表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人類終結戦争   作者: phoenix
伝説の武器を求めて
27/67

再び会うとき……

会話が多いパートになっています。

「これで終わりだ!」

そう言い放って、このBF45のボスの身体を粉々にした。


あの日から、もう4年の月日が経った。俺は相変わらずソロプレイを続けている。今日は久しぶりに零二に会う日だ。

「久しぶりだな。高斗」

「そんなことないですよ。実際は、1ヶ月前に会ってますし」

1ヶ月前が、最近なのか?やはり、俺のコミュニケーション能力は駄目すぎる。

「今日はどうして俺なんかを呼んだんですか?」

「君のことについて話したくなったからな」

「俺のことですか…………」

俺の目は動揺を隠せないほど焦っていた。

「1つ頼みがあるのだが………」

「なんですか?」

「俺と、パーティーを組まないか?」

「……………………はぁ?」

零二に久しぶりにタメ口で喋ったが、凄い違和感だ。俺は顔を赤らめて、とても申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

「す、すみません。すごく驚いたんで……」

「気にするなよ。で、パーティーを組んでくれないか?」

「なんで、俺…………なんですか?」

「理由が聞きたいのか?」

「はい。零二さんには、他のパーティーメンバーだっているはずですし、俺なんかと組むメリットがないですから………」

「明日行われるBF1でのイベントのこと知ってるか?」

「確か、新しい武器の実装を兼ねたイベントでしたっけ?」

「その通り。剣が長剣と零刀2つに。それから、斧、弓の追加。ただし、これだけではない」

神豪剣しんごうけんと呼ばれる5種類の幻の剣のうち、零刀である『零刀れいとう刹那せつな陰陽おんみょう』と呼ばれる武器が手に入るかもしれない。ただし、ガセかもしれないけど」

「わかってるなら、話が早い。その武器を手に入れるために、このイベントのみパーティーになってほしい」

「パーティーは組めないです」

「君の考えもわからなくはない。目の前でパーティーメンバーの死を考えたら……」

「でも、イベントは一緒に行きませんか?」

「ふっ、そう言うと思ったぜ!」

俺たちは、BF1に向かった。



「瑛太ぁ~。高斗くんがイベントに参加するみたいだけど~」

「普通に話せよ………ネロ。その話し方は気持ちが悪い」

「しょうがないな。で、1つ頼みがあるの」

「駄目だ」

「私はまだ何も言ってない」

「どうせ、イベントの様子を見るとか言って、弟と戦うつもりだろ」

「べ、別に。わ、私はそんなこと………」

「しょうがないな。わかったよ。少しだけな」

「さすが、瑛太。このイベントが終わったら付き合ってくれ」

「ぶっ殺すぞ(怒)」

「冗談だよ。でも、やっと会えるよ。君と同等の力を持った子に………」

(はぁ、こいつは何を考えてるのやら………でもね、高斗くん。君のこれからは君の想像こえる未来が待ってるよ。はやくおいで。はやくはじめたいんだよ。人類終結戦争を……)



BF1に着いた俺は、ある人を見つけた。

漆黒の黒髪で、長い髪の毛は顔を隠している。でも、どこかで会った気がする。

ふと気づくと、彼女は俺の目の前に立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ