る。季節はもう晩冬。もう少しすれば少しずつ暖かくなる。それは、全員が最後の学生の年になることを意味する。だからこそ聞きたい。だからこそはっきりさせたい。


「……きっともうこれからは一緒にいれる時間も少なくなっていく。」

「まぁしょうがないよ、それは」

「それは分かってる。でもね、寂しいんだ。だからね聞かせて欲しい。あたしたちがこれからも一緒に、壊れずにいられるように。ねえ、柚斗。」


------柚斗はあの子たちをどうしたいの?







「ただいまぁ〜」

「寝てるだろうから声かけなくても……」

「誰のために飲み物買ってきたと思ってんのさー」

「酔っ払いが素直に待ってるわけないでしょ」


帰還を告げながら部屋に戻れば、隣で靴を脱ぐ柚斗に注意される。それにむくれつつ、部屋に突撃する。すると、案の定全員が寝ている真っ暗な空間が広がっていた。


「むう……咲良は酒飲むとダメだね……」

「ま、甘やかす僕らも悪いよ」


そう言いつつ、柚斗は冷蔵庫に飲み物を入れてから部屋を見渡して立ち止まる。その様子に逡巡が見えて。あたしは小さくため息をつく。


「ほら、別にさっきの所で寝ればいいじゃん」

「いや、でもさぁ……」

「あたしは柚斗の考えは理解できない。バカだし」


そう言って、あたしは葵を蹴っ飛ばしつつ、毛布を奪い取って隣に腰を降ろす。帰り道、黙っていた柚斗の答えは、納得できないものだった。でも、分からなくもない答えだった。


『どっちにも気持ちはない、今は。彼女がいるし、それに、たとえ彼女がいなくても、もう怖いよ。僕はもうそこまで深く踏み込むのは、怖い』


その答えは柚斗らしかった。優しくて、しっかりしてる風で、実は寂しがり屋で、とても人付き合いに臆病で、そのくせして強がる。だから拒めない。だから、その優しさが残酷なものだと気がついていても、優しくすることを止められない。嫌われたくなくて、傷つけるのが怖いから。この青年が周りの感情に気が付かないわけがないのに。優しさが人を傷つけることも知っていないわけがないのに。それ以外のやり方を、自分がケジメをつけてはねのけるやり方を、今の柚斗はできない。高校の時、咲良と上手くいかない時に別れるという選択までした柚斗。そんな決断を、咲良や蓮花、葵やあたしを突き放すことが、今の柚斗にはできないのだ。それはこの5人の関係を守るためで、自分の居場所を守るため。優しさがどれだけ残酷でも、どれだけ苦しくても、どれだけ辛くても、今の柚斗にはそれしか出来ない。

大学で何があって、どんな考えを持っているかは知らないけど、優しい柚斗はやっぱり柚斗で、でもやっぱり少し変わった。


「でも、柚斗はね、それでいいんだと思う。自分の気持ちで考えていいんだよ。例えどれだけ残酷でも、少しくらい自分に優しくしてもいいと思う」

「…………」

「柚斗はホントに優しいよ。でも……優しくなくなったよ」

「……そうかもね」


そう言ってあたしは笑う。柚斗の変化はとても柚斗らしい変化だ。それは喜ばしくて、でも、あたしはこの関係が崩れてしまうならここだと思う。だから、とても不安だ。


「さ、寝よー。もうねむーい!」

「……おう。おやすみ」

「おーやすみー」


これ以上話していても何もならない。あたしは柚斗に挨拶をして横になる。少し、柚斗を伺えば、おずおずと咲良の隣に横になり、咲良に背を向けるように寝ていて。その気遣いが彼らしくて少し笑ってしまった。






あたしはこの5人が大好きだ。

人は変わる。それで変わってしまった結果、人間関係も変わる。でも、あたしはそれが嫌だ。

だから柚斗には釘を刺したかった。壊れるとしたら、この5人を崩すとしたらここだから。

ただ、それができないのがあたしだ。

だって、5人の関係が好きで、みんなが大好きだから。

それは柚斗のことも好きで、幸せになってほしいと思ってるから。

だから、何も出来ない。柚斗を苦しめるようなことを言えない。

でも、願わくば。叶うのなら。

この5人の関係がこれからもずっと続きますように。仲良く楽しくいられるように。



あたしは変わらないものもあると信じたいのだ。





要するに

子供のままみんなで仲良く楽しくいれればいいのが桃菜。

5人の中でいい人でいたくて、誰かを助けて必要とされていたい優しい人が柚斗。


優しさが人をモヤつかせることだってあるのに気がついていつつも、ある意味この5人が大事だからこそ高校の時よりもやり方を変えれないようになったコミュ障が柚斗。

そのコミュ障に気がついていて、変えようとして、でも柚斗が大事で柚斗に何も言えないコミュ障が桃菜。



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