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ワンパク山の小僧

作者: 石川 瑠佳

 ワンパク山の小僧が、どれほど元気か知ってるかい?

 どれほどかといえば、ワンパク山に登ろうとしたのに、つい隣の山のてっぺんまで行ってしまうぐらいに元気なんだ。で、間違えて戻ろうとするだろう。すると、今度は反対側の隣の山のてっぺんまで行ってしまう。

 ワガママは言うのだろうかというと、言う。

 空のお星さまが欲しいって二日間、休んだりはしたものの、変に真面目に泣き続けた。これを、勤勉といっていいものか。一緒にいて、世話をする者にはたまらない。

 いたずらも、する。お寺の仏像にラクガキをして、和尚様に怒られて、泣いた。それでも、いたずら精神を忘れないんだから、妙なところで、根性があるんだ。

 アッ、ちなみに小僧だけど、ただの呼び名で、仏門に入っている訳ではないよ。元気な、山に住んでいる民の子供なんだ。



               終

元気なとこは、いいとこではあるよね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 元気が一番! なんだか可愛いむかし話みたいで和みました☆彡
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