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1-終

俺の仕事は学校の先生。

今日も俺は仕事のため、小学校に行く。

仕事とはいえ、小学生に勉強を教えるのは難しい。

りんごが1つありました。そこに、ハナコちゃんはリンゴを2つ持ってきました。合計、いくらリンゴを持っていますか?

これは、小学校の算数を教えるときに聞く例題だろう。

1+2=3だね!なんて、教えるが我々大人からすれば、ハナコちゃんはなんでリンゴを持ってきたんだよ!とツッコミを入れざるおえない、ハナコちゃんは何者なんだ。

そんな感じで、小学校は具体例で算数を教える。

ということで、今日は算数が一時間目に来た。

いつものように具体例で算数を教える。

「タカシくんは、1000円を持っています。120円の鉛筆を4本。100円の消しゴムを2個買いました。いくらになりますか?わかる人いるかな?」これはお代の1000円から鉛筆の代金480円、消しゴムの代金200円を引くという計算になる。

「はい!」と手を挙げたのは男の子。「ええと、鉛筆と消しゴムが6個で、120円で、720円!」

「鉛筆と消しゴムを合わせちゃ駄目だ。それらは別々だ。それに代金の1000円を引かないとな」

と不正解と言わざるおえない。小学生では難しいか…?

「はい!320円!」と別な男の子が手を挙げる。

「正解だ!」彼は最近流行りのクマンとか言う塾に通っている秀才。こういう問題を何度も解いてきたんだろう。

それから色々あって、「今日の算数は終了だ。宿題のプリント出すからやっとけよー。」

皆は元気よく「はい!」と返事をして終わる。

大体、算数を教えるのに数学の知識はいらない。

教えるのはどれだけ分かりやすく、具体例で伝えるか。だ

俺は次のクラスで同じ範囲について教える予定があったので、ある方法を思いついた

いつも通り授業が始まる。

「タカシくんは1000円持っています。120円のポ〇カパックを4つ買う。その後、100円の遊〇王カードパックを2つ買います。お代はいくらですか?わかる人挙手!」

ゲーム好きそうな男の子は「はい!320円!」と答える。

やっぱり教育に必要なのはいかに問題に注意を向かせるかだ。流行りのカードゲームを使った俺の策は見事だな。

「では、1000円で120円のポケカを買えるだけ買いました。何個買えたでしょう?わかる人挙手!」これは割り算。たぶん答えられるだろう。

子どもたちは悩みつつ、挙手し「8個?」と答える。しまった割り算にこの戦法は通用しない。「正解だ!」と答える。

「じゃあ、この授業の最終問題、先生の持っている10000円札を君たち30人に配る、一人いくらもらえるかな?」

皆素早く答えを求める「333円?」俺は「そう、正解だ!」

「ということで、先生は333円みんなに配ってください!」と目をキラキラさせながら、こちらを見る。いや、渡したくはないんだが。

「と、とりあえず授業は終わりだ!じゃあまた来週!」

といって逃げる。

といったように、授業における具体例の大切さは分かっただろう。

俺はこの後、児童に変なもの教えるな!と校長先生に叱られるのであった。

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