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3話 真夜中の決意

その日はどうやって帰ったのかも覚えてなかった




海の色と思い出の歌 3話 真夜中の決意



「ただいま」

「あ、おかえり」

「何かあったのですか?顔色悪いですよ?」

え、私そんなにひどい顔しているのでも心配かけたくない

汐には何かと迷惑かけているし

それにこれは私の問題だから

「うんん、何でもないよ」

「いえ、何か隠してるでしょ?」

「それに嘘ついてる時に首筋触る癖でてますよ」



え、また出てた

う、汐には嘘つけないな

「聞いてくれる?」

「良いですよ姫様」

「ねぇ、今は姫様って言うのやめて」

「今は義理の兄弟って設定でしょ」

「あ!そうでしたね」

「実は・・・」

小波は今日あった事をすべて話した

「そうでしたか」

全てを聞き終えた汐から返ってきた言葉はとても無情だった

「なら諦めますか?」

「え、だってもう向こうは私のこと忘れてんだよ」

「今さら私のこと思い出しって言っても無理だよ」

もう諦めていた

詩音君は私のことを忘れている

だからもう会わない方がいい

もともと叶わないことだったんだよ

そう思っているうちに涙が流れてきた

その時だった

「小波はこれで終わってしまっていいんですか?」

え?

「忘れられていても、どんな悲しい結末が待っていても」

「後悔しないと決めたんでしょ?」

「ならこんなことで諦めてしまったらそれこそ」

「今までの事が総て無駄になってしまんじゃないでしょか?」

そうだ私はなんてバカだったんだろう・・・

私は詩音君に逢いたくてここまで来たんだ

汐の言うとおりだここで諦めたら私は本当に後悔してしまうかもしれない

ここで立ち止まっていたらダメなんだ

だからどんなことが有っても前に進まなきゃ

「汐、私もう一度頑張ってみる!!」

「どんなことが有っても諦めない!!」

「うん、その域です小波」


小波は一つの決意をした

それは詩音に自分のこと思い出してもらうことだった

こんなヘボ小説読んでくださいましてありがとうございます

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