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妄想世界樹神話

作者: 紅月うみ

この世界はすべて世界樹からはじまった。

世界樹は偶然、宇宙をただよっていた。世界樹をは隕石を根でつつみ大地に作り替えた。

しかし世界樹は大地を作り出しても水は作り出せない。


世界樹は枯れてしまいそうになった。


しかし神界の始まりの神は世界に1本しかない世界樹を気に入り、涙から新たに水の神ウォルタを作り出して世界樹の世話をし始めた。


始まりの神は、世界樹に心をさずけた。


世界樹は、始まりの神に、言った。

「始まりの神、ヴィファスト様。私はあなたしか、必要とされていない。自分だけは、とても寂しい。新たな生命を作り出してください。」ヴィファストは世界樹に、生命を作り出せるように、ジュエルストーンを根の中に埋め込んだ。世界樹は、たくさんの生命を作り出した。

世界樹は、何年もたったある日、人間たちにジュエルストーンを掘り返されてしまった。

しかも―――――モンスターが、世界樹の木を鋭い牙や爪でボロボロにしたので、水だけでは世界樹がいつ枯れてもおかしくないくらいまで、弱っていった。

「私は、神でありながら、木の心は、解らない。だが、同じ草花ならわかるはずだ!」

世界樹の葉で、ヴィファストは、森の女神シリアを、生み出した。

ヴィファストは、たくさんの神を作り出した。

愛の女神 セルビア


月の女神 セイン


海の神 ヴォスロ


大地の神 メリグ


火の神 ラマンド


太陽の女神 ヴォア


しかし人間たちの悪しき心がモンスターではなく、悪しき二柱の神をも生み出した。         死の神 ヴォルケ


闇の女神 サイラハ


悪しき神は、世界樹を枯らし世界を破滅させようとたくらんだ。世界樹は、世界を支える木であり枯れると世界は・・―世界は破滅する―


それを防ぐため2柱の悪しき神を消滅させようとしました。

しかしラマンドが洗脳されて、森の火を付けました。


森は、火の海になった。

ウォルタとヴォスロががんばって火を消したのだが、世界樹は燃え尽きていたてしまった。

世界は破滅した。





=======と思われたが======

世界樹は、木が燃えたものの根は燃え尽きていなかった。

灰の中に真っ黒になっていた小さな芽が、ひっそり芽生えていた。

それを知ったヴィファストは、ほっとしてヴォルケとサイラハを倒す作戦を考えた。


世界樹に結界を張った。

悪しきものを世界樹の養分にして悪しきものを浄化するという作戦を考え実行した。


ある噂を風に乗せて、ヴォルケ達に聞かせた。

噂の内容は(世界樹は燃えていたが、小さな芽が残っていた。)

ヴォルケ達は、急いで確認しにいった。

灰をどけて中に芽がないか探そうとした。

しかしそれは、《罠》


あっという間にヴォルケ達は、結界にはまり、世界樹は悪しき神を、吸収して悪しき神を浄化した。


そして最後にジュエルストーンは、破壊しラマンドの洗脳をといて、世界樹の周りの木を復活させた。

今は、世界樹がどの木かは、神界にいた神々しか知らない。




―――――――END―――――

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