25話、タイミングの悪い悪夢は人を蝕む
ここからさらに主人公は曇るので閲覧注意です
結局、眠れなかった
朝日が昇り朝になる、ミアに泣いてたのがバレないようにしないと
周囲に音がない、多分周りに敵はいない。
役割は果たした
「おはよう」
「おはよう」
ミアがうとうとしながら起きた、慌てて俺は目を瞑る
泣いてたのを見られたくない
「少し、寝るね」
ミアに背中を向けて寝転がった
「うん、わかった」
何故か、今は安心できなかった
俺の価値、夜ならずっと考えてしまう
ははっ、最初から考えるなよ
いつから
お前は
価値があるなんて思っていた?価値なんか最初から無いんだよ。空っぽ
振り払うように、意識を飛ばした
真っ黒な空間に、俺1人。周りには誰も居ない
「お前が悪い」「お前が悪い」「お前が悪い」
「お前が空気を壊す」「お前は喋るだけで面白くない」
「お前が行動したら全て失敗する」
「努力しても結果が伴わないんなら無駄」
全周囲から責め立てられる
頑張って、必死に努力をしたのにみんなに大合唱される、逃げるように走る
ミア、ミア、ミア!助けて!
胸にあったはずの笛、ミアとの繋がりが
無い
目の前に歩いてきた女の子
昔、故郷にいた少女、昔よく遊んでた初恋の女の子
「貴方は喋るのも顔も面白くないんだから自我なんてださなかったら?その方がまだマシ」
俺はその場で、何か
昔に壊れた何があった気がした
悲鳴をあげるように飛び起きた、夢にしたってちょっと、、寝汗がすごい
笛、ある。握って、周囲を見ずに笛を吹いた
ミア!ミア!ミア!
ぴぃぃぃぃぃ!
吹いた後に気づいた、俺は吹いて良かったのか?
「居るわよ」
ミアは座って俺を見ていた
「ミア、、、」
右手には布を持っていた
「怖い夢でもみた?」
うん、凄い、怖かった
「大丈夫、夢は夢だから」
安心させるように言ったがミアが凄く心配な顔をしてる
こんな顔をさせるなら、2度と言うのをやめよう
「アキ」
「何?」
「無理したら、嫌だよ?」
無理はしてないから大丈夫だよ
「大丈夫、無理はしてないから」
「信じるよ?」
本当だよ、ミアを守るためなら無理も無理じゃない
「うん、きつかったら笛を鳴らすよ」
「さっき鳴らしたじゃない」
そうだった
「うん、鳴らした」
苦笑いしかできなかった
「アキ」
俺の上半身だけ起き上がった身体にミアが胸に俺の頭を包むように抱擁をしてくれた
ミアの胸が凄く心地良い、落ち着く
「私も、きつかったり潰れそうな時に吹くね」
ミアの顔は見えないけど俺の頭の上にミアの顔があるのがわかる
「うん」
「これは私のわがままだから、少しこのままで居させて」
情けないな、本当に情けない、なのに、凄く
ミアの声と匂いと温もりが、心地良いと感じてしまう。なんて、、浅ましい
俺が落ち着いたとわかったらミアが俺を解放した
「ありがとう」
「いつでもじゃないけど、またしてあげる」
何故だろ、顔を見せたくない、多分嬉しくてニヤついてるかもだから
それを見てミアが何故か左目の銀色がイキイキしてるようで笑顔だ、この顔は、見た事ない笑顔だけど
悪くない
ミアが手を振り回した、また何か言われたな
「よし、探そうか」
俺たちはその一言から亀を探し出した
亀と戦ったら俺をミアが必要としてくれる場面が絶対あるはずだから
ミアを、守れるんだ俺は
亀を探したら見つかった。また昨日と似たような所に居る
「今回は私が打ってから飛び出してみて」
今回はミアの指示を聞く、だが、
「わかった、その後に根元を切る」
前回は俺が飛び出したのに
「うん、信じてる」
今回の俺は信じて前に出せないって事か?
いや、変に考えるな、目の前の敵にだけ集中しろ
「わかった、やる」
ミアが魔法を放つ、炎は正確、首の根本に昨日打った炎の何倍にも強い炎が亀を襲い
亀はその場で全身を焼かれ
俺が出る幕もなく倒した
「やった!やったよ!アキ」
金色の左目で喜ぶミア、俺も嬉しい、嬉しいはずなのに
「あ、あぁ、やったね!」
笑い顔を作りながら、何か大事な柱が壊れた気がする
胸が痛い、これが本来のミアの力なんだろう
俺は本当に 何も役に立てなくなった
盾にもなれないお荷物なのか、この仮パーティの俺はミアの旅に必要なのだろうか?話し相手は闇の精霊がするし
俺は必要あるのか?
今日はここまでです。次から重要になるので更新遅れます
ダグスの毒、回ってます




