第三十一話・「そういえば出自不明の不死身少女がいたような・・・」-----煉魔(Leporinae)&狂狼(Lupus)
夜の家で襲撃を受ける直前に聞いた声があの時と同じように後ろから聞こえた。
幻覚じゃなかったのかよっ、と心の中で毒づき今度こそ誰なのか確認してやろうと体を動かそうとするが。
「ん、ああ。当然ここにいる全員に麻痺毒吸ってもらってるから動けないよ?」
「すって、貰っている?ガスか・・・?」
「YES♪私の息はガス毒にもなるし、私の爪は毒を注入することができるし、私の狼毛は触ったら即死だし。どうかなアロマに錐蟻さん。力って点じゃ私が一位みたいだね?」
見ると、あのアロマですら地面に倒れ伏していた。
言葉すら発さない。
対照的に錐蟻は、
『な、んだこいつは・・・?今までただの狼の娘だったはずでは・・・』
「今まで?」
スッと後ろからマキナの眼前に声の主が現れる。
夜が。
それでいて夜とは明らかに違う邪悪な笑みを湛える女の子が。
「私は依だよ。そこのアロマと同じで人狼として生まれたはいいけど人狼とは隔絶された力を持ってる、ね」
同じ体であっても異なる精神。
それが指し示すのは
「つまりは二重人格ってことか・・・ッ?!」
「はっはっは、驚いたー?前はアロマと襲撃してきたカスに邪魔されたけど今度はちゃんと話せそうだねえ」
人を麻痺させてちゃんと話せそうって、アロマ共々突然変異した連中はこれだから・・・!
と、思いながらも打開策を探る。
まずはやはり依と名乗るこの子の目的だろうか。
それが分かっているのかいないのか依は犬歯をぎらつかせながら凶悪に笑う。
「さて、マキナ。ここで死ぬか、夜を一生面倒見るか選んでね!お姫様みたいに扱うだけだから得意でしょ?」
「・・・お前と言い夜と言い、どうしてそう偏見があるんだよ」
「この森の住人みたいに辺境に住んでたら王子って聞いたらそう連想すんだろ。私も分からなくはないし?」
突然会話に入って来た声に驚き、そちらを見ると何事もなかったこのようにすんなりと立ち上がるアロマの姿があった。
これには依も驚いたらしい。
「・・・へえ?流石にやるじゃん。そういえば、5属性魔法に毒とか傷とかを治す『異状態遡行』ってのがあったよね。もしかしてそれ?」
「使うまでもないわ。この程度の麻痺毒に耐性が無かったらドラゴンは倒せない。あいつら外殻に毒持ってるし」
じゃあなんだ?難なくドラゴンを殴り倒したマギアは毒殺すらできないのか?いよいよもって最強だな・・・、と若干引いているとアロマが気になることを言い出した。
「YESとかいう良く分からない造語を交えてたせいなのか何なのか分からないけど、要するに私の邪魔する敵ってことでいい?」
「造語じゃなくてこれは異世界語だよ。昔夜が勇者様と旅をしてた時期があってね。その時に色々教えてもらってたの。言ったら悪いけどマキナよりかっこいい男の人だったんだぁ」
ゾンビから聞いた話の中で恵は3人目の勇者である、と言っていた。
だったらミチと恵の他もう一人の勇者は男で、夜と一緒に国を渡ってたのか。
どこのどいつだか知らないが最後まで面倒見ろよ!と思わないでもないが。
「で、敵かどうかだけど、たぶん勝負付かないよ?」
「・・・何よその自信。まさかと思うけど、
「あーあー言わなくていいよ。どうせ力のすべてを出したわけじゃない云々っていうんでしょ?それ私も同じだし。ドラゴン殺した程度で何をつけあがっちゃってるのか知らないけど、私やアロマみたいな突然変異した連中は甘くないよ」
その言い方にアロマもマキナも感づく。
突然変異した化け物は他にも存在するということを。
心当たりはあったが、しかし。
「・・・関係ないだろ。そいつらが邪魔してきたとしても俺のやることは変わらないっての」
「それが・・・魔王でも?」
表情に陰りを見せながらも笑いを崩さない依はさらに続ける。
「魔王を名乗ってる中でも突然変異している本物は5人。マキナが戦おうとしてるのはその一人、東雲の魔王リリスなんだよ?眷属の錐蟻に手も足も出ない人間がどう倒すっていうのかな・・・?」
その内容はマキナにとって有用で驚くことではあったが、なぜか弱弱しく話す依に。
マキナは倒れながらも、
「だから何だってんだよ?
魔王?突然変異?ああ、すごいね。
弱い人間の中でもごく一般的な俺からしたら本当にすげえ。
けど世界がさっき錐蟻が言ったみたいに個人の武力だけで出来てると思うなよ。
たかだか5人が強いからって何だっていうんだ?
何があったのかは知らないが一回勝てなかったからってあきらめてんじゃねえよ。
対策を練り、練度を高め、作戦を考えて、更にトライ&エラーを繰り返した末にしか勝利なんてものはねえ。
生まれついて強いのは結構だがちょっと躓いた程度で拗ねんな・・・っ!」
そう、力強く言い切った。
「・・・・・・・・・人間如きが、何を言ってるの・・・っ!」
「ようやくその気取った笑顔をやめたな」
ガッ!と依はマキナの胸倉をつかむが、アロマの細い腕にしては異常な腕力で止められた。
それでも勢いは止まらなかったが。
「なにがっ!なにがわかるんだよ!!愛する勇者様を魔王に殺された夜の気持ちが分かるとでもいうのッ!?」
(・・・おいおい、男の勇者はすでに死んでたのかよ)
マキナの記憶では、というより平幅遠野はまだ大切な人間というものと死に別れるという経験をしたことが無い。今いるこの異世界とは比べ物にならないくらい平和な世界の平和な国で生まれ育ったのだから当然ではあるが。
「勇者は黄昏の魔王マギアと相討ちになって死んだ。だから残る魔王はあと4人。でもどうしようもないんだよっ!魔王が今どこにいるかもわからない、魔王軍には近づくこともできないっ、例え運よく会えても・・・私じゃ、勝てないんだから・・・!!」
黄昏の魔王と、相討ち・・・?なら今動いているマギアは何だというのだ?
そもそも、だ。
(・・・マギアって名前は、俺が、独断でつけた名前だぞ・・・?どうしてそれを普通に知ってるんだ)
正直言って意味が分からないことだらけだった。
しかし、確実なことが一つだけある。
「それでも、勝つさ。俺がじゃなく、俺と一緒に勝てばいいんだ。どうして一人で解決しようとする?どうして一人で、別の人格を作るほどに思い悩んで逃避してるんだ、『夜』。そうやって自分に言い聞かせて村に閉じこもった6年間、お前はそれがこれから一生続いてもいいっていうのか?
『夜』。アロマ同様、俺と組まないか?人狼と人間と兎、世界初の異種族同盟としちゃ豪華だがな」
答えようとした瞬間。
洞窟から少し離れたところで土煙が上がった。
「・・・なんだ?」
「あ。まずったわね・・・!錐蟻の仲間じゃないのこれ?」
「・・・・・・!それはあり得るかも。『錐蟻登り』が起きようとしてるのかも・・・」
アロマと依の不穏な発言に呼応したかの如く、それは、起こった。
大地が、丸ごと天に昇った。
比喩ではない。莫大な量の土が岩が砂が上空に吹き飛ばされたのだ。
そして土煙が晴れた時、そこにいたのは、全長100メートルはあるかという巨大な蟻。
王冠のようなものをちょこんと乗せ強烈に大きい翅をばたつかせるその風格は、まさしく女王そのものだった。
「・・・マジで、錐蟻がのぼってきやがったな。ネーミングそのまんまで本当に助かるぜクソッ。アロマ、力押しで倒せそうか?」
「何とも言えないわね。図体がでかいだけならどうとでもなるけど特技を警戒しないとまずい。とりあえず様子を見ることが先決・・・・・・・・・・・・おい」
唖然とするアロマ。これは依もマキナも同様だった。
「あいつら・・・人狼たちが一斉に突撃しようとしてないかあれッ!!」
そこまで遠くない位置にいたマキナ達は走って長老の元へと駆け寄る。
驚いたことにその隣には襲撃してきた男の一人がいた。
先に長老に話しかけられる。不思議な言葉を。
「おぬしら、まだ逃げておらんかったのか?」
「えっ、どういうことだ・・・?」
襲撃犯の一人が代わりに説明をし始めた。
「・・・俺たちは今まで錐蟻様に生贄を出すのを当たり前だと思って生きてきた。でもそこの兎のねーちゃんに言われて俺たちが情けねえことをしてるって気づいたんだよ・・・。こんなんじゃあ妻子にもかっこつけられねえ。これが最後だとしても俺は、いや俺たちは戦うッ!お前らは今すぐ逃げろ」
正直言って、意外ではあった。
アロマがあの時愚痴ったのは、本当に腹が立ったからというだけで説得しようとしているわけではなかったのにだ。
いや・・・もともと罪悪感はあったのかもな・・・。
と、そう考え。助けたいと、そう思った。夜だけではなく人狼たち皆を。
「・・・これは、チャンスだろ」
「「「・・・・・・は?」」」
「本来なら女王錐蟻は飛んで逃げることもするだろうが、今は人狼たちに目が釘付けだ。倒すなら、今までの因縁にけりをつけるなら今この瞬間だけしかねえ。
しかも都合がいいことに、この場には強大な戦力・・・いや仲間がいる。二人もな。
どうする?作戦なら万程あるが俺に指揮を任せてみるか?」
少しの間呆然とマキナを見つめる人狼たちだったが、
「はははははっ!!これも神の導きやもしれぬな!丁度我々には作戦など無かったところだ、任せようではないか人間!女子供は逃がしたが、男の人狼は命をかけて戦うぞ!わしもなっ!」
「おいおい、死なれるのは困るっての。確認したいんだが、アロマの今使える魔法で最大火力はあの甲殻を抜けそうか?」
「・・・そうね。尋常じゃなく生命力を消費する上固定された場所にしか打てないけど当たれば勝てると思うわ」
「構わない。じゃあ夜、毒は効きそうか?」
「・・・・・・切り札は多分効く。でもあの巨体だとすぐには毒は回らないよ?」
「それでいいさ。じゃあさくっと方向性を説明するとだな・・・
マキナの作戦を思い返しながら依は4足歩行で森を駆け抜ける。
(蟻っていうのは体が4つに分かれてる。けど足の付け根だけは同じ位置だからそこの片側に毒を流し込んで横に倒し、頭にアロマが魔法をぶち込む、か。そんなにうまくいくのかな・・・?)
他に人狼たちが足を1本固定するほど弱らせ、その上を依が駆け上がるらしい。
もし。
もし依かアロマが失敗したらどうなるんだろうと、どうしても考えてしまう。
必死に皆で絶望の逃走劇?
打つ手が無くなり全滅?
・・・失敗など、するわけにはいかない。
人狼たちの決意した瞳に、決戦前の勇者様と同じ死を本気で覚悟したものを感じ取ったがために。
人狼たちが攻撃する足に向かって全速力で走り、飛び乗る。
ついでとばかりに踏みしめている女王錐蟻の足に神経毒が付いた爪を立てながら、上を目指す。
『kkiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaii』
と痛みからか女王錐蟻は叫び、暴れようとしているも、依のいる足は動かない。
人狼たちの力によって。
その力強さを肌で感じ取り思わず笑ってしまいながらも、
依は、切り札を切った。
依が扱う毒の種類は多種多様その数は合成まで入れれば数千にまで及ぶ。
しかし。
その中の合成では絶対に作れない異端なものを彼女は生まれた時から持っていた。
むしろそれがなければ『突然変異』した人狼とは言えない程代表的かつ異端な力。
毒と同じように爪から注入できるソレの効果は。
接触した生物の 次 元 を 下 げ る 。
文字通り、盤面通りとはこのことである。
3次元の物を2次元の物に変えてしまうのだから。
暫くするとそれは生きたまま1次元まで落ち、最終的には0次元、無と還す。
遡行毒。
それは忌憚なくここでも完璧な成果を出した。
めきゅり、と摩訶不思議な音を立てながら女王錐蟻の右足3本の付け根が平らになる。
平らに。丁度プレス機で押されたかのように。
がくりと依の乗る女王錐蟻は傾く・・・のだが、倒れない。
まだ毒が足元まで回りきっていないのだ。
もう少し時間がたてば1次元まで落ちるため倒れるだろう。
そう思っていた矢先に、女王錐蟻が翅を羽ばたかせ始めた。
「なっ・・・!まさか上空からってこと?流石にそれはずるいだろ!」
羽ばたき始めた女王錐蟻にマキナとアロマは焦っていた。
「まさかあいつあの巨体に加えて遠距離攻撃できるとか言わねえよな!上から攻撃されたらまずい・・・!」
「落ち着いなさい指揮官!違う魔法に変えた方がいい!?」
「・・・いや、触角だ」
「なにが?」
「昆虫の触角は嗅覚から触覚、更には平衡感覚までも司ることが多い!しかもあいつは前回の錐蟻登りから何十年と暗い地下で過ごしてるんだろ、なら眼が退化していると考えられるっ、だからなんとかあの触角を・・・っ!」
「「分かりましたっ!!」」
え?と後ろを振り返ると、そこには30人ほどの女性から子供までの人狼たちがいた。
「ってえ?逃げろって言われたんじゃ・・・」
「そんなの聞かないよーっだ!」
「私たちも人狼の、フェレスタの一員です!!ならば戦うのがすべきことでしょう!」
そう口々に叫び、女王錐蟻の触角を引っ張り。
バランスを崩させ、地面に引きずり倒した。
(・・・ここまでお膳立てされたのは初めてね)
そう考えるとより一層緊張する。
アロマがそんなことを絶対に口に出すわけがないが。
彼女は今までずっと何かを守るために戦ってきた。
時に自分を。
時に国を。
時に新たな仲間を。
しかし周りに彼女ほど強い敵も味方もいなかった結果、いつでも彼女は一人だった。
仲間ですら、アロマにはかなり遠慮をしていたために。
そして今、アロマは初めて仲間の力というのを思い知った。
(・・・・・・すごいわ。これは。敵がこんな連携してきたら私負けちゃうんじゃないかしら。いや、というか・・・マキナ。敵だったはずの人狼を、夜を、そして私を完璧に作戦に組み込むその能力。うらやましいわね)
少しの嫉妬とこれから仲間が増えることの期待感。
それらが合わさり気分よく、彼女は最強の魔法を放つ。
この世界には9つの属性と、無属性が存在する。
9つすべてを合わせた呪文というのは、実はとても有名で誰でも知っている。
しかし使えない。
何故なら生命力の消費量が天文学的な数値に達しているからだ。
それを。
アロマに限っては可能とする。
煉魔の徴収。
木々が石化するほどに生命力を奪い取り、それを魔法発動の糧とすることで自身の生命力を使わずに魔法を発動する特殊な能力である。
周りの風になびいていた木々の時間が、止まった。
「炎水土木風輝暗空時、9属性混合魔法・・・ッ!」
9 属 性 魔 法
『 絶 葬 刻 印 』
アロマが掲げる右手に魔法陣が光る。
すると女王錐蟻の頭に、漆黒と極光が入り混じる色をした巨大な剣が黒雷と紫炎をまき散らしながら突き刺さった。
まばゆい光などはない。
ただ、世界の空間が削り取られたのではないかと錯覚するほどの深淵色の闇が弾けた。
そのあとに残ったものは何一つとしてなかったが。
そんな極限の魔法を見て依は感心していた。
「へぇ・・・本当に流石はって感じね・・・」
(イレギュラーにも対応してくれる信頼できる仲間・・・か。もしあの時。魔王と一対一で戦うと出て行った勇者様に私がついて行っていたら・・・結末を変えられたのかな)
そう考えて周りで喜ぶ人狼たちとマキナの方を見る。
するとマキナはすっきりとした笑顔で話を振った。
「邪魔は入ったけど、答えを聞いていいか?」
「・・・・・・信じられないよ、そう簡単に・・・」
「そりゃそうか。夜の目的はアロマと違って具体的な次の一歩じゃなく、最終目標の魔王軍打倒だからな」
「・・・けど、そうね。本当にエルフとも同盟を組めたら考えてあげる」
「上から目線が腹立つが、まあなんでもいいさ。どっちにしろエルフには協力してもらわないと他の大国とも駆け引きができないからな」
ふん、と顔を背けた依が突然目をぱちくりしたかと思うとおどおどしたように態度が急変した。
「わ、わたしなんてことを・・・。ごめんなさいごめんなさい、ぼうりょくをふるうなんて・・・っ!」
「記憶が、あるのか・・・?」
「はい・・・。よりとなのる、じぶんっていうふしぎなかんじですけど・・・」
「そうか。依も夜って人狼の一つだから、嫌わないで受け入れてあげてほしいかな」
「・・・・・・!はい。そうします」
話の切れ目を見計らい、人狼たちが集まってくる。
「本当に・・・本当に助かった。夜に、アロマさん、そしてマキナさん。このお礼はもうどうしてよいやら・・・」
「そうですね・・・夜を借りていいですか?彼女には手伝ってもらいたいんです。この世界を平和にするために!」
「ふむ?本人がいいのなら我々が口だしすることではあるまいて」
「・・・はい。わたしはまきなさんといっしょにいきますっ!!」
「それで?これからどうするのよマキナ」
「ああ。この足でエルフの国に行こうと思ってるよ。兎と狼連れて人がエルフの国に行くって中々混沌としたパーティー・・・
冗談を笑いながら言えたのは、ここまでだった。
マキナの視界内のはるか遠くで、蒼い光の柱が上がったのだ。
しかも、ソレイン評議国がある方角に。
勇者たる恵の持つ神器<エクスカリバー>の極光の色違いとでも言えばいいのだろうか。
明らかな異常事態である。
アロマと夜がマキナの方を見て指示を待っていると、マキナはおもむろに目を開け決意した。
「アロマと夜はソレイン評議国に向かってくれないか?俺は一人でエルフと話をつける」
水ぶくれ治らない系自然治癒力極低ハリケーン、そよ風と申します。
痛くはないんですがね・・・。
さてここで問題。今回のお話、何時から書き始めたでしょうか!?
A.昨日の22時
おかしくないですかね・・・完徹ですよもう朝ですやん。
それだけ内容がね、濃いからね。
と他人事で言ってますが、今回から2章終了くらいまでボスラッシュです。
次回はアルティアナがかっこいい回になる・・・はず。
ただテンションが低いとマギアさんとシレーヌの戦いみたいに超雑になるんですよねぇ・・・
あれ読み返してマジでひどいなと思いましたまる
なのでーちょっと遅くてもー生ぬるーい目で見て欲しいなーみたいな~ってあっ、空缶投げないで!だめだめ臼は死ぬからまじで死ぬから!!
そんな一人芝居をして今回は終了です。
ここまで読んでくださった方に感謝を。
突然変異した人たちの特殊な力は各々の種族の力の極大化なのだぜ。
あれ・・・アルティアナの種族ばれちゃうかな?




