FAな落書きいろいろ ※BL閲覧注意
※前半のかたの絵とお作品は、BLとは関係ありません。
BLが苦手な方は後半の◆以降はご覧にならないようにお願いします。
とはいえ、イラストそのものは別にBLっぽくはありません。
こんにちは。
今回は、前回予告していた通りでございます~。
前回と同じツイッ○ーのタグ「#RTの早い5人に落書き投げつける見た人も強制でやる」で、ほかの作家さまへお送りした、つづれによる落書きをご紹介。
あ、「一枚描き直す」とか申しておりましたが、そちらはなかなか描けないもので今回は割愛しました。自作小説のイラストですので、また別枠と致します。リクエストくださったかた、すみません~!
ということで、気を取り直しまして。
まずは、前回絵をくださったにける❤️にけら様へ差し上げた、「星に願う~娘は発達障害でした~」の深町誠司さん。
なんとなんと、前回の更新のときはまだ発表前だったのですが、こちらの作品は今回の第8回ネット小説大賞で最終選考を通過されております。すでに、宝島社さんから書籍化されることが決定しているそうです。
すごい! さすが!
にけさん、本当に本当におめでとうございました。
いわゆるエンターテインメント作品ではなく、重いテーマを真摯に扱った文芸作品なのですが、力と熱量のある小説がこうしてきちんと評価されていることは、例えようもなく嬉しいことです。
にけさんは、これまで拝見してきた中で、とてもひと言では表せないような難しい状況に置かれている登場人物の心や状況そのものをきちんと分析、分解したうえで再構築するという、途方もない作業に挑んでおられる作家さまだなあと思ってきました。尊敬するとともに、自分にはそこまでの域にはいけまいなあという思いもあったり。
イラストについては、もうほんと「落書きで」という指定の気楽さでばばーっと描いてしまってまして……だから、そんなじっくり見ちゃダメ。
ほら、そこのあなた! あなたのことよ!(なんやねんな・笑)
誠司さんは、発達障害のある娘、七緒ちゃんのお父さん。この物語では奥さんであり七緒ちゃんのお母さんである夕子さんが主人公になっていますが、夕子さんは夕子さんで育ってきた環境などから、精神的に非常に不安定になりやすい女性です。
そんな難しいものを抱えた家庭でありながら、ちょっと鈍感めな部分はありつつも、温かくおおらかにまた前向きに、奥さんと娘さんを見守っている優しい優しいパパ。そんなイメージで描かせていただきました。
なんかちょっと、「なんでも許しちゃう」ぐらいな感じになりすぎたかもしれませんが……うへえ。そこは画力の問題です。すんませんー!
◆
さてさて。
ここからはまた別の方の小説の絵になります。
描かせていただいたのは観月さんの作品「運命の隷属」。
鷹司和眞くんです。
「運命の隷属」は、ボーイズラブ作品であり、しかも「オメガバース」と呼ばれているBL界では有名な設定を用いた物語です。
よくわからない方のためにさらっと解説しますと、オメガバースは、一般的な男女の性別だけでなく、それがそれぞれアルファ、ベータ、オメガという性別に分かれて社会が成立しているという世界観全般を指しています。
つまり厳密に言うと、性別が6通りある、ということになるのかな……?
そして男女を問わず、オメガは妊娠が可能になっておりまする。
和眞くんは「アンバーの瞳に金色の頭髪」をもつ「綺族の称号を持つ名門、鷹司家の長男」(原文より)ですが、今のところは生い立ちなどが謎に満ちており、何を考えているのか分からない。そこがなんともミステリアス!
アルファなので当然なのですが、派手でかなりのイケメンという設定。こりゃもう、描いてて楽しくないわけがない!
実は主人公は彼のほうではなく、結城柊くんという黒髪に切れ長の目の美しいオメガの少年なんですが、この子は和眞君の世話係兼お目付け役です。
実は夜のお世話のほうも……っていう、かなり大人な意味での世話係でもありますが、すべてを「仕事」として淡々とこなしている真面目な子です。
あっ! でもいま重大なことに気づきました。
和眞くんの緑色のピアス! 描き忘れてたー!
これ大事なやつー! 今後きっとめっちゃ大事になってくる伏線的な小道具ー!
すみません観月さん……!
ということで、ちょこっと描き足してからアップしようと思います(苦笑)。
ではでは皆さま、ご覧くださりありがとうございました!