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人類終結戦争   作者: phoenix
伝説の武器を求めて
28/67

2つの再会

誤字脱字は伝えて下さい

彼女は目の前に立っていた。

なんだろう…………とても不思議な感じだ……今までにない感じだ。

彼女は、不意に俺に話しかける

「あ、あの…………」

聞き覚えのある声だった。

俺は彼女を知っている。たぶん彼女もそうだろう。

「あの……」

彼女の一言は、意外なものだった。

「あなたは…………どうして………戦うの……?」

「…………!?」

「ずっと………聞きたかった……」

思い出した。彼女はあのときの………


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



「どうして?」

「俺には覚悟がない。だから………強くなってくれ!」


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「それはどうゆう意味だ?」

「意味ってなんのこと?」

「君が俺の戦う意味を知ってどうなるの?」

「どうって………」

「君はそれでどうするの………」

「……………………」

「それを知って君は強くなるの?」

「あなたは変わってないね」

「…………………」

すごく痛いところをつかれた。俺はあのときから変わってない。

「なんか安心したな」

「安心?」

「私は、君のことが好きみたい」

「……………」



俺は反応に困った。

「……………」

「あのときから………ずっと……君の顔を見てきた……」

「…………」

俺の心臓の動きがはやくなる。

「自分を………君を見て失うことができた…」

「…………」

「だけど………失いきれなかった」

そのとき俺は思った。彼女は俺と同じなんだ。俺は兄を見て………彼女は俺を見て……

「そして、わからなくなっちゃった……本当の私を……」

俺は、そっとメニューを開いた。

「俺と………」

そのとき、俺と彼女の間に雷が落ちた。そして、

「高斗くん…………久しぶりだね」

「兄………さん………」

知らないうちに、怒りの感情が込み上げてきた。

「勘違いしないでくれ。今日はパーティーを組に来たんだよ。君と………」

「俺と…………」

「正確には君だけではない………そこにいる零二くん。そして…………」

「まさか…………彼女だと………」

「わかってくれたか………このイベントだけさ……」

「この子をパーティーにする理由はなんだ!」

「4人でデュエルしよう。剣を交えよう」

「なんのつもりだ………」

零二はすでに戦闘体勢だ。彼女も準備はできているようだ。

「名前は………」

吉良きら澪野みおの。高斗さん………戦いましょう」

「俺は………全員斬る。その覚悟はあるのか?」

瑛太がかえす。

「覚悟をするのは君だよ。闇に堕ちる覚悟はあるのか?弟よ……」

零二と澪野はすごく驚いた表情でこちらに目を向ける。

「高斗くん……どうゆうことだ」

「高斗さんのお兄さんって……」

この状況は全員敵。なら……全員斬る!



俺らは全員で、

『デュエル開始!』

勢いよく、踏み出した

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