第1話 闇軍団来襲!悪夢再び
登場人物紹介
セゼル 魔法使い、フレアの弟子
ヨイチ 8代目伝説の弓使いの弟子
スバル 名刀使い
リンゼ 鎖鎌使い
フレア セゼルの師匠、伝説の魔法使い
ヨイチ 7代目伝説の弓使い、8代目の師匠
サザビ 魔弓使い、闇軍団六人衆の一人
ミラン 双剣使い、闇軍団六人衆の一人
バル 闇の忍者、闇軍団六人衆の一人
ムニル 魔槍使い、闇軍団六人衆の一人
ノルン 黄金戦士、闇軍団六人衆の頭領
ネッド 炎銃使い、闇軍団六人衆の一人
エルガ 闇軍団総大将、闇将軍
*登場する名称等は全てフィクションです。
ネルが混乱を起こして数年。
平和な日々が続き、セゼルは今日もフレアの元で修業をするのであった。
「師匠、なかなか魔法ってムズいですね。」
「そんな簡単に出来たら皆伝説の人になっちゃうよ。」
「そう言えばヨイチさんのお弟子さんも近々村に遊びに来るとか…。」
「ヨイチさん、元気にしてるかな。」
ネル城では大変だった。
「何か、皆ヨイチって名前なんで分かりずらいですよね。」
「アンタはフレアじゃなくて良かったね、セゼル。」
「いやー、師匠…そう言うことでは…。」
「いやはや、フレア殿ご無沙汰です。」
「ヨイチさん、こちらがお弟子さんですか。」
「8代目ヨイチです。よろしくお願いします。」
「なかなか腕が立ちそうですね。」
「フレア殿もセゼル殿を立派に育てておられる。」
「お互い良い弟子に恵まれ...、ん?」
何か村の奥が騒がしい。
「師匠!村から火の手が!」
村が燃えている。まさか、闇の手の者が…。
「貴様が伝説の魔法使いか。」
「あなたは?」
「我等闇軍団六人衆、我等が総大将エルガ様の命により貴様を倒す。」
「闇軍団…、セゼル、8代目、村から逃げなさい。今のあなた達ではかなわない。」
「フレア殿、ここは我らで。」
フレアとヨイチは闇軍団に向かった。
村の裏手より脱出したセゼルとヨイチ。
「セゼルさん、大丈夫ですか。」
「私は大丈夫だけど師匠が…。」
「師匠たちなら何とか出来ます。ここは体勢を整える為離れましょう。」
「離れるってどこへ?」
「私が知る頼りになる者の所ですよ。」
随分歩いたな。どこここ?
「ヨイチさん…、道に迷ってない...。」
「こちらです。」
何かボロい小屋がある。
「誰か住んでんの?」
「会えば分かります。」
ヨイチが小屋に入る。
「スバルさん、いますか。ヨイチです。」
「あら、誰かと思えばヨイチさん。こちらは?」
「魔法使いのセゼルさんです。」
「じゃあ、いよいよ闇の連中が動き出したんだね。」
「村に闇軍団が現れ、うちの師匠とフレアさんが対処しました。」
「そうかい、ならリンゼも呼んで来るよ。」
「リンゼさんって?」
「鎖鎌使いで少しは強いかな。」
「スバル、何か用?」
「リンゼ、いよいよセゼルさんと闇退治だよ。」
「闇退治って、鬼退治みたいに言わないでよね。」
「スバルさん、リンゼさん、闇軍団が迫っています。すぐ戦いの準備を。」
「もう出来てるよ。村が襲われたのを聞いて待ってたからね。」
小屋の外が騒がしい。一行は外に出る。
「アンタらフレアの一味かい?」
「フレア師匠がどうしたんですか。」
「アンタが弟子だね。悪いが死んでもらうよ。」
「あなたも闇軍団ですか。」
「そうさ、アタシは魔弓使いのサザビ。闇軍団六人衆の一人さ。」
「ここは私が相手しよう。」
「スバルさん、待って下さい。相手は弓使い。剣士のあなたでは分が悪いです。」
「ヨイチさん。」
「8代目を襲名したのは伊達ではありません。サザビさん、覚悟して下さい。」
「伝説の弓使いの弟子風情が私にかなうと思うのか。」
「では行きますよ。」
ヨイチが沢山の矢を放つ。サザビも応戦する。お互い攻撃するが互角の戦いだ。
「たかが弟子のくせに生意気だね。」
「サザビさん、余裕が無いようですね。」
「アンタなんかにやられな…、うっ。」
ヨイチの一撃がサザビに当たる。
「サザビさん、勝負はつきました。負けを認めて下さい。」
「私も闇の六人衆だ。決して負けなど認めん。」
「ならば、仕方ないですね。」
ヨイチが構えを取る。
「奥義烈波指弾弓。」
サザビにヨイチの一撃が命中する。
「やるな…、ヨイチの...弟子…。」
サザビは倒れ息絶えた。
「闇に堕ちなければ名のある使い手にもなれたでしょうに。」
サザビを弔いセゼル一行は近くの町に向かった。
「この町で物資を調達しましょう。」
商店に向かう途中。
「お前がセゼルか。」
「そうですが何か。」
「サザビを弔ってくれたそうだな。礼を言う。」
「あなたは?」
「私は双剣使いのミラン、闇軍団六人衆の一人だ。」
「ミランさん、争わないことは出来ませんか。」
「あなた方に恨みは無い。ただ、私は闇将軍の命を受け実行するのみ。」
「何で闇将軍は私達を狙うんですか。」
「ならば、私に勝ったら教えてやろう。」
ミランが構える。
「今度こそ私の番だね。」
「スバルさんお願いしますね。」
スバルも構える。両者間合いをつめ、お互いの剣で切り合う。
双方の剣がぶつかるが、なかなか勝負はつかない。
「スバルさんと言いましたね。なかなかやるじゃないですか。」
「ああ、ミラン。アンタもな。」
これが剣豪なの。凄い気迫だし、技も上手い。
「そろそろ勝敗を決しましょうかね。」
ミランの構えが変わった。
「なら、こちらも決着つけますか。」
スバルが構え直す。
双方奥義を出す構えだ。
「双剣奥義、乱舞剣檄!」
「聖剣奥義、横一文字!」
二人の動きが止まった。
「どっちが勝ったの?」
暫くしてミランが倒れる。
「スバル...と言ったな…。」
「ミランさん、あなたは強い。ただ少し私に運があったようだ。」
「約束だ…、闇将軍の...、目的!うぐっ!」
「ミランさん、お喋りはいけませんねぇ。」
ミランの息の根を止めた新たなる敵!
第2話 予告
闇軍団六人衆の追撃は続く。
セゼル一行は闇将軍を倒せるか。
闇将軍の目的とは?
次回 「脅威の六人衆」
旅立ちは突然に...。
セゼル一行の冒険が今始まりました。
ではまた。




