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海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
74/205

仮題『朝の光』/『やる』/『課題』

怖い夢だったね。

さあ、もっと怖い現実のお出迎えだよ。

仮題『朝の光』


はろーわーるど ばっどらっく

日が昇る 最低な時間がやってくる

夜にしか生きられないぼくを焼いて

焦げ混じりの灰にしてしまう


さあ 時計を止めて 演じよう

偽りの殻も慣れたものだろう

ヒトを起こす熱から逃げるように

ぼくらは今日も 身を覆う



仮題『やる』


弾を込め 撃鉄を起こし 狙いを定め

あとは引き金を引くだけだろう?

その指先が異様に重たく感じるのは

お前がまだ 期待しているからだ


安心しろよ お前が清くあろうと

世界はお前を救わない 掬わない

幸いなんてもらえやしないんだ

だからさ とっととしろよ



仮題『課題』


目の前に現れる いくつもの壁を

超えてゆくたび 破れる皮膚と

滴る血液は 抽象画のように

間違い探しを始めてしまうでしょう


正誤も前後もわからぬほどに疲れ

ただ 終わらせることのみを選び

手足が枯れ木に変わってゆく痛苦の中

やがて あなたのことも忘れるのです



うへぇ、やだやだ。

甘えてこないでよ、もう。

いいよ、それで。

君がどうなっても、他人事だもん。

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