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海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
40/205

仮題『たちつてと』/『探しもの一心』

体調管理はしっかりね。

まだまだ、売れるところが残ってるんだから。

『たちつてと』


耽溺していた 薄弱の目

地を這う 百足のような私は

連ねた塊をなぞることしかできず

手を伸ばした 先にあるものにも

届かなくなったと自覚したのです


とうとう 整備不良の五体が

点滅する マーブルの視界の中で

貫く光に 救いを求めながら

血が巡るような鮮やかさゆえに

ただ 許しを()うたのです



『探しもの一心』


手触りが欲しかったのだ

言われるだけでは 安心ができず

わたしのものであるというのなら

ただ 触れてみたかった


腹を割いて 頭を砕いて

内臓脂肪を取り払って

あとに残ったのは 肉の山

ああ やっぱり 無いんじゃないか


ぐっばいせかい。

それと、きのうのわたし。

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