表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
漆黒の金時計  作者: 春 ゆみ
第一章  プロローグ
4/16

1-(4) おれとおまえと消えた過去

この小説はフィクションです。

よろしくお願いします。  

 

この話で改稿終わりました!!


 「陰陽師って・・・・・・あの?」

 「そう、あの」

 ユキの目が、つっと下を向いた。

 『言っちゃった』と、顔には書いてある。

 クリフは横に沿ってヒュー、と吹いてみたが、二人の間に流れる重たい空気は取りきれなかった。

 ユキは微動だにせず、クリフのベッドの端あたりを見つめている。

 まぁ、気を取り直そう。



 「でっ、でもさ、それとさっきの早業ってどういう関係があるんだ?」

 クリフは、一番無難な質問をしてみた。

 質問に答えるために、といった感じで、ユキの顔が持ち上がった。

 「えっと、確か陰陽師って占いをしたり、悪い妖怪を倒したりするやつらの事だろ?

 そんな御家柄のおまえが、なんでこんなドイツの学校まではるばるやってきてるんだ?」

 知らず知らずのうちに、クリフの問いかけに熱が入ってしまった。

 クリフの好奇心は来るとこまで来てしまっていたらしい。抑えられなかった。

 「・・・・・・なんか『?』が降り注いでくるのですが。ぼくはどの質問から答えればいいのでしょう・・・・・・?」 ユキはうつむきながら苦笑いした。

 「あ」

 頭が『冷めた』。やばい、勢いで問い詰めすぎてしまった。

 「わりい。つい」

 「はは、大丈夫ですよ」

 ユキは肩をすくめて、ほほ笑んだ。

 

 「で、僕はどの質問から・・・・」

 「えっ、そ、そうだなぁ」

 今度はクリフがうつむく番だった。

 クリフの好奇心から、次から次へと質問が湧いてくる。

 まるで、どこかの売店のお菓子売り場に急に立たされ『はい、この中から好きなお菓子を1つだけ選んでいいよ! 1つだけね!!』そう言われた子供のような、そんな心境だった。

 自分の中では同じくらい一等級のお菓子の中から、どうやったら1番なんて選び出せるのだろうか。

 「えーっと、それじゃあ・・・・・・」正直、困った。

 「・・・・・・まぁ、ユキが話しやすいところからで」

 そういうしかなかった。こうなったらもう、人にゆだねるのが一番だ。

 ユキもそれを察したらしい。

 「・・・・・・わかりました。うーん、そうだなあ」

 クリフはちらっとユキを見ると、ユキは右手の人差指に金時計のチェーンを突っ込んで、クルクル回していた。

 見るからに遊んでいる。

 あれ? それって大切なものなんじゃないの?

 

 「それじゃあ・・・・・・まず、私自身の事から話しましょうか」

 ユキはちらっと、クリフの顔を盗み見た。

 くりくりした目が、いたづらっぽくクリフを見つめている。

 「・・・・・・でも正直なところ、ぼくはクリフ君のことが知りたいのですがね」

 自分が紹介したら、ユキもしてくれるんだな!? クリフの顔が、ぱあっと明るくなった。

 クリフにとっては、おいしすぎる交渉だった。

 「おしきた! 

 おれの名前はクリフ=ハイネ。

 ドイツロサネハイツ院第二学年天文学科所属の、ちょっぴりシャイな男の子です!

 宜しくお願いします!! な!」

 「あっ・・・・・・」もう終わってしまったらしい。「宜しくお願いします。・・・・・・短いよ」

 ユキは深々と頭を下げると、少し下を向いて苦笑した。

 こんな明るくて、さっぱりしてて、単純で・・・・・・。


 もしかして、この人なら・・・・・・


 「まぁ、おれはだいたいこんなもんだ。で、おまえの話は・・・・・・」

 「えーっと」こうなったら仕方無い。約束は約束だ。「・・・・・・少し長くなりますが、それでもいいでしょうか?」

 クリフはひたすら『OKサイン』を送り続けた。

 部屋の中がムシムシしてきた。ユキはなんとなく手で自分を煽ぐと、クリフはすかさず、ユキを煽ぎに行った。

 ―――目がもう好奇心の光でいっぱいだな。

 ユキもクリフを少し煽ぐと、そのまましどろもどろ続けた。

 「さっきも言ったけど・・・・・・、ぼくは安倍家の正式な子孫で、『次代 跡取り第二候補者』なんだ。

 今の名字は『桂』だけど、これは昔、ご先祖様が使ってた隠し名らしくて、今では安倍家の『権威悪用』を防ぐために使ってる。

 これを考えた人には皆、深甚なる謝意を表してるんだよ。シンプルだけど、ものすごく便利なんだ」

 クリフの知らない単語がポンポン出てきた。なんか難しい事言ってるよこの子。

 「・・・・・・へえ。なんか、すげえな」

 「まぁ、聞いた感じはね」

 ユキは笑いながら、すっと目を閉じると「でもやっぱり」とつぶやいて、金時計を握りしめた。きれいな指を持った青年だ。

 「・・・・・・それだけ大きな家だとさ、かなりゴタゴタが多いんだよ」 

 そう、ユキはあまり口を動かさずに付け足した。

 まんざらでもなさそうだ。

 「だろうなあ」

 

 しんみりとしたユキを見て、クリフははっとなった。

 クリフの頭の中で、いろいろな事が交叉した。―――まさかとは思うが・・・・、そんな根拠のない内容ばかりだった。

 

 そんな一族の末裔が、こんなところに来るなんて、もしかしたら余程の理由があるのかもしれない。もしかしたらユキは、その余程な『何か』の為に、ドイツに飛ばされてしまったのかもしれない・・・・・

 

 

 ―――そうだ。

 クリフは思い出した。自分にとっては当たり前すぎて、すっかり忘れ去っていたことだった。

 

 ――――ここに来るやつは大抵、事情持ちだ。


 そう思いながら、クリフは目の前の、スネに傷を持っていそうなルームメイトを盗み見た。

 おれも、ジェンも、フウも、そしてもしかしたら・・・・・・だけど、こいつもなのかもしれない。

 大いに考えられることだ。

 「・・・・・・訊かないんだね」

 むっつりと黙り込んでいたユキが、急にきりだした。

 「え?」

 クリフはぽかんとして、ユキを眺めた。「なにを?」

 「・・・・・・」

 ユキはちらっと、クリフの顔を盗み見た。

 突如、寒気がクリフの身体をおそった。

 その時の彼の眼は、まるで、何か『あらがえないもの』にからめとられて、自分自身で動く事をあきらめたような・・・・・・。

 ユキの眼はそんなふうな、力のない『目』をしていた。


 ユキの目が苦痛にゆがんだ。

 「今まで、この話を聞いた人たちはみんな、『それじゃあ、陰陽師の次代跡取り 第一候補 は誰なんだ』って、必ず訊いたんだよ。

 『そんな権威、力ずくでぶんどればいいじゃないか』って。」

 ユキは首を横に振って静かに訴えた。「・・・・・・そういう、簡単な事じゃないんだよ」

 なぜかクリフには、その時のユキの気持ちが手に取るようにわかった。

 決してクリフは、自分はそんなお高い身分なわけではないし、外国から来たわけでもない。

 でもなぜか、感じるのだ。

 クリフは目の前にいるルームメイトをちらっと見た。

 片手の金時計を見るその彼の眼は、なぜか『今』を見ていない気がした。

 その金時計を通して何か別の事柄を感じ取り、頭の中でリプレイしている。


 あれは他人が見てはいけない領域を、自分の中で鮮明に思い描いている顔だ。

 他人であるおれが踏み込んじゃいけない。

 

 でも・・・・・・・・


 「訊いて・・・・・・ほしいのか?」

 「・・・・・・」

 さっきからそう感じ取れて、仕方なかった。

 

 だが、ユキからの反応はない。

 「ユキ・・・・・・?」

 するとユキはゆっくりと、重たそうな口をひらいた。

 「・・・・・・訊かないでいてくれるなら、その方がいい」

 ごく自然な感情だ。

 

 ふっと、クリフの口からため息がこぼれた。

 「そうか・・・・・・、そうだよな」

 クリフはベッドに深く座りなおした。そう思うのなら、それでいい。

 ユキは、申し訳なさそうに顔を肩にうずめると、まえのめってうなずいた。

 横でその姿を見ていると、こっちまで申し訳なく思えてくる。

 

 「・・・・・・まぁいずれ」

 すると急に、うなだれていたユキが、きりだした。 

 「クリフ君も、第1候補者が誰だか分かることになるし・・・・・・ね」

 どこか一点を見つめていたユキの目が、眼光が急に鋭くなった。

 そのユキの別人のような雰囲気にのまれて、クリフは狼狽した。「そう、なのか?」

 クリフはのりだした。「なんでわかる?」

 「ん、そう・・・・・・ですね」

 ユキは慣れた手つきで金時計のふたを開け、時刻をみた。

 趣深い金の針は今、午後の2時56分をさしている。

 ユキはサッと顔を上げた。

 「……それじゃあ、そのことについて話しましょうか」

 

 ユキはベットの上で足を引き寄せ、『正座』というものをした。その凛とした雰囲気に、思わずクリフは目を見張った。

 たしか以前、『日本人は、なにか真剣に話し合うときに、この体勢をとって神妙に事をすすめる』と、どこかの本で読んだ覚えがある。

 不意に、クリフの喉が鳴って背筋に汗がつたった。


 「突然で悪いのですが、クリフ君」

 窓の外で、ざあっと植え木の枝がなびいた。風がひどくなってきている。

 「あなたは、『千羽鶴』というものをご存知ですか?」

 「せんばづる・・・・・・?」

 「・・・・・・ええ」

 ユキがコクッとうなずいた。

 「折り紙という紙でツルを千羽折って、長い糸でそれらを繋げるんです」

 

 ―ああ、なんか聞いた事がある。

 クリフは、頭の中でモヤモヤと、本に白黒で書かれた殺風景な千羽鶴を、思い描いた。

 

 ―こう、一点から放射線状につながってる『あれ』のことだよな。あれが、一体何だってんだ?

 クリフは首をかしげた。

 「あー・・・、それでは、ここはひとつ、さっきの『早業』を例にとってみましょうか、ね?」

 ユキがにこっとほほ笑んだ。だが、目には依然、陰が落ちたままだ。

 「まぁ、さっきからそのことを訊いてたんだしな。って、あ・・・・・・あれ?」

 そのことを確信すると、突然ぞっと寒気がした。まさか、そんなはずは・・・・・・。

 

 ――――『早業』って・・・・何の話だっけ・・・・・・

 

 「ではまず、ことの現状から」

 そう言いながらパチンと時計のふたを閉じると、さっとクリフの方に向き直った。

 クリフはいまだに、気持ちが整理できないでいた。

 「クリフ君、あなたは先程、大量にプリントを落としましたよね」

 「ああ・・・・・・、落とした、かな?」

 「それは一体、なぜですか?」

 「『なぜ』?」

 キョトンとしてしまった。

 何を言い出すんだ、こいつは。

 「・・・・・・えっと、たしか、突風にあおられて、それでこう、ブワッと舞い上がっちまったから・・・・・・だったっけ?

 たぶん一瞬のことだったんで、どうしようもなかったんだと・・・・・・思う」

 「そうですよね、その通りです」

 ユキは、ひょいっと細くて白い指を一本たてた。

 クリフは少しのけぞった。『その事をよく覚えとけよ』と念を押したようにもみえる。

 

 「クリフ君、あなたは今、『一瞬だった』と言った。『突然で一瞬だった』と。

 間違いないですね?」

 「えっ」そういうふうに念を押されると、かえって不安になってきた。

 「なっ、何言ってんだよさっきから!

 たしかにそう言ったとは思うけど、なんかおれ間違った事言ってるのか?

 やっぱりどこかおかしいか!?」

 不意に一瞬黙り込んだユキが、パッと無邪気な顔をつくった。それを見て、クリフは少し前のめりになった。

 「・・・・・・いえ、おかしくはないですよ。ただ、・・・・・・可笑しかっただけです」

 「は?」

 ユキは少し下を向いて、クスッと笑った。

 「おろおろしてる、あなたの姿が」

 「さっさと本題に入りやがれ」

 「そうなんですよ」

 「?」

 ユキがすうっと息を吸って、クリフと目を合わせた。

 「そうなんです」

 「なっ、なにが……?」

 ユキは少し、間をあけた。ほんの一瞬だったはずだが、クリフが覚悟するには、十分すぎる時間だった。

 「さっきの出来事は、『一瞬』というものがわかりやすい良い例でしたが、実際、世の中の出来事というのは『一瞬の連なり』なんですよ。

 

 時間なんてものは所詮、『一瞬』集まりなんです。

 

 その物事の起点である『瞬間』を崩せば、それの後ろにひっついてる全てが覆る」

 

 『千羽鶴を想像してください』

 

 ―あの時確かに、奴はそう言ったんだ。

 「・・・・・・千羽鶴は、折り紙でできたツルを放射線状につなげた、日本の代表的な民芸品の一つです。

 『放射線状』つまり、どこかであまたの道に、『分岐』している点があるというわけなんです」 

 「は、はぁ……」

 「つまり」と、ユキは続けた。

 「その千羽鶴には、『下に連なっているツル全て』を支える一点があるということなんです。      

 そのうしろの『過程ツル』をぶらさげている、ただ一点の『その瞬間(結び目)』が、ね。

 ……ぼくの言っていること、わかります?」

 「うん、きっついけど」

 ユキが急におろおろし始めた。「わっ、わからなかったら、遠慮なく訊いて下さいね・・・・!?」

 「大丈夫、で? その『結び目』がどうしたの・・・・・・?」

 身振り手振りで弁解するユキが、面白く感じられた。

 「ああ、まぁ、その『結び目』もとい『瞬間』が重要なわけでね。

 先程の早業も、これを使っていたんですよ。」

 

 クリフは、更に前のめりになっていた。

 「要は、『プリントが落ちた瞬間』を『落ちなかった瞬間』に、変えればいいんですよね。

 そこだけをピンポイントで、そうすれば、それにつられて『プリントが落ちてしまった過去』は『落ちなかった過去』になるんです。

 その『起点つながり全てのこと』が、なかったことになるんですよ、あなた自身ももう、分かってるでしょう?」

 「えっ」

 クリフはドキッとした。

 そのユキの端正な笑い顔が、逆に少し恐ろしく見えた。

 ユキはゆっくり、そしてはっきりとクリフに理解させる為に一言ずつ、確実に述べていった。

 「あなたの記憶にはもう、『プリントを落とした過去』はありません。

 もうすでに、思い出せなくなっているはずです。そうでしょう?」

 「・・・・・・」

 本当だ、やっぱり思い出せない。


 「陰陽師とはもともと、『陰陽五行説』という唐から伝来した哲理に基づいて、位の高い方々を占っていた者達の事を言うんです。

 妖怪を滅するようになるのは、もっと後になってからという事をご存じでしたか?」

 クリフは日本のこと全般について、特に詳しいというわけでもなかった。

 「いや、全然」

 「だから、陰陽師の家系は、『時間』関して敏感なんですよ。

 ほら、よく書物なんかで『世の流れが〜』なんて一節見るでしょう? 実はあれ、僕たち陰陽師が起源だって言われてるんですよ」

 

 「かっ、かっけー!」

 決しておせじなんかじゃない。心底そう思ったのだ。自分の人生とはなんて無縁な話なんだろう、クリフはそう思えてならなかった。

 ―世の中には、こんな生き方をしている奴もいたのか。

 「つまり・・・・・・」

 遠くに飛んでいたクリフの心を、ユキの声が引き戻した。

 「陰陽師の僕には少しだけ、『時間』をいじくる能力があるんですよ。でも僕は『過去専門』。陰陽師一人一人によって、少しずつ能力に違いがあるようです」

 ユキは顔を上げると、フウとはまた違った愛嬌のある笑顔でクリフを見た。

 漆黒の髪が、スルッと流れた。

 

 「なにか、ご不明な点は?」

 「えっ、そんなのないない!」

 クリフは両手と首を、ユキの前でブンブン振った。

 「・・・・・・その、ちょっと信じられなかっただけ」

 「そうでしょうね。世の摂理が少しずつ分かってきた今、陰陽道は迷信的だと思われても仕方のないことだと思います」

 ユキは少しさみしそうに便乗して、大きく息を吐きながら天井を見上げた。

 「ぼくでも時々、分からなくなるんですよね」

 「そうなのか?」

 ユキはコクッとうなずくと、顔をクリフの方に向け、困ったようにはにかんで見せた。

 その表情には、何とも言えない哀愁が漂っているように見える。私情を持ち出してすみませんでした、そう言いながらユキはいそいそと足をくずし始めた。

 もう、話はこれで終わりだということだろうか。

 「・・・・・・」

 「・・・・・・」

 そういうことらしい。

 

 「・・・・・・なんか、わるかったな」

 クリフは丁重に頭を下げた。

 「えっそんな、なんでクリフ君が謝るの!? ちょっと長すぎるただの自己紹介だよ」

 まるでその話から逃げるかのように、ユキは時計の蓋をあけて、ちらっと時計を見た。

 時計の動く音が、鮮明に聞こえる。なんだか、心休まる音だ。

 「それにもう3時だからさ。日本では間食の時間で時間的にもキリがいいし、おなかすいてない? 

 かりん糖あるよ」

 「・・・・・・そう言ってくれると、ありがたいな」

 そう言うとクリフは、ごく自然に右手を差し出した。

 ユキはその手を見ると、顔を見上げた。

 「クリフ君?」

 「ルームメイト、どうなるか心配だったけど、おまえで良かったよ。

 こんなおれだけど、よろしくな。ユキ」

 それを聞いたユキの顔が、ふっとほころんだ。

 頬がかすかに紅潮した。

 「・・・・・・こちらこそ。クリフ君みたいな人がルームメイトで、正直安心してたんだ」

 

 二人はお互い顔を見合わせて笑うと、しっかりと手を握った。

 これはどんな物よりも嬉しい『お近づきの印』。

 こうして、夏休み前の部屋替えの日に、おれたちは知り合った。



 

 そして

 


 

これが全ての、始まりだったんだ。

 



 

 


 

 

 

 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ