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辺境の冒険者Aさん  作者: ミの人
172/401

172 冒険者Aさんとダンジョン探索開始

あらすじ:槍の練習も終わって、いざ当日です。


視点:Dランク冒険者 ファイターLv4 マイクさん

『』:アルファさん


『よっしゃ、そんじゃ今からダンジョン探索始めるけど

 まず、やっとかなアカン事はわかっとるよな?』



 もちろん大丈夫! ちゃんとわかってますよ!


 これをやっておかないと、ダンジョン探索なんて


 危険で絶対無理だって!!


 それは・・・。



「「「糸!!」」」


「まあ、当然ですわよね~。

 間違えたらここに置いていくとこでしたわよ~?」



 お、置いていく!?


 ま、まあ、そう・・・かな? 仕方ないかも?


 とにかく、ケベックもヤンキも間違えなくて良かった!



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽




「【ダンジョン糸】の設置終わりました!」


「【ランタン】の準備もバッチリです!」


「確認なんだけど、俺は灯りは持たなくて良いんだよな?」


『せやでー。

 順番はヤンキくん、マイクくん、ケベックくんの順でなー。

 ヤンキくんは先頭で探知に全力を注ぐ事』


「今回はご主人様とミケが一番後ろにつきますけど

 あなた達だけで行く場合は、モブ子さんが後ろにつけば

 大概の事に対応できて、丁度良いと思いますわよ~」


「なるほど、そういう順番も大事ですね」



 そっか、3人から4人に増えて、盾役も増えたから


 隊列も変えなきゃ駄目だよな・・・。


 3人だった時は、安全性を考慮してたから


 僕、ケベック、ヤンキの順で行くしかなかったけど。


 それだと、ヤンキの【シーフ】としての探知力が


 無駄になってたんだよね。


 モブコが最後方で警戒すれば、ヤンキも前に出れる。


 うん! 今度からはこれで行こう!



「よし! それじゃ、行くぜ?」


「「おー!」」


「『うんうん(にこにこ)』」



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽




(ヒタヒタ、ザッザッザッザッ)


「ヤンキ、灯りはこれで足りてる?」


「ん? おー、大丈夫大丈夫。

 先頭が灯り持って無くても結構明るいもんなんだな。

 しかも、両手が塞がってなくて、荷物も最低限だと

 探知がかなりやり易いな・・・全然違うわ、これ」


「へえ・・・、そんなに違うもんなのか?」


「おう、全然・・・って、早速来たぜ? 2匹・・・3匹だな」



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽




「これって・・・、多分【ヴァンパイアバット】だよな?


「・・・だよね? 思ってたほど強くない・・・のかな?」



 いや、そんな訳は無いだろ、ケベック。


 【ヴァンパイアバット】って言ったら{Cランク推奨}だぞ?


 空中を飛んで、口から超音波を発して状態異常にしたり


 その名の通り、牙で噛んで生命力を吸ってきたり・・・。


 しかも、【アンデッド】じゃないけど、魔法やスキル以外は


 攻撃が効き難い相手のはずなんだぞ?


 確かに、反撃も受けないであっさり倒せたけど


 普通に考えたら、もっと苦戦する様な相手のはずなんだぞ?



「マイク君、正解です。

 あっさり倒せたのは、{突攻撃}の槍だったという事と

 【付与術】が施された【マジックウエポン】という事。

 その2つが有ったからですわ。

 でなければ、もっと苦戦したでしょうね」


「あっ・・・、やっぱりそうなんですね?」


「・・・そ、そうなんだ?」


「だよなあ・・・って、おいおい。

 しっかりしてくれよ{パーティの知恵袋}なんだろ?」


「はは・・・ごめんごめん」


「『うんうん(にこにこ)』」



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽ ▽ ▽


▽ ▽ ▽




『(パンパンパン!)はい、スト~~~ップ!!

 ヤンキくん、ちょい止まりや~~~?』


「「?」」


「えっ!? お、おう」


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 ▽ 並行して連載中 ▽
↓ こっちも開始しました・・・開始しちゃいました。
猟団の団長Bさん
こっちはチートや変態成分高めの傭兵稼業です。



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