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0話 前奏曲

そう、出会いは突然だった




海の色と思い出の歌 〜前奏曲〜


ここは海の中人魚の世界

「姫様なりません!!人界に出るなど!!」

「そうですよ、人間など恐ろしいだけです」

「いや!行く!分かってくれないなら勝手に行くもん」

ヒュー

「ハ〜まったく」

「ここが人が住む世界か〜」

「ん、なんかキラキラ光ってる行ってみよう!」


今日は両親知り合いの人の舟でパーティが行われていた

「ちゃんと挨拶するのよ詩音」

「はい、母様」


「それですね〜」

つまらない

外にでも出よう

あ、月が出てる

そのとき水面の水が跳ねた

それと同時に女の子の声が聞こえた

詩音は海面に向かって叫んだ

「誰か居るの!!」

その直後水面から女の子が出てきた

「驚かないの?」

「え、全然」

むしろすっごくかわいいと思った

「よかった〜」

「何が?」

「うんん、何でもないよ」

「あ、そういえば名前なって言うの?私は小波」

「僕は詩音だよよろしく」

「こんなところで何やっているの?」

「つまんないから」

「楽しくないの?」

「うん」

「なら、私が歌を歌ってあげる!!」

そう言って小波は歌い始めた

ラ〜ララ

「・・・・」

「どうかな?下手だったかな」

「う、うんんすごく上手だよもっと歌ってよ!小波」

「いいよ」

それから二人は時間が許す限り歌った

しかし船は戻ろうとしていた

「あ、戻らないと」

「そっか、また明日会える?」

「うん!会おうあの岬で」

「うん、分かった!!」

これが人魚と人間の出会いだった


次の日

「え、海の中で女の子に会った」

「うん!すごく可愛い子だった」

詩音は昨日会ったことを母親に話した

「何を言うのそれは人魚よ!危険だから近づいちゃ駄目よ!」

人魚?

詩音の中ではまだ理解だ来ていなった

でも、小波に逢いたくて家を飛び出した


「まだかな〜」

「ごめん遅くなって」

「うんん良いよ」

そのときだった

小波の足が魚のようになっていたことを・・・

そして理解ができたこれが人魚だと

「うわっ!!こ、怖いよね、私のこと・・」

「いや、怖くないよ」

「ホント?」

「ホントだよ、だからまた歌を聞かせて」

「うん!!」


それから毎日のように岬で会い二人で歌った

しかし、1週間経った頃だった

二人を引き裂く出来事が起きた


「え、もう会えないの?」

「引っ越すだ」

「でも、またいつか会おう」

「ホントに会える?」

「うん、絶対だから小波にこれを上げる」

そう言って手のひらに出したのは真珠だった

「これ、良いのもらっても?」

「うん良いよこれは『母様が大切な人ができた時に渡しなさいって』」

「小波僕の大切な人だから」

「ありがとう!!」

「あ、私もこれあげるね」

詩音の手のひらに置かれたのは小波自身の鱗だった

「これは私たちの間でわ約束の証なんだよ」

「ありがと大切にするね」

「もう行かないと、さようなら」

タッタ

「詩音!!、また逢おうね!!約束」

「うん!!絶対に」


こうして二人は別れた

また、逢うこと約束して





始めまして紫藤雪雫と言います!

初めての連載小説ですが頑張りたいと思います!

ヘボ小説読んでいただいてありがとごうざいます!!

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