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僕らの正体は…

作者: 〜ちあき〜

 ずっと前のことーー


 宇宙の始まりのビッグバンよりも 

 ずっとずっと前のことーー



 ぼくたちは ひとつの光だった。


 ぼくたちは ひとつのエネルギーだった。



 ぼくたちは


 何でもできるし 何にでもなれた。



 ぼくは きみであり


 きみは ぼくであり


 大好きな あの人も


 大嫌いな その人も


 みんなが 


 ひとつに溶け合った『命』だった。



 そうさ。


 むかし ぼくたちは 神だったんだ。




 ぼくたちが 愛そのものであり


 幸せ そのものであり


 すべては完璧だった。




 だから ぼくたちは


 愛と幸せを より楽しむために


 物質の世界を


 創ることにしたんだ。




 人間という肉体を使い


 宇宙という舞台を使い


 この命を


 存分に楽しむために


 ぼくたちは


 ビッグバンを起こし


 分裂することにした。




 ひとつでいるよりも複数に分かれ


 それぞれ互いを


愛したり愛されたりできることこそ


 素晴らしい体験だからだ。






 そして


 ぼくたちが完璧であるという真実を


 忘れることにより



 先のわからない挑戦をする スリルを


楽しめるようになった。




 ぼくたちがすでに


 幸せであることを忘れることにより


 幸せを見つけることを


楽しめるようになった。





 今もしも


 生きることを楽しんでいないのなら


 すぐに思い出せ。




 ぼくたちの正体が いったい何なのかを。


 ぼくたちは 何のために 今

 

 ここにいるのかを。


 何をしに来たのかを。





 それは、


 この世界で『愛』を味わうためだ。


 この世界で『幸せ』を味わうためだ。



 ぼくたちの目的は それだけだ。




 きみを


 『愛』と『幸せ』で満たすものは


いったい 何だ?



  きみは 何をしたい?



 強力なエネルギーを持つ ぼくたちに、


不可能なことは ないんだ。




ーー きみに 不可能なんて ない ーー















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