107 冒険者Aさんと異変 ②
あらすじ:アイテム効果でメガネのベテラン受付嬢は10才以上若返りました。
視点:外見は永遠の17才 マリ・ムトウさん
『』:アルファさん
「・・・うわぁ・・・よく・・・効きすぎ?」
あらあら~、リマさんに相談されたので
心配になって例のお水を頂いたけど・・・。
これは、緘口令が必要かしらね~。
リマさんほどの劇的な変化は無かったのだけれど
内面的な効果が凄いわね~。
う~~~ん、これは・・・・・・。
私が【行者】を現役で続けてるせいかしら?
いえ、1杯しか飲んでないせいね。
飲んだ量がきっと少なかったのよね?
「あらあら、あなた~。
まだ起きないのかしら、お寝坊さんですわね~」
「・・・ぃや・・・ぉまぇ・・・(こひゅーこひゅー)」
あらあら~。
結婚前の情熱が蘇っちゃって、ついつい・・・。
うふふふ。
少し頑張らせすぎたかしら~?
でも、ゲンゴロウもまだまだ若いんだし、大丈夫よね。
・・・・・・今晩も、うふふふふ。(にこぉ~)
「・・・・・・!?(ぞわっ)」
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「正直、口外どころか門外不出にするべきだと思うぞ。
特に王族や貴族連中に知られると非常に面倒臭い事になる」
「やっぱり、そうですわよね~。
{殺してでも奪う!}されたら困りますしね~」
「ま、まあ、その辺りは、よく言い含めておけばいいだろう。
後は、アル殿にほいほい人にあげないように注意を・・・」
「えっ?」
「えっ!?」
「・・・・・・あらあら、そうよね~。
アルファさんには、私が今度。
いえ、今日にでも伝えに行ってきますわ~。
あなたはお留守番してて下さいな?」
「・・・いや、マリは忙しいだろうし。
私が行ってこよう、うん、それがい・・・」
「私が行きますわ(にこっ)」
「・・・あ、はい(ぶるぶるぶる)」




