表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人類終結戦争   作者: phoenix
伝説の武器を求めて
41/67

零刀と森林

「残念だよ………ガッカリだ」


「いきなり何を言っているんだい高斗さん」


「零二は生きてる、零刀の化け物を消した。だからお別れだ………」


そこにはいつもの高斗はなく、ただ負の感情が彼を動かしていた。


「あなたは………あなたは何者?高斗くんはどこに隠したの?」


「俺は復讐者(リベンジャー)の神風高斗。そして、常闇(ダークネス)天使(ルシファー)


そう言って彼は私たちの目の前からいなくなった。


少しして零二さんが目を覚ました。


「俺は………何を……」


記憶がないようだ。暴れていたときの記憶が………


「この森林は俺たちが生み出したものではないんだ」


いきなり瑛太さんは説明を始めた。


「この森林は生きてるんだよ。そしてその心臓部分にあたるのが………その零刀だよ」


「迷宮森林は零刀を守るために出来た森林………ですか?」


「正しいとも言えるし間違っているとも言える」


「どうゆうことですか?」


「森林は零刀を守り、零刀は森林を守る。しかしバランスがくずれてしまいそして………この森林は消える」


瑛太さんの言葉通りこの森林は枯れ果てた。


「それよりも高斗くんは………」


私はそっちの方が心配だった。


「彼は暴走している。この世のすべてに対し、怒りをいだいている。今はそれだけ………」


零二は零刀を握った。もう暴走はしなかった。


「君たちはどうしたい?高斗を殺すか、高斗に殺されるか」


「………救いたい……」


「それが彼にとって邪魔な行為でも?」


「それでも私は彼を救いたい……」


強く、鮮明な一言を瑛太さんに私は言った。


「なら強くなるためにおいで。二人にはその権利がある」


私たち二人は覚悟を決めて瑛太さんに続いた。

そのころ、森林の中で起こっていたことなんて私たちは知るよしもなかった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ