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大丈夫だょ  作者: MK
2/3

中1~

からかいのメールがあまりにもしつこかったので、私は愛からのメールメールを無視した


次の日、学校に行くと愛が走ってきた

「お前、何でメール無視すんの?返信しろよ」


私はにらんでやった

愛は完璧キレている

もちろん私もキレている


それから私は愛が[うざい]と思うようになった






こんなことより匠から返信がこないことが私を不安にさせる




私は決めた




匠と別れる




匠になんて言おう・・・

直接話したことがないから別れの言葉もメールしかなかった



私は思っていることを箇条書きにして、最後に

「終わりにしよう」

とかいた



するといままで全く返信してくれなかった彼から返信がきた



「香穂がそう思うならしょうがない。香穂はそれを望むんでしょ?やっぱ学年違うとうまくいかないね。」



・・・

学年が違ったってうまくいってる人達はいっぱいいる

うまくいかないと思ってるのは匠だけだ


匠がMだから私はできるだけSでいたんだよ?

「学校で話そう」

って何回言ったとおもってんの?

私の気持ち気づいてよ・・


私は別れてもこれはずっと思っていた


彼と付き合っていたのはたった3か月

でっも私にとってこの3か月は長かった



こんなことを思いながらも、フリーになった私は気楽でいた


ある日、斜め前の席の男子が

「今お前フリーだろ?良紀って知ってる?」

と言ってきた

「え?誰その人」

私はその人が誰なのか知らなかった

「知らないか・・じゃあ次の休み時間連れてくる」

そう言って、ほんとにその人をつれてきた



・・・あの人、どっかで見たことあるな~あ!選択授業だ



その人を知ったのはその時だった

顔はまぁまぁ

声は低くていい感じ

髪の毛は短い

陸上部



いまいちだったが、なぜかその人が頭をよぎる・・

なんでだろう・・・

授業中なのに先生の話なんて聞いてられなかった


その人が頭をよぎるから・・・



その4日後


斜め前の男子が、教室の床に座っていた私の腕をいきなりつかんでひっぱって行った

なんで??

「さぁいってらっしゃい」

こう言われたが、私はなんのことかわからずに首をかしげた

「なに?」

私は聞いた

「まぁまぁ!いいからいきなって」

私はその男子に背中を勢いよく押されながら、廊下を進んで行った



1階の廊下と2階へとつながる階段を結ぶ渡り廊下にあの人がたっていた


私がそこに行くなりこう言った

「好きです!付き合って下さい!」



私は直接こんな告白をされたことがなかったから、初めての不思議な気持ちになった



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