佐竹(カラー) BL閲覧注意
冒頭、1ページ目で鉛筆のラフ画でもお目見えしておりました、拙作「白き鎧 黒き鎧」の主人公、佐竹です。
以下、いつものようにまたネタばれやらBL臭い話がてんこ盛りだと思いますので、どうかご注意くださいね。
ああ、やっと彼をカラーで描くことができました。
連載おわって一年以上たってるっちゅうねん! なにしてたんや自分!
っていや、一応毎日、小説の更新をしてたわけですが〜。
こちらは一応、前ページの洋介くん号泣シーンのすぐあとの場面の絵なんですが、このイメージの落差はいったい……(笑)。
本当は時期的に夏服のはずなので、このジャケットは着ていない設定でした。
本文には内藤のスラックスを「グレー」とか書いてますが、これ明らかにグレーじゃないな。どうしよう……(いっそ小説本文をいじろうかと考えてる悪い子がここにいるぞ)。
上着はグレーにしたかったのですが、それで下もグレーだと、どうも絵的に美しくないなあ……と、こういう形になってしまって。いっそ「チャコールグレー」とかにしとこうかしら。
絵描きとしてはよくあることですよね? ね??
さらには、ストーリー上、もっとぼろぼろにやられてて、あちこち破れて血が滲んで……っていう姿のはずなのですが、「まあ物語の扉絵として使うにはそこまでの姿はちょっとね」ということでこういう形に。
ですからこれは、あくまでもイメージ画です。
こちらのページだと、表情などが見えづらいかと思いまして、下はその顔の部分だけを切り取ったもの。
けっこう、厚塗りでがががーっと描いた感じなのですが、やればやるほど変なもんが脳内にどばどばあふれてしまったらしく、どんどん劇画調になってきて、夜中にひとりで笑ってしまいました(笑)。
ありますよね? そういうこと、ありますよね??
近況報告でそう書いていたら、「昔、学校の図書室なんかにあった推理小説の表紙みたいですよね」とおっしゃるかたがいて、「ああ、そうや、それや!!」と膝をうったつづれです。
そうそう、あの明智小五郎シリーズとか!
怪人二十面相とかルパン、ホームズのシリーズなんかが、なんかこんな絵柄だったですよね〜。懐かしい〜。
めっちゃ昭和の香りがするのは、まあ佐竹だから間違ってないっちゅうことで。
冒頭のラフ画はちょっと、もう少し無骨さが足りなかったなあと思っていたので、作者としてはこれで悔いなしです。
内藤が冒頭、「こいつちょっと怖いよ」と思っていたのもご納得いただけるはず!
そして、下の落書きはおまけです。
近況報告で、佐竹の「キャラバトン」なるものをいただいて、それにおこたえしたついでにつけたイラスト。30分もかかってません(笑)。
これまた同一人物とは思えん絵……。
こちらはまあ、ご笑覧くださればと思います。
どうもありがとうございました〜!