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運動なんて大嫌いっ!
これはただの作者の考えた物語です。
批判などはやめてください。
ついにこの日がきてしまった……
地獄の体育祭が!
俺、佐藤邦彦は運動をひどく毛嫌う。
理由?そんなもの運動が苦手だからに決まっている。
もう俺の通う学校、味原第二高校の校門の目の前まで来ていた。
「よっ!佐藤!」
俺の一番の親友、前田大輝が言うが俺は生憎不機嫌なんだ。
返事もせずに邦彦は学校を離れた。
*
俺は成績は良いほうだと思う。
一応この高校も首席合格だ。
だがその俺に立ちはだかる壁……
そう、運動だ。
高校生にして50m走が10秒をきれないんだ。
「くそっ…」
俺は自分自身が嫌になった。
その直後だった。
地面が盛り上がったかと思うといきなり爆発した。
「――――っ!!」
弾け飛ぶコンクリが体中に当たり痛い。
何が起こったのか確かめようとするが煙でまだ見えない。
「お迎えにあがりました。饌様。」
男の声がした……