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異世界へ




武内「ほら暴れるなっての!!お前は俺と地獄に道連れだぜ!!」


「ア゛~!!!」


武内「…じゃあな…天野…」


ニヤっと微笑む武内。



カッ!!


ボオォォォン!!!!!




俺の名はライトニング・T・ウィーク。

本名武内俊希。

こうして俺は自爆で死んだわけだ。


目が覚めたとき、俺は死んでなかったと期待したんだよね。だが…


ウィークは椅子に座りながらその時を思い出す。



____________



ウィーク

「ん……体が…なんだ?確か俺は…死んはずじゃあ…」



目を開けているのに目の前が暗い。


ウィーク

「そうか…ここはあの世か…」



その時、なにやら声が聞こえる。


「故人。5人の騎士の一人、ライトニング・T・ウィークは、生前…」



え?何だって!?

ライトニング・T・ウィーク!?

生前!?

なにそれ!!

葬式?

つか俺生きてる!!


「ライトニング・T・ウィークはこのピースフリーダムの毎年恒例祭、‘豚カエルの炙り焼き大食い対決’で食べすぎにより死亡し…」


豚カエルの炙り焼きの食べすぎにより死亡!?

どさくさアホじゃんライトニング・T・ウィーク!!


それより、俺はどーなってんだ。

体が横になっているのは分かる…。


武内は体を起こす。


ガタッ!!


棺桶の蓋が、床に落ちる。



ウィーク

「へ?」


あたりを見るとまるで異世界アニメに出てきそうな人が綺麗に並んでいた。


そして隣には祭壇のような物。


ウィーク

「あ?」


民衆

「うおおおおー!!!ウィーク様が蘇ったぞ~!!!

奇跡だー!!!」


ウィーク

「はぁ?」


ストーン

「死んでなかったのか…ぐすっ…よかった!!!

ウィーク!!!」


ウィーク

「はい?」



ま…まさか!!!!!

俺は…

来てしまったのか…

このビルとか車とか無くて、人は剣とか装備してるやつがいるこの世界は…


まさしく異世界!!

転生しちまったのか?


俺に向かってウィークとか言ってるって事は…

俺は…


ライトニング・T・ウィークになっちまったのか!!

ウィークの体に俺の魂入っちまったのか!?


民衆「祭だー!!!ウィーク様の復活祭だー!!」



ライトニング・T・ウィークとして生きる武内俊希の始まりである。


町の人

「さぁ飲んでくださいウィーク様!

こちら、メタオロルの酒になります!!」


ウィーク

「(何それ!!メタオロルって何!!)あ…ありがとう!」



とりあえず臭いを嗅いでみるウィーク。


くっっさ!!おえっ!!色もなんか…

汚泥だ汚泥!


仕方なく飲むウィーク。



ウィーク

「うん!!おいしい!!」


糞マズ!!ウ○コだよこれウ○コ!!!!!!

まじでまじで!!



町の人

「よかったです!!たくさんあるので飲んでくださいね!!」


ウィーク

「(いるかボケナス!!)ト…トイレってどこだっけ?」


町の人

「ウィーク様そんな事忘れてしまったのですか?あちらですよ?」


ウィーク

「はっはっは!!私はトイレの場所をいちいち覚えないからな!!」


町の人

「流石ウィーク様!できる人は違いますね!!」


ウィーク

「うわっはっは!!」


わからん!!そーいえばウィークって人はどんな性格なんだ!!キャラがわからん!!

うぷっ…


そしてウィークはトイレに着くなりゲロゲロゲーをする。



ウィーク

「はぁ…はぁ…おえ…くっさ…」


ウィークが戻ると赤い服装で、肌が露出し、何やら入れ墨が掘られている、見た目が結構ヤバい青年が寄ってくる。


「ウィーク!!!無事で何より!!!」


ウィーク

「お…おう!ありがとう!」


「なんだウィーク!なんかいつもと違うぞ!!

いつもなら

ホエバ~ッ!!

って言うのに!!」



何だよそのホエバ~ッ!!って!

頭おかしいんかライトニング・T・ウィークは!!


ウィーク

「たまには違うのもよかろう…それより、え~っと」


「何だ、この私の名を忘れたか!!

このピースフリーダムを守る‘5人の騎士’の一人であるこの‘ヒート・Eエンド)・ラン’様を!!」


もれなくダサッ!!


ウィーク

「はっはっは!ランよ!お前の名を忘れるわけなかろう。」


ラン

「これは一本取られた!!

いやはや…ウィークが死んで4人の騎士となってしまうとこだったぞ…。」


何だって!?

俺もその5人の騎士とかやらの一人なのかよ!!

豚カエルの炙り焼きとかいう食べ物食いすぎて死んだやつが!!

そう言えば言ってたな。葬式の時、5人の騎士とかなんたら…


ラン

「まぁ今夜は楽しみたまえ!!

シャーベットとネオンとキャナビースはどうしてもしなきゃならない仕事に出ている。

お前の顔見たら喜ぶぞ~!!!」


ウィーク

「楽しみである!!」



なんか、いっぱい出てきたぞ…。


ああ…


おうち帰りたい~…



そして、ウィーク復活の祭は終わった。






何?冒頭何言ってるんだって?


バカヤロー!!!


‘Breaker!!!’を読んでこい!!




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