1 大事なことは最初に
序盤です。ほとんどのキャラが話を進める事に消えちゃうもしれません。
ボクは東條優。正真正銘男の子です。ですが…。
「あら。可愛いわね。お嬢ちゃん何歳?」
「お客様。そちらは男の子用ですよ。女の子用はこの奥となります」
…どこに行っても女の子に思われる。何故だろう。終いには従姉妹に女装までさせられている。
「きゃぁぁ!!やっぱり私の見立て通り優は可愛いわ!!そう思うでしょう!?叔母さん」
「えぇ。そうね。…優は性別を間違えて生まれてきてしまったのね」
ママ。ボクは正真正銘の男の子だってば。だからこんなフリフリの服脱いでいいよね?いいよね?
ボクは頭のリボンを取り投げた。
「ねぇね!!ボクは男の子なの!!女の子みたいな格好させないでよ!!」
「うふふ。ねぇねという癖抜けないわね〜刷り込みしたかいがあったわ〜」
「だから!!」
ボクはウィッグも外した。
「小さい頃だってボクを騙して女の子みたいな格好させて歌わせたでしょ!!」
「え?かなり楽しそうだったのよ?」
「よくない!!幸いクラスの子にはバレなかったけど!!」
「私のメイクのおかげね!!」
「ねぇねが動画をアップさせなければそんな心配する必要もないの!!」
…ダメだ。ねぇねの目が輝いてる。何を言っても通じない時の目だ。
「あぁ。そうそう。先に入学したお兄ちゃんから手紙が届いたのよ?」
「ママ!!それは早く言って!!」
ボクは急いでママから手紙を受け取った。
そしてペーパーナイフを差し出されたが無視し綺麗に開けた。
「…優も入学してこい?…これだけ?にぃに…いつもの面白い話は?」
「そう!!それ私も言おうと思ってたのよ!!」
「ねぇねも…?」
「優の学力ならお兄ちゃんと同じ初等部から通えるんじゃない?」
「…受験するの?ボク…勉強出来ないよ?」
「6歳児が普通に話せてる時点でおっけーよ。…漢字までマスターしてるの優だけだし」
…それはにぃにに教えてもらっただけだよ?教えてくれるって言うからいつもにぃにのお部屋で教わってたんだよ?
「優はどうしたい?ママは優の考えを大事にしたいの」
「ボクは…」
にぃにの教えてくれる『がっこう』は凄く楽しそうだったし…。
「行きたい…」
「そう…なら受験するための勉強しないとね。お兄ちゃんのお部屋を借りましょうか」
「にぃにのお部屋?にぃにのお部屋のご本なら全部読んでもらったよ?」
ボクがそう言うと2人は固まった。
「…待って。優。ねぇねに正直に話して。どこまで読んだ?」
「にぃにが持ってるご本全部。面白かったよ?」
「…優。それはもう1人で読めるの?」
「うん!!わかんない所があったらにぃにに聞いてたから全部分かるよ!!」
「…そう。なら勉強しなくても大丈夫ね」
「…ほんと私と東條家って血の繋がりあるの?兄も弟も優秀過ぎでしょ。すでに高校生の私を抜いてるよ」
…ボクとにぃにそんなに背おっきくないよ?
夜中の投稿が多くなります。




