表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人類終結戦争   作者: phoenix
理想と幻想
49/67

黒幕の影………

一人この一部始終を見ているものがいた。


その者は死にかけの魂にテレパシーで会話をした。


「君との契約の代償を払ってもらうよ」


「ワタシハナニヲスレバ………」


「そうだな………君の幻想を現実にしてほしいな♪」


「シカシワタシハ………」


「だったら僕の命を貸してあげるよ。いや、君にあげるよ。命なんて僕にはあってないようなものだからね」


「デモカレハ………」


「君が生き返るのは、少し前の時間だ」


「アリ………ガトウ……」


彼女の意識は少し前の時間に戻された。一人になった彼はぼそりと言った。


「本当の選択………それは………今より残酷な未来が待ってるんだよ。僕は僕の幻想を現実にする。期待してるよ。吉良澪野」


彼は不気味に笑い続けるのであった。



私は悪い夢を見ていたようだ。私は殺され、彼も死んでしまう。そんなことは絶対にさせない。


彼女の前には、闇に乗っ取られた高斗の姿があった。


そして二人の最後の戦いは再び幕を開けようとしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ