天上天下唯我独尊!!!
小鳥の囀ずりで目を覚ますウィーク。
ウィーク
「う…?」
そこは知らない部屋。
家具や壁のほとんどがピンクに染まっていた。
ウィーク
「ここは…どこだ…。う…!!ぐっ!!頭いてーっ…!!」
頭痛で横を向いた時、目の前にネオンの顔があった。
ウィーク
「え!!」
ネオン
「ん~…。」
ウィーク
「んな!!なんでこんなに美しい人が横で寝てるんだ!!…は!!」
さらに驚きは続く。
ウィーク
「…おい…。」
ウィークは自分がパンツ一枚になってる事に気がつく。
ゆっくりとネオンの方を見ると…。
着てないじゃん…。
薄い掛け布団を被っているので体は見えないが、それでも服を着てないのが分かった。肩を露出しあきらかに下着を着てない。
ウィークは混乱した。
飲み会して気がついたら横で女が寝ている。
しかも恐らく裸。
そんなスケベーな状況は夢物語だと思っていた。
転生前はそんな事を想像してあんなことやこんな事までした。
しかし
それが今、自分の身に実際におきたのだ。
ウィークはネオンの寝顔に釘付けになっていた。
ウィークの体では細胞が歓喜していた。
心の中ウィーク
「おい。やめろ。騒ぐんじゃあない!!」
10%
細胞ウィーク
「こんな状況騒ぐしかないだろ!!」
20%
心の中ウィーク
「こんな事で舞い上がったら彼女とかできたら毎回騒ぐだろーが!!」
30%
細胞ウィーク
「これは仕方ないことなのだよ武内よ。男ってーのは…。舞い上がってなんぼなんだよ…。諦めろ。俺達は…過去に類をみない事になるだろう…!」
40%
心の中ウィーク
「やめろーー!!!はやまるなーー!!!」
ウィークの心と細胞が喧嘩するなか、追い打ちをかけるようにネオンが目を覚ます。
ネオン
「ん~…。おはよ~…。よく寝れた?
ん~…!」
ネオンが背伸びをしたとき、布団がはだけてそれは素晴らしき肌色の富士山が現れた。
その光景に心の中ウィークも見とれてしまった。
ネオン
「あ~見たね今!も~…!!変態!!」
心の中・細胞ウィーク「嗚呼…日本の夜明けの如く…絶景かな絶景かな……。」
天上天下ッ!!!!!
唯我独尊ッ!!!!!
この世に阻む者無しッ!!!!!
超絶の極ッ!!!!!
フルマーーーーーーーーーッックス!!!!!!!!
ネオン
「朝から元気だね!」
ウィーク
「あっ!いやっ!これはその~…。」
ネオン
「男だからしょーがないよね。してあげよっか?」
超フルマーーーーーーーーーッッックス!!!!!
ウィーク
「いやいや!!大丈夫です!!(いかんいかん!!)ああああの…。」
ネオン
「どしたの?(大きくなったような…)」
ウィーク
「ぼ…僕とちょめちょめしちゃったのでしょーか…。」
ネオン
「んん?ちょめちょめ?そうだね~…。すごかったよ!私疲れちゃったもん。」
限界突破フルマーーーーーーーーーッックス!!!!!!
ウィーク
「ぐぼはっ!!」
鼻血を吹き出すウィーク。
ネオン
「きゃ!!大丈夫!!?(あ…アナコンダだわ…!)」
ウィーク
「ら…らいじょうぶ…。ほれより…ふふを着てくらはい…。」
ネオン
「ああ…そうだね!」
ネオンが着替えてる姿を見ないように止血をするウィーク。
暫くしてネオンが話をかける。
ネオン
「昨日の事何も覚えてないの?昨日といっても今日だけど。」
ウィーク
「う…うん。気がついたら何故かここにいたって感じかな。何かあったの?」
ネオン
「まぁいつもと変わりないけど、いろいろとね。」
ウィーク
「?」
この後、俺は限界突破フルマックスが0%になるような事を聞いてしまった。
ウィーク
「そんな…!」
ネオン
「もう…。終わりよ。」