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辺境の冒険者Aさん  作者: ミの人
65/401

65 冒険者Aさんと訓練場を借りよう

あらすじ:種族特性のクラフトマン技能? 知らない子ですね


視点:最近ご主人様からの寵愛が減って少し不満気味な従者 大妖狸ミケニャンさん

『』:アルファさん



「ご主人様~、行ってきましたよ~。

 今回の素材は全部ギルドの買取で良いんでしたよね?」


『お~、お帰りミケ。

 そっち任せっぱなしでスマンかったな。

 ミケが働きもんの従者でホンマ助かるわ~!

 後でまた誉めたるからなー(なでなで)』


「いえいえ、それほどでも・・・ありますよ!!!

 ご褒美いぃぃいやっふぅうう!!!!!」



 最近、サバミソやローの事でご主人様から


 あんまりご寵愛もらえてないですしね!!!


 久々に堪能させてもらいますよ!!!(ハァハァハァ)


 膝枕! ナデナデ! 尻尾の毛づくろいにブラッシング!! 


 (じゅるり)うへへへへへへ!!! 


 テ・ン・ショ・ン!! 上がってキターーーーー!!!!



『ちなみに買取価格は幾らやったん?

 相場変わっとらん感じか?』


「えっとですね、鱗1枚辺りが小銅貨43枚でしたね。

 皮も小銅貨540枚でしたし

 ちょっと相場上がってたみたいですね。

 諸々含めて、全部で銀貨13枚と大銅貨30枚でしたよ」


「・・・・・・あれ?

 アルさん、素材ってギルドに持ち込んだ方が

 高く買い取って貰えるものなんですか? うおっ」


『いや、今回のは偶々やな~。

 ギルドへ素材持ち込んで買い取ってもらう場合はやな。

 ギルド全体で素材ごとに買取価格が決まっとるから

 基本的にはどの支部に持ち込んでも同じなんや』


「えっ、そうなんですか?

 あれ? 偶々というのは? うおっ」


『それはですね、サバミソ。

 市場の相場や在庫数で、多少変化するって事なんですよ。

 まあ、変わると言っても、基本価格が変わる訳ではなく

 品薄な時は買取額の2倍、逆に余ってる時は半額~みたいな

 増減があるって事なんですけどね』


「な、なるほど。

 つまり、今回は品薄で増えたって事なんですね? うおっ」


『(ひそひそ)実はな、サバミソにロバやん。

 (ひそひそ)これは内緒なんやけど、ギルドの買取価格って

 (ひそひそ)卸売り用の販売価格から20%引いた額なんやで』


「「えっ!?」」


『確か、基本額が鱗で小銅貨36枚、皮で360枚やったかな。

 んで、品薄で買取額が上がってたから増額で

 鍛冶工房へ持ち込んだ時より高くなったんやな。

 まあ、偶々や偶々。

 ・・・通常やったら、状態の良し悪しで

 そっからさらに減額される事もあるしな。

 今回のは状態ええから、減額は無しやけど

 基本的にはギルド買取の方が安くなるんやで』


「あ、あの・・・アルファさん?

 ひそひそ話をされてるつもりかもしれませんけど

 普通に聞こえちゃってますので・・・。

 いえ・・・まあ、ギルドとしましても

 内訳に関して、別に隠してる訳ではありませんし

 素材の買取価格も、普通に閲覧できますけど

 さすがに、ギルド職員の目の前で

 堂々とそういうお話をされるのは困りますよ」


『おっとっと。

 こりゃ、ゴメンやで! リッちゃん!

 そんじゃ、訓練場の手続きはこんだけやわ』


「はい、確認しますね。

 時間は{明日の9時から17時}で、人数は{4名}ですね。

 そして武具は{持ち込み}で{貸与無し}と。

 それでは、使用料は大銅貨32枚になります」



 ギルドの訓練場使用は、1名が1時間使用して大銅貨1枚。


 正直、Dランクまでの冒険者からすれば


 かなり高い価格設定なんですよね~。


 まあ、仕方ないのは分かりますけど、一番必要なランク帯の


 ひよっ子冒険者達が、気軽に借りれないってのは


 どうなんでしょうね~。


 ちなみに、練習用の武具の貸し出しもしてるんですよね。


 装備品1つで、1日大銅貨1枚とられますけど!!


 いやあ~・・・実にボッタクリ価格ですねえ~~~。


 

『ほいほい。(がさがさ)

 (ぽんっ、ぎゅっ)んじゃ、リッちゃん、これ丁度やで。

 (にぎにぎ)ちゃんとあるか確認してな~。

 う~ん、リッちゃんの手はすべすべできれーやな~』


「もう、アルファさん・・・。(すすすっ)

 荒れ放題の私の手なんか握っても仕方ないでしょ?

 それに、またそんなからかうような事を言って・・・。

 駄目ですよ? 他の職員さん達の中には

 アルファさんのご冗談が通じない様な子も居るんですから

 なるべく、そういうのは控えてくださいよ?(にこっ)」


「・・・・・・ご主人様~、用事は済んだのですから!

 そんな、無粋なメガネ女に無駄な事していないで

 {ミ・ケ・と・ご・主・人・様・の・愛・の・巣!!}へ

 早く帰りましょうよ~~~(すりすりすり)」


「(無粋なメガネ女・・・いえ、確かに間違ってませんけど?

 はいはい、いつも仲良しで羨ましいですわね!!

 ・・・あれっ? 羨ましい? ・・・・・・んんんっ??)」


『う~~ん、今日もまた振られてしもたか。

 しゃあない、そんじゃまあ、用も済んだし、帰ろか』


(ドドドドドドドドドドド)


「『ん?』」


「(ぐわわわっ!!)ちょ、ちょっと! ま、ま、ま!!

 あ、あ、はあはあ、アル、ふう、ファささ・・!!?」


『おっ!? なんや、マイクくんやないか、大丈夫か?

 そんな急いでどないしたんや』


「(ぜえぜえぜえ)は、はい! だ、だ、大丈夫、です!

 そ、それより、お、お願いしたいことが!!(はあはあ)」


「ちょっと!! ご主人様に、ハァハァしていいのは!!

 ミケだけの特権ですのよーーーーー!!!?」


「「「えっ?」」」


『話進まんから、ミケはちょっと黙ってよーな。

 ほれ、頭撫でたるから、大人しゅうしとけよ。(なでなで)

 んで、マイクくんは今の内に息整えときや~(さわさわさわ)』


「ひゃんっ!? うへへへへへ(すりすりすり)」



 うふっふふーーーーー!!


 これですよやっぱりこれ!(ハァハァハァ)


 どんな時でも、やっぱりご主人様はミケを可愛がるべきなんです!


 (ぞくぞくぞく)駆け出し戦士さんの先程の無礼な言動なんぞ


 もう、忘却の彼方へ消し去っちゃいましたわ~~~~~!!



「・・・ふう、お、おちつきました。すいません。

 え、えっとですね、さっき会話が少し聞こえたんですけど!

 明日、訓練場で訓練するんですか!?」


「えーーー、盗み聞きですかーーー?

 それはどうかともがもがもがもが(ぎゅーーーー)」


『ミケは黙っとこうな~。

 いやいや、ええねん! 気にしたらアカン! それでええんや。

 別の事してても、耳だけは周囲をそれとなく探っといて

 自分の利益になりそうな事は聞き逃さん!

 それでええんやで、マイクくん。

 ・・・んで、明日やねんけどな、確かに訓練場使うで?』


「や! やっぱり! そ、それでですね!

 お願いがあるんですが、僕らも一緒に参加させて貰えませんか!?

 もちろん、自分達の使用料はちゃんと払いますし!

 訓練の邪魔にならないように気をつけるつもりです!

 ちょっと近くで訓練の様子を見聞きさせて貰えたらなって!!!

 あ、あの! ご迷惑にはならないようにしますので!!

 えっと、ど、ど、ど、どうでしょうか!?(ずずずずいっ!!)」


『おおう・・・ま、まあ落ち着き~や、マイクくん。

 サバミソとロバやんの2人に、ちょっと基本教えるだけやし

 別にたいしたことせーへんで?

 既に冒険者として順調なキミらが聞いて、得になるんかも怪しいし』


「い、いえ! そもそも僕らも、基本って何の訓練もしてないんです。

 多分ですけど、色々と為になりそうな話聞けたり

 今まですっ飛ばしていた経験積めたり出来ると思います!!

 ですので、お願いします!!」


「もがもがもが、もっにゅもっにゅもっにゅ(ちゅぱちゅぱ)」


『吸うなっ!?(ちゅぽんっ) ホンマ油断ならん駄狸やな。

 ・・・ま、まあ、それやったら別に俺は問題ないんやけどな。

 2人も3人も4人も5人も大して変わらんし。

 サバミソとロバやんも別にかまわん?』


「あ、はい、ボクは教えて頂く立場ですので、うおっ。」


「む、むしろ、おでが足を引っ張るかもしれないんだけど

 そ、その時はすいませんなんだな」


「・・・(えっ!? 有りなの?)」


「はいはい!! ミケは!!

 (つつつ~~~~)はんにゅぅううぅ!!!??」



 うう・・・ご主人様には逆らえませぬぅ~~~。


 ミケを翻弄しまくりで(つつつ~)しゅぅううううううう!!?


 あっ、耳っ!? 耳の裏の付け根とか反則ででで!!!!!


 はうあううああうあうあ!!!???(びくんびくんびくん)


 

「・・・何かミケ姉さんが白目むいてびくんびくんしてますけど

 大丈夫なんでしょうか? うおっ。」


『いつもの事や、気にせんでええて。

 そんじゃまあ、そう言う事でリッちゃん。

 ゴメンやけど、追加で3人分の手続きしたってもらえるかな?

 あ、マイクくん、手持ち無かったら立て替えよか?』


「いえ、さっき換金した分がありますし、大丈夫だと思います。

 え、えっとリマさん、訓練場使わせてもらうのって

 1人1時間で、大銅貨1枚でしたよね?

 あれ? アルファさん達は何時間・・・8時間!?

 け、結構がっつりなんですね。

 (がさがさ)う!? た・・・足りるかな?

 (チャリンチャリン)うん、うん、何とか大丈夫!」


「・・・・・・(あっ!!)」


『おっ、いけそやな。

 そんじゃ、まあ明日の朝にここで合流しよか。

 じゃあ、そんな訳でリッちゃん・・・』


「あ、あの・・・すいません、アルファさん。

 アルファさんに折り入ってお願いがあるんですけど?

 話だけでも聞いて頂けませんか?(ぎゅっ)」


『・・・・・喜んでーーー!!! (`・▽・´)キリッ』


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猟団の団長Bさん
こっちはチートや変態成分高めの傭兵稼業です。



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