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海を揺蕩う文の梁  作者: 文海マヤ
――2022――
3/205

仮題『愛』/『星空』

それを伝えられなかったのです。

『愛』


与えられずに受け取るのは

どうにも受け入れられなかったのです

等価交換でなければならぬと

ただただ 信じていたのです


あなたに手を握られるたび

呵責(かしゃく)の茨が 内腑を締め上げたのです

溢れた血のぬくもりこそを

私の情と 呼んでほしかったのです



『星空』


空を海に例えたのは 誰なのだろうか

或いは 地球すらも宙船(そらふね)であるのなら

深い深い藍の海を泳ぐ鯨は

いつか ほんとうのことを知るだろう


上天のさらに先 レグルスの先端

きみが縫い付けられた 隕鉄(いんてつ)の星

体中の血液が冷えるのを感じながら

ただ 今日も結ぶのだ

星を結んで、物語ろうよ。

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